東方煌龍伝   作:架空バトスピ大好き

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どうも、架空バトスピ大好きです!
1ヶ月以上更新してませんでした!ま、受験勉強真っ只中だし仕方ないですね!(笑)たまに勉強に飽きた時は更新のために執筆していきたいと思います!受験勉強も執筆も応援お願いします!
第28話はもう1人の銀河守、もといダークヴルムと仲間になった後のお話です。ここから先の展開はどうなるのか…!?
それではゲートオープン、界放!


第28話「龍星皇への目覚め」

───その日はもう夜となり、静まり返った部屋で、俺は何を考えてるのだろうか…?

守「…」

眠れない、と思って起き上がる。まだ真夜中だ。

守「…眠れない…どうしてだろう…」

少し離れたところでは、ダークヴルムがソファで寝ている。起こすのも悪い、と思い…そっと部屋を出る。

ダークヴルム「…相変わらず気配を消せない馬鹿め…まぁ、俺だから尚更すぐにわかる…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

守「───外に出てみるか…」

ダークヴルムに気づかれてることすら知らずに、海の見える家の外へと向かう。海は静かで、白い月の光は雲もあってか薄かった…

守「…」

外に出ても言葉1つ出ない。この風景を見ていると、知らないうちに涙が出て、()()()()を思い出してしまう。

「眠れないの?」

ふと声が聞こえた。すぐに後ろを振り返る。

守「…アレックス…」

声の主はフードを脱いだ。アレックスだった。

アレックス「守って、意外と涙脆いんだね…」

守「え…あっ…!」

無意識にも涙が流れ続けていた。

アレックス「…僕も悲しいよ…あの2人が死んでしまったのだから…」

守「…仲間を失うって…辛いよ…俺…」

ただただ涙が流れ続けた。いつ止まるかも分からない。

アレックス「…僕も同じ気持ちだよ。これ以上仲間を失いたくない…」

守「…アレックスも怖いか…?」

アレックス「…うん。怖いよ…」

守「…俺は、なぜか分からないけどここにいる…何故…?…うっ…」

静寂が涙をさらに流した。月は雲に隠れながらも、少しばかりの光があった。

アレックス「守…」

守「…俺は…どうしたらいいんだ…」

アレックス「…僕はね、ダークヴルムと同じ世界にいたんだ。」

守「…ダークヴルムと…?」

アレックス「僕…もともとはロロのもとにいたんだけど、ロロの命でダークヴルムのいた世界に行って、ダークヴルムのお供的な形でいたんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───いつだっただろうか。僕が彼と出会ったのは…

僕が学校に行って彼のお供をするような形で、彼と出会った。

アレックス「君が()()()だね?よろしく。」

ダークヴルム「…近づくな…お前と馴れ合うつもりはない。」

彼はまったく僕に近づこうともせず、近づけさせなかった。でも僕は彼を守る、彼を救うために、僕は彼に詰め寄った。

アレックス「ほら、あの鳥を見てよ!ねえ!」

ダークヴルム「ふざけるな。見ても価値のねえものを見ても何にもないだろ。」

アレックス「もう…」

物事に無関心で、態度もめんどくさいという感じを丸出しだったけど、僕の目を見て話してくれてる部分は、確かな優しさが感じられた。

アレックス「…守は、僕のこと嫌い?」

ダークヴルム「そう言ったらお前はどうする?」

アレックス「…君は人間が嫌いなの?」

ダークヴルム「だとしたら、お前は俺を殺すのか?」

ダークヴルムは、確かな人間への憎悪があった。ネガの影響だったからだろうか?

アレックス「…僕は、人間が大好きだよ。」

ダークヴルム「お前…馬鹿なのか?」

アレックス「…?」

ダークヴルム「見てみろ、この風景を。街中至る所に建物が存在する。これは全部人間が作った…人間の何倍もの大きさだというのに、そんなものすら意図も簡単に作りやがる…」

