もうお前大統領やめたら?   作:

1 / 1
気が狂ったので初投稿です。
どーして安〇総理とトラ〇プのホモ絡みがないのか気になったので書いた。後悔も反省もしている。
作者は文章力ゼロで、しかも話が面白くありません。(現実を元にしているため)←言い訳


もうお前大統領やめたら?

元々、あの国に私は良い印象を持っていなかった。貿易上の赤字、同盟関係の不平等、我が国に工場を作る、などなど。理由は様々にあった。

  だが、私がこの国の大統領になる事が確定した後、あの首相が訪ねてきた事で私の考えは一変した。
  なぜかって? 君たちはあの国の有名な漫画のセリフを知らないのか?

「恋はいつでもハリケーン」


 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※



『そうだなシンジョー。うん。なるほど。……そうか。それで、次はいつ会えるのか……?』


  まるで恋する乙女のように電話をしているあの男は、レジナルド・ジョン・ドランプだ。
  いや、大統領補佐官である私が仮にも我が国の大統領に向かって「あの男」などと言ってはいけないのかもしれないが。

  大統領は、あの首相と話す時にはこうなってしまう。対外的に発表していないものも含めると、1日2回以上は電話をかけているだろう。

  こうなったのも、あの首相が訪ねてきてからだ。恐らく……いや、ほぼ確実に、大統領はあの首相に恋をしている。阿武隈心丈首相に。


 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※


  阿武隈首相は、電話会談のすぐ後に訪ねて来た。
  私は大統領就任が確定し、それなりに忙しかった時期だった。

  初めて秘書から聞いた時は、「我が国に守られていることを理解して、媚を売りにでも来たのだろうか」なんてことまで考えていた。まぁ、端的に言えば侮っていたのだ。


  私の「ドランプタワー」で行われた話は、予想外だった。
  贈り物としてドライバーを貰ったあと、まず話したのは「ゴルフ」についてだった。お互いにベストスコアはいくつだとか、今一番好きなゴルフプレイヤーは誰だとか。

  てっきりこっちは「お願いだから防衛費をこのままにして下さい」なんて言ってくると思っていたのだが、それは侮り過ぎていたのかもしれない。なんてことを考えながらゴルフについて話すだけで、会談は終わってしまった。


  彼が帰った後も、彼の顔が頭から消えなかった。元々考えていた内容や、これからの政策ではなく、彼の顔ばかり思い浮かぶ。


  しばらくしてやっと気づいた。

  自分は恋に落ちてしまったということに。

 ━━━━━━━━━━━━━━

  初めて出会ってから、約一年が経った……にもかかわらず、一向に進展しない。
  あっちの国の「コミケ」というイベントの2日目で売られる本のような展開には全くならない。
  なぜなのか? そういった本やビデオを見てみて出した結論は「イベントが足らない」だ。
  そして、イベントとして私が実行できるのは「誕生日イベント」が分かりやすいだろう。


  彼の誕生日は9/21。そして、その時期には我が国で国連総会がある。これは紛れもなくチャンス! 早速国連に「OHANASHI」をして、我が国の滞在期間と誕生日を被せる。

  さあ、次はpartyの準備だ。



 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※


  困った。本当に困った。阿武隈首相の誕生日と国連総会の昼食会が被ってしまったのだ。当然我が国の恋する乙女(♂)は国連総会の昼食会に「準備があるから出席しない」と言い出す始末。

  少しは1国の主だという自覚を持ってもらえないものか……

  ヒリッピンにも「行きたくない」と言い出しているし……

  だが、ここで愚痴愚痴言っても仕方がない。何とか説得してみることにしよう。


 「大統領、少しお話が」
 「なんだ、補佐官。私は今partyの準備で忙しいのだ。あとにしてくれ」

  溜息が出そうになるが、抑えて続ける。
 「昼食会に出席しないというのは本当でしょうか?」
 「当たり前だ。そんなことはどうでもいい」
  少しも躊躇わずに返答された。胃がキリキリと痛む。早く胃薬を飲まねば。

 「昼食会には阿武隈首相も出席すると思われますが?」
  阿武隈首相、という単語で、大統領はまるで「グルン」という音がしそうな勢いで振り向いた。
 「本当にシンジョーが来るのか?」
 「ええ、ほぼ間違いなく」
 「確認をとる。国連に繋げ」

