グレイトジェネレーション ゼロフォウルの野望   作:匠 良心

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ダンテツ「明日から新たなる強き竜の者が誕生する!」


18話 アナザーヒーロー対ゲイツ

司令部『緊急事態!発生!メデューサが東京都千代田区付近に出現!ヴァルキリー!出動せよ!』

 

 

 

 

司令部からの報告に雪李と他のヴァルキリー達が出動体制に入った。

 

 

 

 

雪李「ヴァルキリー1番隊!2番隊!3番隊!出撃するぞ!」

 

 

 

『了解!!』

 

 

 

雪李はBDRにクリスタルウェポンを装着すると周りから冷気が発生し雪李の体は巨大な氷に閉ざされた。

 

 

 

ピシッ!

 

 

バリーーーン!!

 

 

 

雪李の姿は水色のドレスと鎧を合わさった服すこし露出な所があるが両腕は籠手、両足は黒のニーソックスに銀のブーツ、そして頭には3つの水晶が並び立つティアラ、そして武器であるアイスキルレイピアを所持している。

 

 

これがゴールドを越えた存在プラチナクラスの氷河院 雪李のヴァルキリー “ブリザード フェーミナ”である。

 

 

 

 

Bフェーミナ「行くぞっ!!」

 

 

 

ブリザード フェーミナの続きゴールドのヴァルキリー達も出撃した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、ひかり達は金井との戦いに勝利したがメデューサ出現の警報でシルバーからブロンズの生徒は地下のシェルターに避難するよう報告された。

 

 

 

 

晶「おーい!ひかり!直枝!」

 

 

夕子「こっちです!」

 

 

 

ひかり「晶さん!夕子さん!」

 

 

ひかりと直枝は早めに制服に着替え晶達と合流した。

 

 

 

直枝「おい・・・・あいつは」

 

 

ひかり「そういえば、美香ちゃんがいないけど・・・・どこに行ったんだろ?」

 

 

 

晶「美香か・・・・実は試合前になんかお手洗いに行くとか言ってあたしらのクラスに合流してると思ったけどいなかったんだ」

 

 

 

ひかり「そういえば・・・・」

 

 

 

直枝「なんだよ?ひかり」

 

 

 

ひかり「なんか美香ちゃんって生徒会長さんと出会った時、睨むんですよ」

 

 

直枝「睨む?」

 

 

晶「美香が生徒会長を睨むってそんな大それたことなんかみたことないよ・・・・」

 

 

 

夕子「私もです・・・・」

 

 

 

ひかり達が列に並んで喋っているとき先頭にいた女子生徒が大きな悲鳴を上げた。

 

 

 

女子生徒「きゃあああああーーーーー!!!!!」

 

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

直枝「なんだ?」

 

 

 

 

女子生徒「かかか・・・・怪物・・・・」

 

 

 

女子生徒が指を指しているのは体は機械で覆われ色は水色と黄色で覆われたグロテスクな怪物である。

 

 

 

 

女子生徒A「何あれメデューサ?」

 

 

女子生徒B「でもメデューサにしてはすこし違うような・・・・」

 

 

 

 

女子生徒C「兎に角逃げろーーーー!!!!」

 

 

 

 

 

「「「きゃあああああーーーーー!!!!!」」」

 

 

 

 

女子生徒達は一目散に逃げてしまった。

 

 

 

 

ギロッ!

 

 

 

 

晶「おい!アイツ・・・・あたしらを見たぞ」

 

 

夕子「不味いですね・・・・」

 

 

 

 

ひかり「管野さん・・・・」

 

 

直枝「ああ、勇光が戦った・・・・」

 

 

 

直枝が最後のフレーズを言おうとしたその時、

 

 

 

?「アナザーヒーローか?」

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

直枝「なっ?」

 

 

ひかりと直枝は声が聞こえた方向を見るとその目の前には上着からスボンは赤で黒のラインの入った服を着た金髪の男がいた。

 

 

 

 

ひかり「あなたは・・・・」

 

 

 

その男は頭にチーターの耳と思わせる獣の耳が生えていた。

 

 

 

晶「あんた誰だ?ここは男子立入り禁止だぞ!」

 

 

 

夕子「はやく逃げて・・・・」

 

 

 

 

?「逃げるさ・・・・こいつを倒してからな」スッ

 

 

 

 

ひかり「それは!?」

 

 

 

ひかりはその男の懐から出した物に見覚えがあった。勇光総弩が仮面ライダージオウに変身するためのあのベルトだった。

 

 

 

ガチャン!