アレックス「…それが不満?」

ダークヴルム「…なら何故お前はそんなに笑顔でいられる…?人間ってのは、恐怖の生き物だな…」

アレックス「…人間を本当に好きになったり、嫌いになったり、怖いって感じたりするには、まずは()()()()()()を知らないとね…!」

ダークヴルム「何…?」

アレックス「だって、今の守からは人間が嫌いって感情が感じられないよ?」

ダークヴルム「じゃあ聞くが、お前は言質だけじゃ信用できないってのか…?」

アレックス「そうじゃないよ。守が嘘をついてるついてないだなんて丸わかりだもん。ふふっ。」

そう言って、僕は彼に笑顔を見せた。

ダークヴルム「…お前の笑顔を見ていると、面倒だが、頭が痛くなる…なんなんだ…お前…?」

アレックス「僕?…僕の名はアレックス。ロロの命により、君の護衛を務めることとなりました。よろしくお願いします。銀河守…へへっ、こんな感じじゃダメかな?」

ダークヴルム「…ロロ…か…そうか。悪いが護衛につかなくていい…寧ろつくな。」

アレックス「…君は人間を嫌ってるせいで余計に人間に嫌われてるよ。そんなの見過ごせないよ。」

ダークヴルム「俺に関われば痛い目にあううとも知らずに…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アレックス「───なんてね、自分で言うのもあれだけど、僕は彼と仲良くなれたと思うよ。」

守「…そうだったのか…俺、そんなことも知らないで、アレックスの仲間を…」

アレックス「…気にしないで。僕は君のしたことが間違いだとは思わないから。」

守「アレックス…」

アレックスが俺を勇気付けようとしてくれたのがとてもありがたかった。するとそこに…

ダークヴルム「…」

アレックス「ダークヴルム…」

守「…どうしたんだ…そんな厳しい顔して…」

ダークヴルムは無言でこちらに来た。

ダークヴルム「…やはり、鈍感なんだな。こっちの俺は。」

守「なにが言いたいんだ…?」

ダークヴルム「…」

ダークヴルムは俺に罵声を挙げたと思ったら、右手に魔力を集中させてた。そして…

ダークヴルム「はぁっ!」

そして魔弾は瞬きを超える速さで俺とアレックスの間をすり抜けた。

?「ぐあっぁ!」

そして後ろで魔弾が当たり、激しい音が聞こえた。そして、魔弾を受けた者の正体が明かされた。

?「ちっ…!何故わかった…!?」

ダークヴルム「甘いなフェンリグ。そんな程度で騙し続けられれば苦労なんてしねえよ。」

その者の正体は、闇輝石六将の一人、フェンリグだった。

守「!?…どうしてわかったんだ…!?」

ダークヴルム「姿を見えなくしても、気配ぐらいは感じ取れる。人間にできない業だと思え鈍感が。」

フェンリグ「くそっ…!やはり()()()()()を恨みたい…!」

ダークヴルム「大方ダイムザークの野郎に一服食わされただろうが、どうやらそれが()()だったな。」

フェンリグ「ちっ…こうなったらてめえら諸共撃ち抜くだけだ!」

フェンリグがデッキを構える。

守「…っ!バトルか…受けて立つぜ!」

アレックス「守…君はまだ…」

ダークヴルム「安心しろ。俺たちならいける。」

守「ダークヴルム…?どういう意味だ…?」

ダークヴルム「力は貸してやる。お前は俺だ…俺ぐらいは使いこなせよ。」

そしてダークヴルムはカードとなり、デッキに入った。

守「…わかった。力借りるぜ!」

アレックス「守…大丈夫なの…?」

守「大丈夫だ!それより、アリスたちの警護を頼む!」

アレックス「…分かった。気をつけてね…!」

アレックスは俺たちのことを気にかけながらアリスたちのほうへ向かう。

フェンリグ「…お前はここで潰してやる。」

守「…みんなは俺たちが守るぜ…!」

「「ゲートオープン、界放!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダークヴルム「───やつはあれでも多くのバトラーを倒してきた猛者だ。気をつけねえと大変なことになるぜ。」

守「…分かった。行くぜ!…ってあれ?」

手札を確認すると、いつものデッキとは違っていることが分かった。。

ダークヴルム「ああ、言い忘れてたが、お前のデッキは、お前が寝てる間に俺が勝手ながら改良させてもらった。」

守「俺が寝てる間にか…!?なんでそんなことを!?あのデッキ気に入ってたのに!」

ダークヴルム「お前と俺、どっちでも扱えるようにしなきゃ面倒なんだよ。だが心配するな。回しやすくはしてあるさ…多分な。」

守「多分なのか…」

フェンリグ「何そこそこ話してる…行くぞ、スタートステップ。」

1ターン目【フェンリグ】

フェンリグ「まずはメカオコ・ジョーを召喚する。」

メカオコ・ジョー《2》レベル2 3000

フェンリグ「続いてバーストをセット。これでターンエンドだ。」

 

・フェンリグ

ライフ:5 リザーブ:0

トラッシュ2 手札:3

バースト:有 手元:0

デッキ:35

 

フィールド:メカオコ・ジョー《2》レベル2 3000

 

