巨影都市オブ・ジ・エンド   作:銀色の怪獣

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どうも、作者です。

今回は恒例の「ダブルネーミング回」です。

果たして何が『かい』なのでしょうか?というか何が出てくるのでしょうか?

ではどうぞ~

ついでに、後書きでちょっとした雑学を書いているのでよければご覧下さい。


第四十六話 かいなる『巨影』

何気ない平和で当たり前の日常。もし、その平和で当たり前の日常に異形の存在「巨影」が現れたなら・・・

 

 

「そろそろ焼けたかな?」

 

「いいんじゃない?もう動いて(・・・)ない(・・)し」

 

「だな。それにしても・・・この醤油が焦げるニオイがたまんねぇな!」

 

「全くね。じゃあ、そろそろ食べましょう!」

 

「「「いただきまーす!!」」」

 

とある海に面した大都市の外れの海岸から聞こえてくる賑やかな声と、辺り一帯に漂ういい匂い。

見れば、その海岸で若者たちがバーベキューをしていた―――目の前の海で"勝手に"捕まえた海の幸を使って。

と、ここで―

 

「んっ?あっ!コイツ・・・逃げんなよこの野郎っ!!」

 

「どーした?」

 

「あぁ、いや、このサザエが逃げようとしてたんだよ」

 

ふと、焼き上がった海の幸に舌鼓を打っていた若者の一人が足下で動く何かに、壺焼き用に捕まえていたサザエの内の一匹が逃げているの気付いて捕まえた。が、

 

「でもさ、そのサザエってチビじゃね?そんなの食っても腹にたまらねぇって」

 

「そうだな。確かにコイツは小さいし、身も少ねぇな・・・じゃあ、こうすっか(・・・・)!!」

 

逃走を図っていたサザエを捕まえた若者であったが、仲間の一人が言うように逃げていたサザエはかなり小ぶりだった。そのため、若者はその小ぶりなサザエを食べることはしなかった・・・しかし、

 

「そりゃ・・・よっと!!」

 

「おー!ナイスキック!!すっげぇ飛んだなぁ。流石は元サッカー部」

 

「へへっ、だろ?」

 

確かに若者は件の小ぶりなサザエを食べなかった。それどころか海に逃がした・・・が、その際に若者はサザエを蹴り飛ばして海に放り込んだのだ。

 

いくらサザエの殻が堅いとはいえ、小ぶりなサザエが人間に思いっきり蹴飛ばされてはたまったものでは無い。

哀れ、小ぶりなサザエは蹴飛ばされた際の衝撃で殻にヒビが入り、更には内臓にも相当な負荷がかかって瀕死となってしまったのだった・・・

 

 

せっかく海に帰れたのに。

 

せっかく食われずに済んだのに。

 

せっかく生き延びることが出来たのに。

 

人間に捕らえられ、目の前で仲間たちが生きたまま焼かれて食われていく様を、まざまざと見せつけられた一匹の小ぶりなサザエは恐怖から、死にたくないという思いから必死になって逃げようとした―――その思いが天に通じたのか、はたまた努力が天に認められたのか、小ぶりなサザエは人間に食われることなく海に戻れた・・・人間に蹴り飛ばされて瀕死となって仄暗い海の底へ沈んでいくことと相成ったが。

 

―――許さない・・・許さないぞ・・・!!―――

 

仄暗い海の底で瀕死のサザエは自分をこんな目に遭わせた人間たちを、仲間たちを生きたまま焼いて食った人間たちを恨んだ。

 

そんな瀕死のサザエが沈む仄暗い海の底であるが・・・よく見れば無数のゴミが、人間たちが不法投棄した数多のゴミが沈んで海を汚染したくさんのの魚やカニなどの生物を殺しており、中でも特に多く死んでいたのは・・・動きが遅く、酸欠や海水の汚れに弱い「貝」たちであった。

 

―――無念だよなぁ・・・お前たちも人間たちのせいで死んだんだもんなぁ・・・おのれ、人間!絶対に許さないぞ!!―――

 

人間の行いで死んでいった数多くの(どうし)たちの亡骸(かいがら)を見て、瀕死のサザエはよりいっそう人間たちへの恨みを募らせた・・・

 