 

 

≪ゲイツ!≫

 

 

 

ガチャン!

 

 

?「変身!」

 

 

 

その男はジオウと同じ変身で360度まで回転させた。

 

 

 

 

≪ライダータイム!仮面ライダー!ゲイツ!≫

 

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

晶「なんだよ?それ?」

 

 

夕子「・・・・かっこいい」

 

 

 

直枝「てか目がらいだーって平仮名かよ!」

 

 

 

直枝は男が変身したライダーに突っ込みを入れた。

 

 

 

 

ゲイツ「あの姿、装甲と装備を見れば・・・・V2ガンダムか・・・・」

 

 

 

アナザーヒーローの正体はVガンダムの後継機、V2ガンダムのアナザーガンダムである。

 

 

 

アナザーV2ガンダム「ガアアっ!」

 

 

 

ゲイツ「ふん!」

 

 

ガッ!

 

 

ゲイツとアナザーV2ガンダムは取っ組みあった。

 

 

ゲイツ「おい!ここじゃ狭い!あそこでやるぞ!」

 

 

 

アナザーV2ガンダム「ガアア?」

 

 

 

ゲイツ「ふん!」

 

 

 

ドォォーーン!!

 

 

ゲイツは上に向かって天上を破壊しアナザーV2ガンダムを背負って飛び去った。

 

 

 

 

ひかり「あの方角って確か・・・・」

 

 

 

ゲイツはアナザーV2ガンダムを背負って飛び越えた先はコロシアム会場だった。

 

 

 

 

 

 

ゲイツ「ここなら人気もない思う存分やれるだろ?」

 

 

 

アナザーV2ガンダム「ガアアアア!」

 

 

 

アナザーV2ガンダムはビームサーベルを持ってゲイツに接近する。

 

 

ゲイツ「来い!」

 

 

≪ジカンザックス!オノ!≫

 

 

 

ゲイツは時間厳斧 ジカンザックスを所持しアナザーV2ガンダムと対峙する。

 

 

 

ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!

 

 

 

 

ジカンザックスとビームサーベルの攻防に激しさを増す一方、ゲイツは距離を離れあるものを出した。

 

 

 

 

ゲイツ「奴はブーストで放つ光の翼が厄介だな、今回はこれで行くか・・・・」

 

 

 

ゲイツが取り出した物は・・・・ウルトラマンビクトリーのライドウォッチだった。

 

 

 

 

ゲイツはジクウドライバーの左の先端部分にウルトラマンビクトリーのライドウォッチをセットした。

 

 

そしてそれを360°回転させた。

 

 

 

≪アーマータイム!ウルトラマンビクトリー!≫

 

 

 

ガチャン!ガチャン!ガチャン!ガチャン!

 

 

 

仮面ライダーゲイツの胸にはウルトラマンビクトリーの特徴であるVのラインの入ったアーマーが装着され両肩にはウルトラマンビクトリーの変身アイテムビクトリーランスある。そして目にはびくとりーと書かれていた。

 

 

 

 

 

ひかり「あれは・・・・」

 

 

 

直枝「なんだよあれ?」

 

 

 

ひかりと直枝は始めて見るアーマータイムのライダーに驚いていた。

 

 

 

アナザーV2ガンダム「ガアアッ!」

 

 

 

ゲイツ「ふっ!」

 

 

≪ウルトランス!EXレッドキングナックル!≫

 

 

ひかり「腕が変わった!?」

 

 

 

突然ゲイツの右腕が怪獣の拳に変わった。

 

 

 

 

ヒロン「間に合ったヒロ!」

 

 

 

ひかり「ヒロン!」

 

 

直枝「お前いなくなったと思ったら・・・・どこに行ってたんだよ!」

 

 

 

ヒロン「総弩様がいない今、誰か代理の人がいないかDWDに連絡してたんヒロ!そしたら・・・・」

 

 

 

直枝「アイツが来たってのか・・・・」

 

 

直枝はゲイツを見た。

 

 

 

 

アナザーV2ガンダム「ガアアッ!」

 

 

 

ゲイツ「ふっ!」ブオンッ

 

 

 

 

ドォォーーン!!

