午前中の授業が終わりひかりと直枝は昼食の時間になり、食堂に向かうのであった。
直枝「おいひかり、ここらしいぜ!」
ひかり「わあ!すごーい!」
食堂で見たものはさまざな料理がずっしりと寿司、パン、肉、などの豪華な物がたくさんある。
直枝「すげー!基地に居た頃の飯とはちがって豪華だなー」
ひかり「そうですね!管野さん、早く食べましょうよ!」
ひかりは思わずテンション上げ、食堂で調理する栄養士の人達に頼もうとするが・・・・
?「ちょっと!」
ひかり「え?」
直枝「ん?」
現れたのは金髪のロングヘアーで顔の両方に髪ロールが巻かれた歳上の女子高生、そして後ろには難いのいい、筋肉質がある三つ編みの女性?が付いていた。
?「貴方達・・・・中等部の者?見ない顔だけど転校生?」
ひかり「は・・・・はい!私はか「ふん!」きゃっ!」
ドンッ!
直枝「ひかり!」
ひかりは自己紹介をしようとしたが少女に蹴り飛ばされ、壁に激突した。
直枝「てめえ!何しやがる!!」
?「ふん!貴方達庶民のブロンズが私達ゴールドに楯突く気?」
直枝「何がゴールドだ!そのふざけた態度が気に入らねえんだよ!!」ブンッ
?「力子・・・・」
力子「うす・・・・」
直枝はバカにされたのが 我慢できず少女に殴りかかろうとしたが・・・・
ドンッ!!
直枝「なっ!?」
直枝は驚いた。力子と呼ばれる筋肉質の少女の右腕に鉄とクリスタルで出来た籠手で受け止めたのだった。
力子「専用のヴァルキリーもない奴が我々に逆らうとは・・・・見苦しい!!」バキッ!!
直枝「ぐああっ!」
ひかり「管野さん!」
力子に吹っ飛ばされた直枝はひかりに受け止められた。
晶「ひかり!直枝!」
そこに駆けつけた晶と美香と夕子が現れ、2組の輪に入った。
美香「直枝ちゃん・・・・大丈夫?」
直枝「大丈夫って・・・・あいつら何なんだよ!」
夕子「彼女達は・・・・国立ヴァルキリー学園の高等部2年生ゴールドクラスの人達です・・・・」
ひかり「何なの?そのゴールドとかブロンズって?」
晶「ひかり、あんたらはこの学校に来たばかりだから知らないだろうけど、この学校には三つのクラスに別れているんだよ」
ひかり「三つのクラス?」
夕子「ゴールドクラスはこの世界に出現する敵と戦うため・・・・その敵と戦うための力を持った人達によって構成されたクラスです。そしてシルバークラス、整備などを担当としたクラスでゴールドクラスを支えるために設立されたクラスそして・・・・ブロンズは・・・・」
?「この学園のヴァルキリーに選ばれなかった者達のゴミ箱ですわ!」
ブチッ!
直枝「てめえ・・・・今何つった!!」
ひかり「駄目ですよ管野さん!」
直枝はゴールドの3年生にゴミ呼ばわりされたことに腹が立ち、殴りかかろうとするが、ひかりと晶に止められた。
晶「やめろよ!ヴァルキリーに手を出したら、何するかわかんねーんだぞ!」
夕子「そうです!ここは素直に謝ったほうが・・・・」
直枝「冗談じゃねーーー!!」
「「「!?」」」
ひかり「管野・・・・さん」
直枝「俺はな・・・・ああいう力を自慢するっていう奴が嫌いなんだよ!こんな闘いの経験も浅い奴が調子に乗ってると見てて腹が立つ!!」
直枝は鬼の形相でゴールドクラスの少女を睨み付け、それを見ていた少女はニヤリと笑い出した。
?「だったらこうしましょ?」
ひかり「え?」
?「この私、金井莉愛(かない りあ)は貴方達に決闘を申し込みますわ!」
直枝「なっ!」
ひかり「えっ私も?」
「「えええ!!」」
美香「・・・・・・・・」
ーヴァルキリー生徒会室ー
?「では・・・・今日の会議はここまでとする」
「「「「ありがとうございました!」」」」
生徒会の会議が終了し徐々に自分達の教室に戻っていき一人だけ残った生徒会長の少女は後片付けを終えて教室を出ようとしたとき・・・・
?「会長!氷河院会長!」
雪李「?」
その少女の髪は水色で綺麗なロングヘアーをなびかせ、目は真剣な眼差しで振り向いた。
彼女はゴールドを越えた存在のヴァルキリー・・・・彼女とひかり達との出会いは近い・・・・
to be continued・・・・
今回で思ったこと
トクサツガガガに出てくる獣将王 次のスーパー戦隊だと思った人ってどれくらいだろうと思ってしまう自分
次回もお楽しみに