2ターン目【銀河守】

守「相手は機獣か…俺のターン!彗星竜サングレーザーを召喚!」

サングレーザー《2》レベル1 3000

ダークヴルム「おい…てめえまさk」

守「アタックステップ!行けっ!サングレーザー!」

サングレーザーが飛び上がる。

守「サングレーザーのアタック時、1枚ドローと、BP3000以下の相手のスピリットを1体破壊!」

サングレーザーがメカオコ・ジョーめがけて炎を吐く。しかし、メカオコ・ジョーは簡単に炎をかき消した。

守「何っ!?」

フェンリグ「失敗したなぁ…下郎。メカオコ・ジョーは俺のバーストがセットされている間、BP比べでも効果でも破壊されない。」

守「BP比べでも、効果でも…破壊されないだと!?」

ダークヴルム「無策にもほどがあるぞお前!ただ低コストのスピリットだからって焼こうと思ってんじゃねえ!てめえの頭はネジがすっ飛んでるのか!?あぁ!?」

守「そ、そんなこと言われたってわからねえよ!そういうのは先に…」

フェンリグ「…やれやれだ。通りでそのデッキを使うのが初めてか。メカオコ・ジョー、ブロックを頼む。」

メカオコ・ジョーとサングレーザーはともにBP3000。だが、サングレーザーのみの破壊となった。

守「くっ…習うより慣れるべきか…ターンエンド…」

 

・銀河守

ライフ:5 リザーブ:《2》

トラッシュ:3 手札:5

バースト:無 手元:0

デッキ:34

 

フィールド:なし

 

3ターン目【フェンリグ】

フェンリグ「はっ、所詮使い慣れんデッキではその程度か。」

守「…まあ、こっから使い慣れていくぜ…!」

フェンリグ「威勢だけは良いな。ネクサス、侵食されゆく尖塔をレベル1で配置。」

侵食されゆく尖塔〔0〕レベル1

メカオコ・ジョー《1》レベル1 2000

守「侵食されゆく尖塔か…厄介なネクサスだぜ…」

ダークヴルム「アレがある限り、コアが戻ってくる。そうなれば、奴のバースト地獄にはまりかねない。」

守「それ…どういうことだ…?」

ダークヴルム「奴の戦い方だ。いくつものバーストでお前を苦しめる。油断したら負けてた、なんてシャレになんねえから警告しておく。」

守「つまり、気づいたらフェンリグの掌の上…ってことか…」

フェンリグ「ターンエンド。さぁ、俺のライフを穿つことができるならやってみろ。」

 

・フェンリグ

ライフ:5 リザーブ:0

トラッシュ:4 手札:3

バースト::有 手元:0

デッキ:34

 

フィールド:メカオコ・ジョー《1》レベル1 2000

侵食されゆく尖塔〔0〕レベル1

 

4ターン目【銀河守】

守「俺のターン。よし、これだな。ネクサス、煌星ラニアケアを配置。」

煌星ラニアケア〔0〕レベル1

守「次に…ダイナモドラゴンの【アクセル】を使い、1枚ドロー!」

ダイナモドラゴンは【アクセル】の使用により、手元に置かれる。

守「よし、これでターンエンドだ!」

 

・銀河守

ライフ:5 リザーブ:《3》

トラッシュ:3 手札:5

バースト:無 手元:1

デッキ:32

 

フィールド:煌星ラニアケア〔0〕レベル1

 

5ターン目【フェンリグ】

フェンリグ「ネクサスを配置しただけか…まあいい。メインステップに入る。シールドマジロ、来い。」

シールドマジロ〔2〕レベル2 6000

フェンリグ「メカオコ・ジョーをレベル2に。」

メカオコ・ジョー《2》レベル2 3000

フェンリグ「アタックステップ。行け、シールドマジロ。」

シールドマジロがのしのし歩いて来る。

ダークヴルム「…シールドマジロは赤と紫の【重装甲】が存在する。下手なマジック打てば殺すからな。」

守「へっ…その一言でライフで受けろって分かったぜ…ライフだ!」

 

守のライフ5→4

 

守「ぐっ…う…」

ダークヴルム「痛がるんじゃねえ。俺が入ってなければ今頃吐血レベルだ。」

守「ああ…分かってる…よし、行けるぜ…!」

フェンリグ「ターン終了…お前のターンだ。かかってこい。」

 

・フェンリグ

ライフ:5 リザーブ:0

トラッシュ:2 手札:4

バースト:有 手元:0

デッキ:33

 

フィールド:メカオコ・ジョー《2》レベル2 3000

シールドマジロ〔2〕レベル2 6000

侵食されゆく尖塔〔0〕レベル1

 