 

 

 

 

「おーい、この辺でいいだろう。さっさと捨てるぞ」

 

「うーい。でも、いいのかコレ捨てちゃって?もしもバレたらヤバいんじゃないか?」

 

「なに言ってんだよ。バレないため海に捨てるんだろうが。海は広くて深いんだ。捨てても沈んで分かんなくなるって」

 

「それもそうか。よし、じゃあ捨てよう」

 

青い海原に一隻の船が浮かんでいた。そんな船の甲板では二人の作業服姿の男が船に積まれていたドラム缶を、"何か"が詰まったドラム缶を海に次々に放り込んでいた―――この男たちはとある工場で出た産業廃棄物を海に不法投棄しているのだ。

 

「あら、よっと!」

 

「よし、今ので全部だな・・・さっさと帰ろう。海保とかに見つかる前に」

 

「だな」

 

甲板にあった産業廃棄物入りのドラム缶を全て海に捨て終えた男たちは船を走らせ、その場からいなくなったのであった。

 

 

 

 

―――無念だよなぁ・・・お前たちも人間たちのせいで死んだんだもんなぁ・・・おのれ、人間!絶対に許さないぞ!!―――

 

所変わって、とある仄暗い海の底では人間に瀕死にされた一匹の小ぶりなサザエが人間を恨みつつ、迫り来る死の時を待っていた。と、ここで―

 

―――ガゴンッ!ガランガラン・・・ガゴンッ!!―――

 

不意に、仄暗い海底に何かが大量に降ってきた。それは・・・中に大量の産業廃棄物をたっぷりと詰めた無数のドラム缶、もとい人間たちが不法投棄した「ゴミ」だった―

 

 

だが、その「ゴミ」が、ドラム缶が海底に落下した際の衝撃で、ドラム缶の中に詰まっていた産業廃棄物が辺り一帯に漏れ出した時、その漏れ出した産業廃棄物を一匹の小ぶりで瀕死のザザエが吸い込んだとき、サザエの身に異変が起きた。

 

―――シュルゥ・・・シュルゥ・・・シュルゥ!!―――

 

人間を恨むその想いが、その無念が天に届いたのか、はたまた相変わらず愚かな人間たちが海底に産業廃棄物を不法投棄したせい・・・否、不法投棄したおかげ(・・・)か、瀕死であったサザエは瞬く間に生命力に満ち溢れ、更にはあっという間に巨体へ、異形の「巨影」へと変貌したのだった―

 

そして、これを機にして海底に住んでいるが故に人間たちの身勝手に振り回されていた貝たちの、人間たちに「愚鈍だ」と、「矮小だ」と散々罵られていた貝たちの、貝の「巨影」たちによる人間たちへの"逆襲"が始まる―

 

 

 

 

 

 

―――シュルゥ!シュルゥ!!―――

 

―――ドォオオオォォォン!!―――

 

「な、何だありゃ!!?」

 

「ば、バケモンだーーーっ!!」

 

「に、逃げろー!殺されるぞーーーっ!!」

 

ある日、とある海岸沿いにある大都市を巨大で異形の存在が、俗に言う「巨影」が襲撃した。そんな巨影であるが非常に特徴的な姿をしていた。それは―

 

―――シュルゥ!シュルゥ!!―――

 

栄螺(サザエ)の化け物だ・・・!!」

 

誰かが言ったとおり、海岸沿いにある大都市を襲撃したのは・・・触角の先にある目が金色に爛々と輝いている、巨大な栄螺(サザエ)そのものの姿をした巨影だった―――ただしその大きさは普通のサザエなど比較にならない、どころか人間すらもちっぽけに見え、大都市の並み居るビル群に肩を並べそうなほどに巨大なサザエの巨影だった。加えて、

 

―――シュルゥ!シュルゥ!!―――

 

―――ブシュッ!!―――

 

「ぎ、ぎぃやぁああぁっ!?あぁ・・・あ・・・」

 

「う、うわああぁぁっ!?人が、人が・・・溶けた!!?」

 

「あ、アイツが出す液を浴びるな!浴びたら溶かされるぞ!!」

 