  私が国連に電話をかけると、こいつは私の手から電話を奪い取り、捲し立てた。
『シンジョー、いや、阿武隈首相が昼食会に来ると言うのは本当か?』
『間違いないんだな?』
『ならば私も出てもいい。但し、席は必ずシンジョ……阿武隈首相の隣にしろ。いいか?必ずだぞ』

  神様、もうこの国駄目です。


 ━━━━━━━━━━━━━━


  国連総会も終わり、阿武隈首相とドランプ大統領は個人的な会談をしていた。
  ホントに、この人の言葉で国が動くとか怖すぎる。阿武隈首相の為に国を滅ぼしかねないからなぁ……

  「その、シンジョー。私はどうしてもヒリッピンに行かなくてはならないのだろうか……」

  ヒリッピンの大統領、メンドーサはかなり阿武隈首相と親しくしている。ドランプの野郎は恐らく「恋敵」などと考えているのだろう。お前よく資産家になれたな。

 「是非行くべきだ。レジナルドとメンドーサはきっとウマが合う」
 「そ、そうか。シンジョーが言うならそうなのだろう。補佐官、ヒリッピン行きの予定を」

  手の平クルックルですねぇ……「既に組んであったのを没にしたのはあんたでしょう」なんてことを言う訳にはいかないので、営業スマイルを貼り付けて快く答える。
 「了解しました」

  はぁ、胃が痛い。





  あのあと、直ぐにメンドーサとバカは会談をした。
  もうあんなやつは「バカ」でいいと思う。

  少し愚痴を聞いてくれ。
  信じられるか? アイツは環境問題とか領土問題とか無視して「単刀直入に聞くが、シンジョーのことをどう思っている?」とか言ったんだよ?

  それでメンドーサは「外交などは抜きに考えて、とても信頼のおける良き親友だと考えている。出来れば今以上の関係になりたい」とか顔を赤らめて話し出したんだぞ?
  この会談は阿武隈首相のこと以外話されませんでした。
  バカとバカが合わさったら重度のバカになる。はっきりわかんだね。


  この世界マジで狂ってんじゃねえの?

  はぁ……ついストレスでおかしくなってしまった……そろそろ胃薬を……

 「マグスター大統領補佐官! 大変です!」
  なんだね? 私は胃薬を飲むことで忙しいのだが……?
「テレビです! 大統領と阿武隈首相の関係性が報道されてしまいました!」
「ふむふむ、そう…………は?」
  思わず胃薬の瓶を落としてしまった。中身はすでに床に散らばってしまっている。

  どうやら、あの大統領(クソホモジジイ)は胃薬すら飲ませてくれないらしい。


 ━━━━━━━━━━━━━━

  結局、その「関係性」というのはバライティー番組で少し話された程度のものだった。
  まぁ、この程度なら大丈夫だろう。

  それよりも、問題がある。
  もうすぐドランプ大統領と阿武隈首相の会談があるのだ。しかも、向こうの国で。

  ああ、あの大統領が問題を起こすとしか思えない。
  しかも向こうの国のemperorとの会談も取り付けたらしい。
  ああ、粗相をして国交が崩壊する未来が見える……

  そろそろ高飛びする準備をすべきだな。うん。





 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※




「大統領、失礼ですがemperorに粗相などありませんでしたよね……?」
  これで、「あった」なんて言われたら速攻で空港へ走る。もう耐えられない
「お義父さんになる相手だぞ。粗相などするわけないだろう」
  は?
  「お義父さん?」

「emperorが首相を任命するのだろう? つまりemperorは首相の親に当たる訳だ」
  違います。
「私と首相は結婚するのだから、当然首相の親は私の『義父』になるだろう?」
  しません。なりません。

「はぁ。で、首相との会談は?」
「今度こそ鶯谷に誘おうと思う。しっかりとシェリー酒も持ったのだからな」

  うん。大統領なんだから新宿行けとか、そもそもお前ら男同士だろだとか、言いたいことは多過ぎるけど、これだけは言える。

「もうお前大統領辞めたら?」


 おわり



「この物語に登場人物、団体、その他名称は一切関係がありません。嘘っぱちです。……ねぇ補佐官。なんでこんなこと言わなきゃならないの? 当たり前じゃん」






※この小説はログインせずに感想を書き込むことが可能です。ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に
感想を投稿する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。