4ターン目【銀河守】

守「俺のターン…来た…!」

フェンリグ「…来るのか。」

守「まずはスター・ブレイドラを召喚!」

スター・ブレイドラ〔1〕レベル1 1000

守「そして!天を裂く炎!響け雷鳴!雷皇龍ジークヴルム(RE)を召喚!」

天地に雷鳴が轟き、ジークヴルムが姿を現す。

ジークヴルム(RE)《4》レベル3 10000

守「自身の効果で、召喚の際にコストは自分のライフと同じ数に!」

フェンリグ「それがお前の分身か…」

守「アタックステップ!ジークヴルムでアタック!」

ジークヴルムが咆哮し、燃える炎を纏う。

守「【煌激突】の効果!相手は可能なら必ずブロックする!」

フェンリグ「ちっ…めんどうだな…これを使わせてもらう。フラッシュ、《煌臨》だ!」

そしてフェンリグのソウルコアがトラッシュに移動する。

守「何っ!?」

フェンリグ「メカオコ・ジョーに、機械戦隊ツキノワグリズリーを《煌臨》!」

【ツキノワグリズリー】〔1〕レベル1 4000

フェンリグ「煌臨時効果に【煌起導:白】を発揮する!」

守「【煌起導】…!?」

フェンリグ「自分の白の(ソウル)バーストを直ちに発動させる!」

守「そんな!?煌臨しただけでバーストを…!」

ダークヴルム「あわてんな。あれは【起導】が煌臨と同時に行われてるもんだと思え。そうすりゃ楽になる。」

フェンリグ「楽にするとでも思うな!Sバースト!要塞騎神オーディーンType-X(RE)!貴様の手札2枚につき、お前のスピリットを1体手札に戻す!」

開かれたバーストからビームが放たれ、ジークヴルムとスター・ブレイドラが手札に返される。

守「くっ、簡単に戻されるなんて…!」

フェンリグ「そして要塞騎神オーディーンType-Xをコストを支払わずに召喚!」

オーディーンType-X〔1〕レベル1 6000

守「ターンエンド…!」

 

・銀河守

ライフ:4 リザーブ:《6》

トラッシュ:2 手札:6

バースト:無 手元:1

デッキ:31

 

フィールド:煌星ラニアケア〔0〕レベル1

 

5ターン目【フェンリグ】

フェンリグ「ふっ、何もできないとな…バーストセット。」

ダークヴルム「相変わらずのバーストの多さだ…てめえは嫌がらせが大の好みみてえだな。」

フェンリグ「はっ、かかっている方が言う台詞とは思えねえぜ。オーディーンType-Xをレベル3に!」

オーディーンType-X〔4〕レベル3 10000

フェンリグ「行くがいい!オーディーンType-X!」

オーディーンType-Xが砲撃の準備に入る。

ダークヴルム「…レベル3のあいつにはすべての色の【重装甲】がある。マジックやアクセルでの突破は不可能だと覚えとけ。」

守「全色の【重装甲】!?そんなのめちゃくちゃすぎるだろ!?…ライフで受ける!」

 

守のライフ4→3

 

フェンリグ「続け!シールドマジロ!奴のライフを狙え!」

守「くっ…」

ダークヴルム「さすがに二回もはキツイだろ…まあ、ライフで受けるほかねえがな。」

守「大丈夫だ…俺はまだいける…お前がいてくれるからな…!受けるぜ…!」

 

守のライフ3→2

 

守「うぐっ…!ダークヴルムがいなきゃ死んでたかもな…!」

フェンリグ「ちっ、めんどくさい奴だ…ターンエンド。」

 

・フェンリグ

ライフ:5 リザーブ:《1》

トラッシュ:0 手札:3

バースト:有 手元:0

デッキ:32

 

フィールド:【ツキノワグリズリー】〔1〕レベル1 4000

シールドマジロ〔2〕レベル2 6000

オーディーンType-X〔4〕レベル3 10000

侵食されゆく尖塔〔0〕レベル1

 

6ターン目【銀河守】

守「行くぜ…俺のターン!再びスター・ブレイドラを召喚!」

スター・ブレイドラ〔2〕レベル2 3000

守「そして!雷皇龍ジークヴルム(RE)を再び召喚する!」

ジークヴルム(RE)〔4〕レベル3 10000

守「アタックステップ!ジークヴルムでアタック!再び【煌激突】!」

フェンリグ「ちっ、ツキノワグリズリー!」

ツキノワグリズリーが仁王立ちで立ち塞がる。

守「この瞬間に!ジークヴルムの【煌激突】の効果!手札の赤のスピリットカードを1枚、ソウルコアをトラッシュに置くことなく煌臨させる!」

ジークヴルムが炎を纏う。それと同時に強力な熱風が吹き荒れる。

守「ジークヴルムに系統:「星竜」を持つスピリットが煌臨するとき、お前のライフを1つ破壊する!」

吹き出る熱風がフェンリグのライフを1つ削る。

 