件のサザエの巨影は持ち前の巨体で大都市を練り歩いて破壊するだけではなく、触角から液体を、浴びれば人間など骨も残さず溶かす溶解液を乱射して暴れていた。

 

―――シュルゥ!シュルゥ!!―――

 

―――ブシュッ!!―――

 

「ぎ、ぎぃやぁああぁっ!?あぁ・・・あ・・・」

 

「く、来るな!こっち来るなーーーっ!!」

 

「助けて、誰か・・・助け・・・て・・・!!」

 

まさかサザエに殺されるなど、誰もが夢にも思っていなかっただろう。

 

しかし、これは紛れもない現実だ―――動きが鈍く、環境の変化に弱いサザエを、サザエが属する「貝」をさんざん貪り喰らい、彼らが住む海に大量のゴミや汚水を流していた人間共へこのサザエの巨影は、巨影「貝獣 ゴーガ」は復讐にやって来たのだ。

 

そして、その怒りが治まることは―――無いだろう。

 

例え、大都市を全て破壊し尽くし、そこにいる人間を一人残らず溶かし殺しても、ゴーガの怒りが治まる事は―――絶対に無いだろう。

 

―――シュルゥ!シュルゥ!!―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある大都市に巻き貝(サザエ)の巨影「貝獣 ゴーガ」が現れて破壊と殺戮の限りを尽くしていた頃の事だった―

 

―――クゲェエエェェッ!!―――

 

「う、うわぁああぁっ!?何じゃありゃーーーっ!!?」

 

「ば、化け物だーーーっ!!」

 

「に、逃げろーーーっ!!」

 

ゴーガが出現した大都市とは別の大都市に響き渡る人々の悲鳴と、巨大な生物もとい「巨影」の咆哮。

見れば、件の大都市のど真ん中で"ある生物"の巨影が暴れていた。それは―

 

―――クゲェエエェェッ!!―――

 

「ナ、ナメクジの化け物だ・・・!!」

 

「キ、キモい!マジキモい!!」

 

大都市のど真ん中で暴れる巨影の姿を一言で言い表すならば・・・「巨大なナメクジ」だった。

より正確に言えば、確かにパッと見はナメクジであるが、ポッカリと開いた口の周りには無数のヒゲのようなものが存在し、背中には無数のイボがあり、加えてこのナメクジ巨影は何と・・・触角の先にある目から破壊光線を放って暴れていたのだ―――正直言って「普通じゃない」ことは火を見るより明らかだった。

 

―――クゲェエエェェッ!!―――

 

そんな普通じゃないナメクジの巨影、その名も「火星怪獣 ナメゴン」はただひたすらに大都市を破壊し、逃げ惑う人々を虐殺していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う、うわぁああぁぁ!?何だよコレ!!?」

 

「た、助けてーーー!!」

 

「や、止めろー!降ろせ(・・・)ーーーっ!!」

 

とある大都市に貝殻を退化させた貝の一種(ナメクジ)の巨影「火星怪獣 ナメゴン」が現れて暴れていた頃、別の大都市ではとんでもない事が起きていた。

それは・・・大都市にいる人々が空に(・・)向かって(・・・・)吸い上げ(・・・・)られていた(・・・・)のだ。

男も女も、子供も大人も、若者も老人も、小柄な者も大柄な者も、あらりとあらゆる人間が空に向かって、街の上空に突如として出現した「ソイツ」の元へ吸い寄せられいた。

 

―――キィカァアアァァッ!!―――

 

大都市の上空に突如として現れ、道行く人々を吸い上げている犯人、それこそがこの上下逆さまに浮いている巨大な巻き貝のような謎の存在、遠い宇宙からやって来た異星獣(スペースビースト)と呼ばれる存在が、貝などに取り付いて生まれた巨影「ノーチラスタイプビースト メガフラシ」だった。

 

―――キィカァアアァァッ!!―――

 

そして、人間を己の元へ吸い寄せたメガフラシはその巨大な口を開け、吸い寄せた人々を一人残らずその胃の腑へと収めた―

 

 

 

 

 

 

 

 

―――クゥプオオオォォォンッ!!―――

 