 

 

 

 

アナザーV2ガンダム「ガアアッ!」

 

 

 

ゲイツのEXレッドキングナックルでアナザーV2ガンダムに炸裂し怒りを燃やしたアナザーV2ガンダムは背中に装備されたブーストで光の翼を発動した・・・・が

 

 

 

 

 

ゲイツ「やられる前にやる!それが俺のやり方だ」

 

 

 

 

≪ウルトランス!キングジョーランチャー!≫

 

 

 

 

EXレッドキングの腕が機械の銃の形へと変わった。

 

 

キングジョー(ランチャー)の装備された形態である。

 

 

 

 

アナザーV2ガンダム「ガアア!?」

 

 

 

ゲイツ「ふんっ!」ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

 

 

 

ドッドッドッドッドッドッ

 

 

 

アナザーV2ガンダム「がああああっ!?」

 

 

 

あまりの強力な力にアナザーV2ガンダムは光の翼を発動することなく吹っ飛んだ。

 

 

 

ゲイツ「終わりだ・・・・」

 

 

 

≪フィニッシュタイム!≫

 

 

 

ゲイツ「ふっ!はっ!」

 

 

ゲイツは反対方向に360°回転させ必殺技を炸裂させた。

 

 

 

 

 

 

≪オメガタイムバースト!≫

 

 

 

ゲイツ「でりゃあああ!!」

 

 

 

ビィィィィーーーーーーーーー!!!!!

 

 

 

 

アナザーV2ガンダム「ギガアアアアーーー!!!!!」

 

 

 

 

 

ドォォォーーーーーーン!!!

 

 

 

 

ウルトラマンビクトリーと同じようにゲイツは両腕を拳にした状態で十字に組みVの黄色の光線を発射しアナザーV2ガンダムを爆散させた。

 

 

 

 

ひかり「やった!」

 

 

 

ひかりは歓喜をあげゲイツのいるところまで降りたそれに続き直枝とヒロンもおりていった。

 

 

 

 

 

ゲイツ「・・・・」

 

 

 

爆散されたアナザーV2ガンダムのライドウォッチが砕かれ代わりにV2ガンダムのライドウォッチが出現した。

 

 

 

 

ひかり「あの・・・・あなたは・・・・」

 

 

 

 

ゲイツ「・・・・」

 

 

 

ゲイツは黙りながら変身を解除した。

 

 

 

そしてそこに立っていたのは髪は金髪で真ん中に黒の部分が含んだ髪をしてその頭のほうにはチーターと思わせる耳が生えていた。

 

 

 

?「俺の名はケビン明坂・・・・DWDからこの世界に派遣された者だ・・・・」

 

 

ひかり「ケビン・・・・さん?」

 

 

 

ケビン「それと・・・・こいつはお前の知りあいなんじゃないのか?」

 

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

ひかりはアナザーV2ガンダムの変身者が倒れている所を発見しそーっと覗いてみると・・・・

 

 

 

ひかり「!?」

 

 

 

 

直枝「おーい!ひかりー!!」

 

 

 

後から駆けつけた直枝達も合流した。

 

 

 

直枝「どーした?ひかり、なんかあったか?」

 

 

 

ひかり「管野さん!この人・・・・」

 

 

 

 

直枝「!?こいつは」

 

 

 

 

 

アナザーV2ガンダムの変身者・・・・そいつはゴールドクラス・・・・金井莉愛であった。

 

 

 

直枝「なんでこいつが・・・・まさか勝負のはらいせとか」

 

 

 

ヒロン「それは違うヒロ!調べた所、契約者のサインである入れ墨がないヒロ!」

 

 

 

契約者のサイン・・・・それはある男と契約すればアナザーライドウォッチをゲットできるが変わりにそれを達成できなかっか場合、死ぬよりも恐ろしい絶望を味わうことなる呪いの入れ墨が施されるのである。

 

 

 

 

ケビン「どうやら・・・・契約者はこの学園の生徒の誰かか・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

一方、コロシアムの会場の裏口にてゲイツの戦いを一部始終見ていた少女がいた。

 

 

 

 

その少女の喉元にはサインが施され、腕にはフリーダムガンダムを模したアナザーライドウォッチを持っていた。

 

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 

 

 

 






次回予告



ひかり「あれ?青い羽?」


美香「私は・・・・あんたが嫌いだ!」




ケビン「変身!」


総弩「・・・・変身」

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