もしベル君が黒龍に育てられたら   作:シュビィ

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今回は前回の続きです
エイナさんからミノタウロスのことについて
怒られるシーンですが、どうしても
前話で怒られたシーンとかぶってしまい
どうしても変な感じになってしまいましたので
カットしました。自分が文才ないせいで
なんかすいません(泣)


4話 ベルは絶対にやらんぞ‼

ベルside

 

僕が彼女と初めて会ったとき、

凄く懐かしい感じがした。

 

アイズ「私はアイズ、あなたは?」

 

アイズ?それにその綺麗な金髪

透き通るような白い肌、

もしかして?

 

ベル「もしかして、

アイズ・ヴァレンシュタインさんですか?」

 

アイズ「うん、そうだよ?

それよりあなたは?」

 

やっぱり、

そう僕は彼女を知っている。

会ったことがあるわけではない

僕は見たことがあった

ある写真に彼女が写っていたのだ

彼女と彼女の家族が笑いあって

写っている写真を

その写真の裏側に名前も書いてあった

と、そこで彼女は頬を膨らませながら

顔を近づけてきた。

僕は自分が名前を名乗ってない

ことに気付きあわてて名乗った

 

ベル「す、すいません

僕はベルと言います、初めまして

ヴァレンシュタインさん」

 

ア「・・・アイズ」

 

ベル「へ?」

 

ア「アイズって呼んで

私の仲間はみんなそう呼ぶ」

 

ベル「え、でも「いいから」は、はい」

 

なんだか不思議な人だな?

・・・もしかして天然?

 

ア「ところでベル、

さっき「黒龍」って言った?」

 

ベル「え⁉」

 

ヤバイ、思わず口にでてた⁉

いっつもお父さんとの修行で

技名を言いながら戦闘してたから

思わず‼

だって仕方ないじゃん‼

叫んだほうが力入る気がするし‼

というかどうしよう‼

お父さんからもあれだけ

正体ばれるかもしれないから

叫ぶのはやめておけって

言われていたのに‼

とりあえずごまかせるかな⁉

 

ベル「えっ、ななっなんのことですか?

僕はなんにもいってませんよ⁉」

 

ア「言った」

 

ベル「いやだからb

「確かに黒龍の鉄拳って言った」

 

ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、

目が、天然っぽいアイズさんの

目のハイライトが消えてるぅぅぅ‼

そりゃあ自分の家族を殺した

 

<ことになっている>

 

相手の名前だもんね‼

間違えないよね‼

って近い近い近い‼///

顔と顔の隙間が無くなる‼///

《ベルはやらんぞ‼》

お父さん⁉

ギルドでも声聞こえなかったっけ⁉

かなりはっきり聞こえたけど

幻聴なの⁉

 

その時僕の頭の中は

羞恥心、恐怖心、

さらに謎のお父さんの幻聴?

による混乱で、パンク寸前だった

そのなかで僕のとった行動は

 

ベル「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ‼」

 

その場から全力離脱することだった

 

 

 

 

 

アイズside

 

「うあぁぁぁぁぁぁぁぁ‼」

 

逃げられた

そんなに怖かったかな?

黒龍も気になるけど

可愛い子だったな。

髪も綺麗な白髪でもふもふしてた。

・・・撫でたら気持ちいいかな?

 

?side「おい、アイズ‼

ミノタ・ウ・・ロ・・・ス

・・・・なにやってんだお前?」

 

アイ「あっ、ベートさん」

 

気づくとベートさんが立っていて

私を怪訝な目で見てた

そこで私の右手が虚空をなでなで

していたことに気付き、あわてて

手を引っ込めた。

 

ベート「ミノタウロス倒したんなら

フィンに報告に行くぞ」

 

アイ「はい」

 

彼のことも報告しなきゃ

ミノタウロスを拳で

倒したこと、そして

・・・黒龍のこと・・・

 

ベルside

 

その頃ベルは

ベル「うあぁぁぁぁぁぁぁぁ‼」

 