「せ、戦車大隊・・・損耗80%!どうやっても怪獣は止まりません!!」

 

「そ、それに、このままのペースで怪獣が破壊活動を続けたら・・・ものの数十分でこの都市は壊滅です!!」

 

「い、一体どうすればいいいんだ・・・!?」

 

とある大都市に異星獣(スペースビースト)が貝に寄生した巨影「ノーチラスタイプビースト メガフラシ」が現れて暴虐の限りを尽くしていた頃、別のとある大都市のど真ん中に突如として非常に特徴的な見た目ととてつもない巨体を持つ巨影が出現し、大暴れしていた。

 

―――クゥプオオオォォォンッ!!―――

 

その巨影の頭部には先端に目がある触角、体は強固な鱗で覆われた爬虫類のような四つん這いの体型、背中には美しい虹色の殻を背負った、まるででんでん虫とワニが合体したかのような奇妙な巨影「虹色怪獣 タラバン」が大都市のど真ん中で暴れて全てを破壊し、タラバン殲滅のために出動した自衛隊の戦車大隊を、持ち前の身長200m・体重20万トンの超スペックで「蹂躙」していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

―――キィイイィ・・・―――

 

とある大都市で陸貝(カタツムリ)とワニが合体したかのような巨影「虹色怪獣 タラバン」が出現して暴れていた頃、別の大都市の上空に、突如として巨大な・・・「二枚貝」が現れた。

ただ、その大きさは78mにも及ぶ文字通りの「巨影」だった。

加えて、件の二枚貝の殻の中にはむき出しになった脳味噌と一対のギョロッとした眼球、そして先端に爪が生えている触手が貝殻の外に伸びているという「不気味」という他に無い姿をしていた。

この不気味すぎる二枚貝の巨影は「円盤生物 ブラックテリナ」といい、ある恐ろしい能力を秘めている。それこそが―

 

「う゛ぁあ゛ああ゛ぁぁっ!!」

 

「ぎ、ぎゃああぁぁっ!!?」

 

「ひ、人殺しー!人殺しよーーーっ!!」

 

「がああ゛ぁぁっ!!」

 

「いやぁーっ!あなた、止めてーーーっ!!」

 

「パパ、止めてよーーーっ!!」

 

ブラックテリナが真上に出現した大都市では人々が互いに傷付け合い、殺し合うという地獄のような光景が繰り広げられていた。

ただ単に近くにいただけで殺し合う。

ただ単に視界に入っただけで襲いかかる。

だけならまだいい―――中には友人や恋人、家族に襲いかかる者、親しいもの同士が襲い合い、殺し合ったりすらしていたのだ・・・

そんな地獄絵図を繰り広げる人々だが、よく見ると体に小さな桜色の貝が付着していた―――そう、この小さな桜色の貝こそが人々を凶暴化させ、殺し合わせている原因にして、巨影ブラックテリナがまき散らした「小型円盤生物 テリナQ」だった・・・だが、互いに理性を失って殺し合ったり、必死で逃げ回ったりしている人々がその秘密に気付くことは不可能だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――キュララァアァ・・・―――

 

「よーし、怪獣は虫の息だ!このままトドメを―――」

 

―――キュララァアァ・・キュララァアア!!―――

 

「えっ―――」

 

各地の大都市に出現し、人々を蹂躙して都市機能を麻痺させ、出動した自衛隊や防衛チームすらも易々と退けて好き勝手に暴れる貝の巨影たち。

そんな中、とある大都市のど真ん中に出現した貝の巨影は他の巨影と違い、自衛隊や防衛チームの攻撃にされるがままであった―――のだが、流石に無数の砲弾などをその身に受けて命の危機を察したのか、今までされるがままであった貝の巨影が吠えた。

その瞬間、辺り一帯の時空が歪んで貝の巨影に向かって放たれた無数の砲弾・・・に加え、貝の巨影を傷付けようとしていた自衛たちや防衛チームがまるごと消え去ったのだ―――時空の彼方へ。

 

―――キュララァアァ・・キュララァアア・・・―――

 