フェンリグのライフ5→4

 

フェンリグ「畜生…っ!」

そしてジークヴルムは太陽と地球を掲げる星の龍となる。

守「煌臨せよ!第二の星の輝き!瞬き光で闇を照らせ!煌星第二使徒スターゲイズ!」

【スターゲイズ】〔4〕レベル3 16000

フェンリグ「煌星使徒…!?まさかお前が…!」

ダークヴルム「察しが良いな。だがそれが貴様の唯一の利点だな。」

フェンリグ「ちっ…黙れ!」

守「スターゲイズの煌臨時効果!このターンの間、スターゲイズは相手の効果を受けない!」

フェンリグ「くそ…厄介だ!」

守「それだけじゃない!スターゲイズのフラッシュ効果!スターゲイズの煌臨元カード1枚をコストを支払わずに召喚できる!」

フェンリグ「なんだと…!?」

守「見せてやる!俺の手に入れた新たな力!ジークヴルムをもう一度このバトルフィールドに呼び覚ます!」

スターゲイズの右手から、太陽の炎が上がりジークヴルムを象り、ジークヴルムが現れる。

ジークヴルム(RE)《5》レベル3 10000

守「煌臨元を召喚したとき、スターゲイズは回復する!」

フェンリグ「なんだと…!!?」

スターゲイズがツキノワグリズリーを突き飛ばす。その衝撃でツキノワグリズリーは機能停止、破壊となる。

守「もう一度…!」

フェンリグ「させるか!相手による自分のスピリットの破壊後のバースト発動!」

フェンリグのバーストが開く。

守「破壊後のバースト!?」

フェンリグ「重巡機ピーコック・ルーザー!デッキを上から3枚オープンする!」

オープンされたカード:デイブレイク・サード、凍える火山、セイ・ドリガン(RE)

フェンリグ「ふん、上出来だ。セイ・ドリガン(RE)をコストを支払わずに召喚!」

セイ・ドリガン(RE)《4》レベル3 12000

オーディーンType-X〔3〕レベル3→2 10000→8000

フェンリグ「そしてピーコック・ルーザーを召喚。」

ピーコック・ルーザー〔1〕レベル1 6000

オーディーンType-X〔2〕レベル2 8000

ダークヴルム「ちっ…セイ・ドリガンか…」

守「一気に展開してきたな…だがジークヴルムなら…!」

ダークヴルム「よせ。そんなことすれば負ける。死にてえのか?」

守「でもまだライフが…!」

ダークヴルム「セイ・ドリガンはBP13000以下の相手のスピリットすべてを自身にアタックさせてくる…今のフィールドで奴を倒せはしない。」

守「っ!まさか…ここでアタックしたら…」

ダークヴルム「二度も同じこと言わせんな。とにかくここはターンエンドしろ。延命とチャンスを見つけられる…」

フェンリグ「はっ、人間に肩を貸したくせに延命を所望とはマヌケだな、ダークヴルム。」

ダークヴルム「ふん、お前らの趣味の悪い人間殺しに比べたらまだマシなほうだがな。」

フェンリグ「そうか…だが所詮人間はこの世界において悪である!人間が危険な存在だということは分かっている!」

守「人間のどこが危険だって言うんだ!?人間だって世界における一種の生命のはずだ!」

フェンリグ「お前は見ているはずだ!人間の愚かさを!何をしても()()ばかりで!そんな生命に何の価値がある!」

守「…人間に価値がないとでも…?」

 

・銀河守

ライフ:2 リザーブ:0

トラッシュ:0 手札:4

バースト:無 手元:1

デッキ:30

 

フィールド:スター・ブレイドラ〔2〕レベル2 3000

スターゲイズ〔4〕レベル3 16000

ジークヴルム(RE)《5》レベル3 10000

煌星ラニアケア〔0〕レベル1

 