エ「きゃぁぁぁぁぁ⁉」

混乱のあまりかなりの速度で

ギルドのエイナさんにもとまで突っ込み

装備もなしにいきなりダンジョンに

突っ込んだこと含めて

夜まで説教されるのだった。

 

 

ベル「ただいま~」

 

へ「お帰りベル君‼

今日はダンジョンに潜ったんだろ

どうだった?」

 

帰宅後、今日の感想を聞いてきた

ベルは正直にダンジョンのモンスター

が僕を見るなり逃げていったこと

五階層でミノタウロスと

遭遇し、倒したこと。

そしてミノタウロスを倒したところを

見られたためアイズさんに

詰め寄られ、黒龍のことを聞かれたこと

を全部話した。

すると神様は

 

へ「ダンジョン初日から

なにやってるんだい⁉」

 

ベル「はは、どうしましょう?」

 

へ「規格外とはわかってたけど

ミノタウロスを一撃で倒すって⁉

しかもあれだけ秘密だって言ったのに

あっさり聞かれて、詰め寄られるし‼」

 

ベル「すっすいません」

 

へ「まあ、もう終わったことだし

仕方ないけど。きをつけるんだぜベル君

もしばれたら、オラリオに

いられなくなるかも知れないんだぜ?」

 

ベル「肝に命じます‼」

 

へ「よし、ならステイタスの更新

しようぜ?経験値は得ただろうし

もしかしたら何か変わっているかも

知れないよ?」

 

僕は素早く上半身を脱ぎ

ベットに横になる

 

 

 

 

ヘスティアside

 

僕はベル君に股がりステイタス

更新の準備をする

 

さて、ベル君のステイタスは変わるかな?

ステイタス?なのだから

全く変わらない気がするけど

・・・いや、でもあのベル君だぜ?

ランクアップはないだろうけど(フラグ)

何かは変わる予感がする‼

 

僕はベル君の背中に神の血をたらし

ステイタス更新をする

 

全部一気に見るとベル君のステイタスが

かなり変わってたら、受け止めきれる

自信がないし、上から徐々に見ていこう

 

ベル

level2

 

・・・・ん?

ごしごしごし、じー

・・・・・・・・・・ファ⁉」

 

ベル「え⁉どうしました神様⁉」

 

ヘ「どうしたもこうしたもあるか⁉

なんでミノタウロスを倒したとはいえ

1日でランクアップしちゃったのさ⁉」

 

どうしてだ?

確かにベル君は規格外とはいえlevel1、

level2のミノタウロスの経験値は

ランクアップに必要な経験値として

数えられるとは思う。

でも、ベル君自身にとっては

雑魚モンスターにかわりはない。

獲得できる経験値は微々たるもののはず

これでランクアップするはずが・・・

・・・・まさか‼

 

 

【黒龍の加護】

ステイタスに超高補正

状態異常完全無効

早熟する

父への親愛が続く限り効果持続

父への親愛の丈により効果上昇

 

これかぁぁぁぁぁ⁉

この、恐らく経験値をブースト

するこのスキル⁉

確かに半年間一緒に暮らしてきて

お父さんへの好感度が限界突破

しているのは薄々感づいていたけど

まさかランクアップに必要な

例外的な経験値までブーストしたのかい⁉

 

その後全部のステイタスを

確認したが変わっているのは

levelだけであった

・・・いや、だけって言えないけど

levelがあがったことをだけで

すませたくないけれど

 

こうしてこれから悩ませる

問題を想像して頭が痛くなり

ヘスティアはそっと意識を手放した。

 

 

 

 




はい、ベル君ランクアップです
色々と非難も来そうでしたが
ミノタウロスと戦ったあとに
ステイタスをちょっと変えたかったけど
ステイタス全部EX:?じゃん、どう変えるの?
ってなりまして、
特にきっかけになりそうなこともないから
新しいスキルや魔法を覚えるってことも
違和感があったので、結局
ランクアップということになりました
次の話は豊穣の女主人のことを
書こうと思っています
期間があくかもしれませんが
楽しみにしていてくれたら嬉しいです‼
閲覧ありがとうございました‼

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