全てが時空の彼方へと消え去り、辺りは静寂を取り戻した。

そんな中、命の危険を免れる事が出来た貝の巨影、一見すれば巻き貝のようであるが頭部や首、前脚はまるでカメのような形をしている「未来怪獣 アラドス」はホッとしたような鳴き声を上げていた。

 

―――キュララァアァ・・キュララァアア・・・―――

 

無数の自衛隊や防衛チームを一瞬にして時空の彼方へと消し去る、という恐ろしい事を容易くやってのけた巨影・アラドス―――だが、実を言えばこのアラドスは非常に大人しくて非好戦的な存在である・・・が、流石に殺意と敵意をむき出しにした大勢の人間たちに攻撃を受ければ、己の身を守るために"当たり前の行動として"外敵を排除しただけだったのだ。

 

 

 

 

 

―――シュルゥ!シュルゥ!!―――

 

―――クゲェエエェェッ!!―――

 

―――キィカァアアァァッ!!―――

 

―――クゥプオオオォォォンッ!!―――

 

―――キィイイィ・・・―――

 

―――キュララァアァ・・キュララァアア・・・―――

 

各地の大都市に現れ、暴れ続ける貝の巨影たち、ゴーガ然り、ナメゴン然り、メガフラシ然り、タラバン然り、ブラックテリナ然り、アラドス然り、その暴れっぷりは、持ち得た能力は目を見張るものがあった。

 

事実、彼らが暴れた大都市は壊滅し、そこにいた人々も壊滅的な被害を受けるかもしくは全滅するほどであった。

 

全ては彼らが人類など足下にも及ばない「巨影」であるが故だ―――例え、彼らが「貝」という人間から見れば矮小な存在であってもだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――バオオオオオオォォォォォォ!!—――

 

だが、人々は知らなかった。この地球(ほし)には、この地球(ほし)深海(ふかいところ)には、ゴーガたちなど足下にも及ばない貝の巨影・・・否、「邪神」が潜んでいることに。

 

―――バオオオオオオォォォォォォ!!—――

 

凄まじい雄叫びを上げ、深海よりその姿を現わした巨大な巻き貝・・・否、巨影「邪神 ガタノゾーア」が全てを"無"へと帰した。

 

全ては、自分たちこそが地球(このほし)の支配者だと思い込み(・・・・)、驕り高ぶった人類たちへの"鉄槌"だったのだ―

 

―――バオオオオオオォォォォォォ!!—――

 




如何でしたか?

ということで、今回は『かい』もとい『貝』の怪獣さんたちに集まって頂きました。

かい→『貝』と『怪』という意味です。

余談ですが、ウルトラシリーズに出てくる貝の怪獣が妙に強い・優遇されている理由はウルトラシリーズのデザイナー、故・成田亨氏が無類の貝好きだからだそうです。
(円谷英二監督は無類のタコ好き、成田亨氏は無類の貝好き・・・何か面白いですね)

ちなみに、成田さんが貝が好きな理由は

「貝は身(体)は余計なパーツが無く、更には背負っている貝殻は複雑に見えるがその実はシンプルでもある、言わば芸術だ。シンプルさと複雑な美が同居する貝こそ、生物界における最高の芸術品ではなかろうか」

という、成田亨氏が信念に掲げる『シンプル・イズ・ザ・ベスト』に繋がるからだとか。


ぶっちゃけ、今回は元々はゴーガだけのお話だったんですけど・・・ゴーガだけだと「短い」わ「地味」だわ「面白くない」わだったので色々と詰め込みました。

というか、最初のザザエやゴーガの辺りで触れていた「貝たちの怒りが~」とか廃棄物とか環境汚染が後半関係ないような・・・まぁ、最後は「アンモナイト=貝(※アンモナイトは"頭足類"です)」であるガタノゾーアが全部片付けてくれたからヨシとしましょう(?)

ただ・・・今回出た貝の巨影のほとんどは"宇宙産"なんですよね。ナメゴンもタラバンもブラックテリナも宇宙の怪獣だし・・・メガフラシはビミョーですな。

ついでに、実はあの「鉄"貝"獣 ガストロポッド」も出そうと思ってましたが、前回出したばっかりなので止めました。

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