機械仕掛けの白き死神は|宇宙《そら》の夢を見るか?   作:AJITAMA5

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お久しぶりです束さん

 目が覚めると目の前が真っ暗だった。

 

 体も動かないし…。

 

 …僕は死んだのかな?

 

「…りっくん、目が覚めた?」

 

 …聞き覚えのある声、誰のだろう?

 

「りっくん分かる?天災束さんだよ?」

 

 誰のだろう(現実逃避)

 

「小さい頃に束さんと結k「ゴバアァァアァアアァァァアアァアァアァアァ!?」…聞こえてんじゃん」

 

 それだけは駄目ですよ!?恥ずかしくて死にますから!

 

「まあ、小さい頃の話だしもう結婚の約束なんて時効だろうから本題に入るねー」

 

「ババッボバブボバベバァ!(さらっと暴露されたァ!)」

 

 …あれ?声が出ない…

 

「あ、自然治癒増幅用ナノマシン溶液内だから無理しないでね。全身打撲に五か所の骨折、肋骨は二本にヒビだよ?あと丸一日は動けないから勘弁してね?やー、束さんも焦ったよ。りっくんが来たかと思ったら全身に大怪我負ってるんだもん。この前にコレが完成していなかったら死なせちゃってたかも」

 

 …ナノマシンって?

 

『…ナノマシンって?』

 

 !?思ったことが…

 

「おっ、早速使えた?」

 

『束さん、これは一体…』

 

「イメージインターフェースを応用したテレパシーだよ!まいったか!」

 

『いや何がまいったかですか、イメージインターフェース…、IS技術の応用かな?』

 

「あったりー!まあ要約すると体内に侵入したナノマシンが脳味噌とブッピガーンしてナノマシンが脳波をピキィィィィィィンしてイメージインターフェースを通して音声出力してるってわけだよ」

 

『その例えはガン○ムファンの方々にしか分からないと思います』

 

「いいじゃんべっつにー、りっくんには伝わるんだから」

 

『そーですね(白目)』

 

 そんな他愛ない会話(?)をしつつ、僕は部屋の中を見渡す。

 

 束さん謹製のお掃除ロボットに工具セット、資材等がごちゃごちゃに置かれている。

 

 机の上には3年前に兄さんと姉さん、束さんに箒さんと5人揃って撮った写真が写真立てに入れて置かれている。そしてその側には僕が着ていた服が…

 

『束さん』

 

「ん、なーに?」

 

『もしかして僕って今裸…』

 

「下着はそのままだよ?流石にちーちゃんじゃないんだからそれは無いよ~」

 

『アッハイ』

 

姉さんは時々暴走するからなー…

 

………あ。

 

『そう言えば束さん』

 

「んー?なんだい?」

 

『僕がここに来たときISを纏っていましたか?』

 

「纏ってたねぇ」

 

『ISは女性にしか扱えないんじゃ…』

 

「扱えないねぇ」

 

『日本に戻ったら確実に…』

 

「モルモットだねぇ」

 

『やっぱり…夢じゃなかったのか…』

 

 一生表を歩けないじゃないか…

 

 そんな事を思い、俯いていると束さんが下から覗き込んできた。

 

「そんなりっくんに一つ朗報があるよー。一つお願いを聞いてくれれば教えてあげよう!」

 

『是非に、束御姉様☆』

 

「ヘァッ!?」(ブシャァァァァァ

 

『で、教えてくれますか?御姉様』

 

「うん…聞くまでもなくお願いを実行するなんてしかも要求を的確に当てつつそれでいて斜め上を行く発想天災束さんも大満足だよぶいぶい流石束さんのりっくん!いやお嫁さん!いやハニー?女神?女王様?…ああもうどうでもいいとりあえずお嫁さん!このまま式を挙げようそれで帰ったら『ご飯にします?お風呂にします?それともわ・た・し?』『もちろんりっくんだよグヘヘヘヘ』ってやりたい!それで子供は4人!男の子一人に男の娘一人、あと女の子二人!そのあとは子供たちと一緒に世界中を旅して笑いながら過ごすんだ!…でもそれだと時間に限りがあるね!それなら不死身になれば良いじゃない!よぅし!今からエリクシールの研究じゃあ!アハハハハハハハハハハハハハハハハ!コノターンエースゴイヨォ!(錯乱)」

 

『あ、束さん』

 

「なんだい?」

 

『性転換とか言ったら潰しますよ?(変わり身早…)』

 

「大丈夫だよ!小さい頃お父さんが仕えていた家に預けるだけだから!」

 

『へぇ、何と言うところですか?』

 

「更識家だよ!あそこの当主さんにはお世話になってるからね、(………主にお金とか)

 

『大丈夫なんですか?』

 

「束さんに任せなさい!来月には向こうに行くからね!」

 

『わー、全然駄目な気がしないやすげー(棒)』

 

 

 

 

 


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