7ターン目【フェンリグ】

フェンリグ「ああ!そうだとも!人間の無価値さ!即ち()()を教えてやる!三度バーストセット!」

ダークヴルム「…来る。」

守「えっ…来るって…!まさか!?」

フェンリグ「バーストセット!人間の愚かさを憎む!アタックステップ!まずはピーコック・ルーザー!やれ!」

ピーコック・ルーザーが発進する。

フェンリグ「煌臨!ツキノワグリズリー!」

ピーコック・ルーザーにツキノワグリズリーが煌臨する。

【ツキノワグリズリー】〔1〕レベル1 4000

セイ・ドリガン〔3〕レベル3→2 12000→9000

フェンリグ「再び【煌起導】!白のSバースト発動!」

ダークヴルム「ついにお出ましか…」

フェンリグ「儚き夢をも破壊し潰す暗黒の武装(よろい)!敵を滅せよ!我が分身!闇輝石六将(ダークストーンズ) 機械獣神フェンリグ!」

異世界の扉が開き、白の闇輝石六将が現れる。

フェンリグ〔2〕レベル2 8000

フェンリグ「その後貴様の手元のダイナモドラゴン!そして煌星ラニアケア、スター・ブレイドラ!手札1枚を指定!」

指定された手札が怪しく白に光る。

守「なっ、なんだ…!?」

フェンリグ「指定されなかったカードすべてをデッキの下に戻す!」

守「!?そんなのありかよ!?」

フェンリグ「黙れ…黙れ!人間に対する憎悪!そして恐怖に跪け!」

デッキ下に戻るカード:ジークヴルム(RE)、スターゲイズ、煌星第八使徒プロテウス、星の砂漠、サングレーザー

守「手札1枚…!ライフで受ける!」

 

守のライフ2→1

 

守「ぐっ…うああっ!!」

フェンリグ「苦しいだろう人間!これが失敗たるもの!そしてこれがお前の敗北につながる!我が分身でアタック!」

フェンリグのアタックと同時に、右胸に怪しく白い炎が上がる。

フェンリグ「【闇奥義・天獄】!自分のフィールドと手元が白のカードのみ、そして4枚以上のとき!貴様のスピリット1体かネクサス1つを手札に戻す!それによって、このスピリットは回復する!」

フェンリグの銃弾がスター・ブレイドラに命中し、スター・ブレイドラは手札に戻される。

ダークヴルム「…やれやれだな。おい、身体貸せ。」

守「えっ…あっ…!?」

身体から自分の魂だけが離れ、ダークヴルムがその身体を依代にする。

ジークヴルム「お、おい!?俺、どうなってんの!?なぁ!?返してくれぇ!俺の身体!」

守「黙ってろ。いちいち助言してても意味はない。」

フェンリグ「変わったところでどうする気だ!?手札1枚で何が…!」

守「リミテッドバリアを使う。これで今のてめえのフィールドにいるスピリットではライフを削ることは不可能だ。」

フェンリグが発砲する。しかし、リミテッドバリアが展開される。

フェンリグ「ちっ…やはりそれを指定したのは失敗だったか…だが!貴様は手札を使い果たした!もう一度アタックだ!ネクサス、煌星ラニアケアを手札に!そして回復!」

ジークヴルム「これで軽減シンボルすら許されない感じか…てか大丈夫なのかこれ…!?」

守「馬鹿が…これだけあれば十分だ。」

フェンリグ「その自信…爆発しそうなほどにムカつくぜ…ターンエンドだ。」

 

・フェンリグ

ライフ:4 リザーブ:1

トラッシュ:《1》 手札:2

バースト:無 手元:0

デッキ:28

 

フィールド:シールドマジロ〔2〕レベル2 6000

フェンリグ〔2〕レベル2 8000

セイ・ドリガン〔3〕レベル2 9000

【ツキノワグリズリー】〔1〕レベル1 4000

侵食されゆく尖塔〔0〕レベル1

 

8ターン目【銀河守】

守「俺のターン。ドロー。スター・ブレイドラ、来い。」

スター・ブレイドラ〔1〕レベル1 1000

フェンリグ「ちっ、まだやるってのか!?もう勝負は決まったものだ!何故だ!?」

守「…お前、さっき言ったよな。人間に何の価値があるのか、ってな。」

フェンリグ「じゃあ人間を嫌った貴様が人間の価値を理解できるのか!?」

守「ああ、分からねえよ。」

フェンリグ「なら何故…!」

守「分からねえ。だがその()()()が生命すべてに共通する価値だ。」

フェンリグ「神秘さ…だと!?ふざけるな!それがすべての生命に共通する価値だと!?馬鹿げている!人間の愚かさを含めてそれを言うのか!?」

守「お前から見た人間ってそんなもんなのか?この世界でただ1つだけ、自分が命を捨ててでも守りたいものがある…友、なんだろ。ジークヴルム。」

ジークヴルム「…!」

守「てめえのその泪は、確かに()()()()()()()()()へのものだった。お前と同じく鈍感な俺でもその程度はわかる。お前のその泪、その思いが、必ず未来を切り開く。その思いこそが人間の本当の価値だ。」

