東方兄妹伝   作:壇幻夢 &天地エリナ

20 / 24
大変長らくお待たせしました
今回は兄sideの自分が書く番だったのですが、受験シーズンと重なってしまい、こっちに手がつけられずにいました
......いやマジですよ?


幻夢その後

幻夢

 

幻夢「ふぅぅぅぅ....」

轟雷「大丈夫ですか?流石にやりすぎです」

幻夢「それ心配してるのかしてねぇのか分かんねぇよ」

 

勇儀との戦闘を終え、すぐの事

勝利したのは、幻夢と轟雷である

 

勇儀「ははは....負けちまったよ...」

轟雷「で、どうしていきなり勝負を仕掛けてきたのですか?」

幻夢「そうだよ、確か`気になった`って言ってたが」

勇儀「言葉通りの意味だ...外から来た外来人に興味を持っただけだよ」

 

なんだ、本当に気になっただけか

てっきりどっかの刺客かと思ったよ

 

幻夢「まぁ、とりあえずた立て、ほれ」

 

そう言って、手を差し出す

 

勇儀「おう、ありがとう」

轟雷「鬼とは気になったらすぐに戦闘を仕掛ける種族なのですか?」

勇儀「殆どがそうだな、すげぇ好戦的なんだよ」

幻夢「そうなのか?そうだとしたら、此処ら一帯更地になってるだろ?良く建物とか普通に残ってんな」

勇儀「そこら辺はしっかり考慮してるさ、力自慢だけが鬼じゃねぇんだ」

 

でも此処ら辺の建物が(俺らの所為で)半壊している事は言わないでおこう

 

勇儀「で?何しに来たんだい?只の観光じゃなかろうに」

幻夢「おっとそうだった、異変解決に来たんだった」

轟雷「あの、この辺りで巨大な化け物を見ませんでしたか?角が生えていて、石柱を持っているのですが」

勇儀「いや、知らねえなぁ、さっきまで寝ててよ、起きて散歩してたらあんたらが目に入ったんだ」

幻夢「Oh......寝起きで良くあそこまで出せるな......」

勇儀「まぁな、力自慢だけが鬼の長所だからな!」

轟雷(さっき言っている事が違うのでは?)

 

勇儀が言ったことに矛盾を感じたが、あえて口にしなかった轟雷であった

 

轟雷「幻夢、そろそろエリナ達と合流を」

幻夢「おう、そうだな、てな訳でまたな」

勇儀「おう!今度はもう一人も連れてこいよ!」

 

と、そんなこんなで話を切り上げ、解散した俺達であった

 

 

 

 

 

 

 

来た道を戻り、エリナ達が向かったであろう道へと進む

 

幻夢「轟雷、こっちで合ってる?」

轟雷「はい、そちらに多数の生命反応があります.......?」

幻夢「ん?どうした轟雷?」

轟雷「あの、異変解決に来た人数は、お燐や幻夢、私を含めて7人ですよね?」

幻夢「そうだな、俺、轟雷、エリナ、スティレット、霊夢に魔理沙、お燐だけど......それが何か?」

轟雷「いえ、生命反応が5つなんです」

幻夢「5つ?お燐がそっちに行ったと「待って〜!」.......無くなったな」

轟雷「無くなりましたね」

お燐「ちょっと!なんで先に行くのさ!」

幻夢「お前がどっか行くからだろ!?何俺達が悪いみたいな言い方してんだよ!」

 

そんな言い争いをしながらも、向こうにいる5人目について考えていた

 

幻夢(異変解決に来たのは6人、そこにお燐が加わってるから7人)

轟雷(そして、私、幻夢、お燐はその7人から外れて行動していますから、向こうが4人のはず)

幻夢(まさか、勇儀みたいな鬼に接触しているとか?」

轟雷(わかりません、たった今、その5人目の生態について調べてみましたけど、やはり情報が少ないです)

轟雷(強いてわかることは体格、しかし、戦えそうな体つきではありませんが......子供?)

お燐「ん?どうしたの?二人してだんまりしちゃって?」

轟雷「幻夢!とりあえず急ぎましょう!」

幻夢「だな!悪いが飛ばすぞ!しっかり捕まれよ!」

お燐「へ?」

 

急に抱えられたお燐は何のことか知らずに、轟雷はコートのポケットに素早く入り込み、俺は上空に飛び、(最近忘れ去られかけていた)スチームを足から噴射し、ジェット機の様に飛んでいった

 

 

 

 

 

 

 

お燐「なんでぇぇぇぇぇぇ?!」

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。