フェンリグ「くだらない!そんなもののためにお前たちは別々の世界で生きてきたのか!?虚弱な貴様らが!」

守「俺のことを虚弱なり何なりと言え。だがこいつは…ネガの嫌った、()というものを追い求め続け、そして今を生きている…誰よりも強い男だ。お前はこいつの足元にすら及ばねえ…虫けらだ。」

フェンリグ「なんだと…!?貴様…!」

ジークヴルム「ダークヴルム…」

守「…ふん、マジック、フェイタルドローをを使う。3枚ドロー。」

そしてダークヴルムは…

守「あとはお前に任せる。存分に暴れてやれ。」

ジークヴルム「…分かった。それと…」

ダークヴルム「あ?何だ…?」

守「…ありがとう。」

ダークヴルム「…感謝はバトルが終わってからにしやがれ。」

守「…ああ!マジック、ビッグバンエナジーを使う!」

フェンリグ「何…!?まだこの状況で何か手が…!?」

守「このターンの間、系統:『星竜』を持つスピリットカードすべてのコストは自分のライフと同じ数になる!」

そして、時は満ちた。

守「そして、召喚!輪廻せよ!生命の炎!紅き星は輝き、道を切り開く!()()()の新たな切り札!煌星龍王メビウスドラゴン!」

回転する炎の輪から、炎を纏った龍王が召喚される。

メビウスドラゴン《4》レベル2 11000

スター・ブレイドラ消滅

ダークヴルム「やれやれ…ついにお出ましだぜ…」

守「アタックステップ!行けっ!メビウスドラゴン!」

メビウスドラゴンの咆哮が轟く。

フェンリグ「血迷ったか…アタックステップ効果でBP14000になったセイ・ドリガンに指定してアタックしなければならないことを知らないのか!?」

守「そんなことない!だから…セイ・ドリガンを破壊させてもらうぜ!BP15000以下の相手のスピリット1体を破壊する!」

メビウスドラゴンの炎の輪がセイ・ドリガンを切り裂く。

フェンリグ「なんだと…!?馬鹿な…!?」

守「カードを1枚ドロー!そしてメビウスドラゴンのレベル2効果!手札の系統:『星竜』を持つスピリットカード1枚をソウルコアを使わずにメビウスドラゴンに煌臨させる!」

メビウスドラゴンの炎の輪が更に大きくなる。

守「煌臨せよ!第七の星の輝き!悪を貫きし光の槍!煌星第七使徒ハイペリオン!」

メビウスドラゴンを炎が囲い、光の槍を構えて、第八の使徒が煌臨する。

【ハイペリオン】《4》レベル2 10000

守「そしてメビウスドラゴンに煌臨した時!煌臨元となったメビウスドラゴンをコストを支払わずに召喚する!」

ハイペリオンの煌臨した瞬間、メビウスドラゴンが天から再び現れる。

メビウスドラゴン《3》レベル2 11000

ハイペリオン〔1〕レベル2→1 10000→5000

フェンリグ「なんだと!?馬鹿な…ありえん…!?」

守「ハイペリオンの煌臨時効果!BP8000以下の相手のスピリットすべてを破壊する!」

ハイペリオンの光の槍は大きさを増し、フェンリグのフィールドにいるスピリットたちを貫いた。

フェンリグ「…俺の…分身まで…!?」

ハイペリオンが光の槍をフェンリグへ向けて突撃する。

フェンリグ「っ!ブロックだ…!シールドマジロ!」BPはこちらが上だ…!」

守「なら超えてみせる!フラッシュ!スター・ブレイドラの【アクセル】!このターンの間、ハイペリオンをBP+3000する!」

ハイペリオン〔1〕レベル1 8000

フェンリグ「…!!」

守「貫け!ハイペリオン!」

シールドマジロの硬い装甲を、ハイペリオンは炎とともに貫いた。

守「行け!メビウスドラゴン!アタック時効果で1枚ドロー!そしてソウルコアをトラッシュに置かずに煌臨!」

メビウスドラゴンにさらなる炎が燃え上がる。

守「煌臨せよ!第五の星の輝き!小さな希望と大きな夢!煌星第五使徒テティス!さらにメビウスドラゴンをノーコスト召喚!」

テティス〔1〕レベル1 3000

メビウスドラゴン《3》レベル2 11000

ハイペリオン消滅

フェンリグ「…!?馬鹿な…こんなこと…!?」

守「テティスの煌臨時効果で1枚ドロー!」

 

フェンリグのライフ4→3

 

フェンリグ「ちぃ…!小賢しい真似を…!」

守「ターンエンド!さあどこからでもかかって来い!」

 

・銀河守

ライフ:1 リザーブ:0

トラッシュ:6 手札:2

バースト:無 手元:2

デッキ:29

 

フィールド:テティス〔1〕レベル1 3000

メビウスドラゴン《3》レベル2 11000

 

9ターン目【フェンリグ】

フェンリグ「ちっ…俺のターン…!マンモカイザーを召喚…!」

マンモカイザー〔2〕レベル2 8000

フェンリグ「召喚時効果!3枚オープン!」

オープンされたカード:ブリュンヒルデ、オオテンタ、ピーコック・ルーザー

フェンリグ「…よし、ブリュンヒルデをレベル3でコストを支払わずに召喚!残ったカードは破棄する!」

ブリュンヒルデ《5》レベル3 12000

フェンリグ「終わりだ…バーストをセットしアタックステップ!やれ!ブリュンヒルデ!ターンに1回回復する!これで終わりだ…!」

守「皆…力を借りるぜ…!フラッシュ!煌星第一使徒アスガルディアの【アクセル】!」

テティス、メビウスドラゴン消滅

守「皆の命を借りた炎!BP12000以下の相手のスピリットすべてを破壊する!」

フィールドに出でる炎は相手のあらゆるスピリットたちを焼き払った。

フェンリグ「な…!?馬鹿な…こんな…!」

 

・フェンリグ

ライフ:3 リザーブ: 《7》

トラッシュ:5 手札:1

バースト:有 手元:0

デッキ:25

 

フィールド:侵食されゆく尖塔〔0〕レベル1

 

10ターン目【銀河守】

守「俺のターン!スター・ブレイドラ!」

スター・ブレイドラ〔1〕レベル1 1000

守「ラニアケアを再び配置!」

煌星ラニアケア〔0〕レベル1

守「そして…これが俺たちのラストカード!」

ダークヴルム「お前に見せてやる。」

守・ダークヴルム「顕れよ!神をも滅ぼす闇の魔龍!光とともに未来を進め!滅神星龍ダークヴルム・ノヴァ!」

闇の暗雲からその姿を現したのは、ダークヴルム・ノヴァだった。

ダークヴルム・ノヴァ(RE)《3》レベル2 8000

守「アタックステップ!行け!スター・ブレイドラ!」

フェンリグ「ちっ…何故だ…!?」

 

フェンリグのライフ3→2

 

フェンリグ「ぐあっ…!?何故これほどの力が…っ?!」

既にダークヴルム・ノヴァは目の前に来ていた。

ダークヴルム「まだわからねえか…?人間だからてめえを倒せるんだよ。」

守「ラストアタック!ダークヴルム・ノヴァ!」

ダークヴルム・ノヴァの黒き炎がフェンリグの2つのライフを削りきった。

 

フェンリグ「こんなことが…うぐっ!ぐわあああっ!!…」

 

勝者:銀河守

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

守「───はぁ…はぁ…勝てた…!」

ダークヴルム「勝ってもらわなきゃ困るんだがな…」

フェンリグ「ぐっ…まさ…か…こ…お…が…!!」

ダークヴルム「はっ…年貢の納め時だな…」

フェンリグ「う…おの…れ…!!うああ…!!」

失敗の断末魔とともに、フェンリグは消え去った。

ダークヴルム「…あの野郎…なんで俺なんかに()()()を…?」




ご視聴ありがとうございました!
第28話はどうでしたか?えっ…?「龍星皇への目覚め」なのにまだあいつ出てない…!?し、知らないなぁ!?(ちゃんと出すのでご安心をを…!)とりあえず、年内ではこれがラストの更新になるかもしれません…もし更新できたらしたいと思いますので、気長に待っていただけると幸いです!
皆さん、超煌臨編第3章が楽しみですね!これまでのXレア投票で選ばれたXレアたちが再録される…しかもリバイバル含むのでとても嬉しいです!あと、ロゴは最初見たときにはダサいなぁ、と思ってたのが金に輝くロゴでこれに思わずカッコいい…!と思ってしまいました!とにかく楽しみです!
さて、次回の『東方煌龍伝』は、銀河守とは別に、ネガと戦う勢力が…その正体はあの輝石の女神。しかしそこに紫の死神が魔の手を伸ばす!
次回、『東方煌龍伝』第29話「死神の狂宴」です!

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