仮面ライダーゲイツことケビン明坂の件と金井の件もあり、ひかりと直枝は廊下で歩いていた。
ひかり「昨日の赤い仮面ライダーさん、すごかったですね」
直枝「それにあいつの頭、ケモノ耳生えていたけどあいつもウィッチなのか?」
ヒロン「違うヒロ!」
突然、ヒロンが現れた。
ヒロン「あれを見てみるとどうやら彼は“ファウナス”ヒロ!」
「「ファウナス?」」
ヒロ「ファウナスは生まれつき動物の耳、角あるいは爪などの特徴を持った種族、とある世界ファウナスは人類と同じ頃あるいはすこし前に出現したと言われているヒロ。ファウナスは人間とほとんど違いはないけど、牙などの恐ろしい特徴によって昔から人間に恐れられ避けられ追いやられた時には殺害されることがあったヒロ」
ヒロンのファウナスに関するに二人は青ざめた。
ヒロン「今も人間とファウナスの溝は深くその後もファウナスは差別され続けているヒロ」
ひかり「じゃああの人も差別とかそういうのに傷つかれているんでしょうか?」
ひかりはケビンのことにすこし同情した。
3年生「おい!そこの1年生!」
「「ん?」」
後ろから3年生のような女生徒が二人に尋ねた。
3年生「生徒会長が君達に話があるそうだ」
ー生徒会長室ー
「「失礼します!」」
雪李「入れ」
生徒会長室の机で座っている氷河院 雪李は二人を待っていた。
雪李「初めまして、私がヴァルキリー学園生徒会長を務めている氷河院 雪李だ。」
生徒会長・・・・最初はロスマン先生のような厳しい人だと思っていたが、綺麗な水色のロングヘアーに穏やかな顔つきに頭にカチューシャを着けた女性が座っていた。
ひかり「雁淵ひかりです!」
直枝「管野直枝・・・・です」
お互い自己紹介を終えた両者は早速と思い本題に入った。
雪李「君達については目良から聞いている昨日のことは災難だったね」
ひかり「いや・・・・それは」
直枝「・・・・全くだ」
直枝はボソリの愚痴を走っていた。
雪李「金井莉愛・・・・奴は親が一流企業の娘ということでクラスの人間を勝手に濡れ衣を着せられそれを決闘でうっぷんを晴らすという趣味の悪い性格の持主なんだが、それを君達が倒すとはこの学園で初めての出来事だ」
直枝「まっあんな奴・・・・俺の敵じゃねーからな」
それを聞いた雪李はそれを質問で返してきた。
雪李「そこで君達に話がある!」
ひかり「え?」
雪李「何故君達がヴァルキリーを使うことが出来たのか?という話をな・・・・」
一方その頃、授業が始まる前、寮の部屋で忘れ物をしてしまった晶が部屋に戻ってきた。
晶「やべー忘れ物!忘れ物!・・・・ん?」
忘れ物を手に取ろうとした時、床に青い鳥の羽根のようなのが落ちていた。
晶「なんだこりゃ?」
晶はその青い羽根を不思議そうに眺めていたその時、
ガチン!
晶「がああっ!?」
突然、晶の背中から何かの衝撃が走った。
雪李「何故君達はヴァルキリーを使いこなせたんだ?」
雪李の剣幕に二人はブツブツと小言で話し合った。
ひかり「管野さん、どうしましょう?」
直枝「バカ野郎、こっちだって知らねーんだぞ!」
ひかり「でも・・・・あっ!」
ひかりはここに来る前に総弩の言っていた言葉を思い出した。
総弩「いいか?もしウィッチだと話したりその関連を話したらどうなるか?殺されると思って喋るんじゃないぞ」
ひかり(この世界の人達は私達ウィッチ受け入れてくれるのかな・・・・でもヘタしたらどうしよう)
雪李「おい、どうしたんだ?」
ひかり「はい!えっと・・・・って」
ひかりは喋ろうとしたその時、突然喋ることをやめたのであった。
なぜなら
雪李「どう「危ない!」きゃっ!?」
ひかりは勢いよく雪李を庇うように体を押さえたその時、
?「ギイイイ!!」
ドゥン!ドゥン!
パリン!パリン!
?「ギイイイ!!」
パリイィィィーーーーーーン!!!
直枝「なんだ?」
ヒロン「あれはアナザーフリーダムガンダムヒロ!」
ひかり達が目の前に現れたのはカラスのような青い翼にMSとはかけ離れた異形の怪物と化したフリーダムガンダムが現れた。
アナザーフリーダム「ギイイイ!!」
雪李「なんだあれは!?まさかメデューサか?」
初めて見るアナザーヒーローにメデューサと勘違いをしていた。
ひかり「生徒会長さん!逃げましょう!」
雪李「いや!ここで逃げてしまえば被害が増える!」
雪李は専用のBDRとクリスタルウェポンを装着した。
直枝「うわっ冷てっ!」
ひかり「急に寒気が・・・・」
ひかり達は初めて見る雪李のヴァルキリーの変身を見て寒気を覚えた。
パリーーーーーーーン!!
直枝「あれが生徒会長のヴァルキリー・・・・」
ひかり「かっこいい・・・・」
初めて見る雪李のヴァルキリー、ブリザードフェーミナの姿を見て心の中で驚愕した。
アナザーフリーダム「ギイイイイイイ!!!」
Bフェーミナ「はああああっ!!!」
ガキイィィィーーーーーーーーーン!!!
ブリザードフェーミナのアイスキルレイピアとアナザーフリーダムのラケルタビームサーベルの激突が始まった。
ガキンッ!
アナザーフリーダム「ぎっ?」
Bフェーミナ「はあああっ!!」
バキッ!
アナザーフリーダム「ギイイイ!」
剣同士が弾かれそれでアナザーフリーダムに隙が生じブリザードフェーミナの回し蹴りが炸裂させた。
アナザーフリーダム「ギイイイ!!」バサッ!
アナザーフリーダムは翼を広げ天井を壊し空から脱出しようとした。
Bフェーミナ「逃がすか!」
ひかり「生徒会長さん!」
直枝「おい!」
ブリザードフェーミナはアナザーフリーダムを追った。
ひかり「管野さん!私達も」
直枝「ああ」
ひかりと直枝もブリザードフェーミナを追おうとしたその時、
シャアアアッ!!
直枝「ひかり!危ねえーー!!」
ひかり「え?きゃあああ!!」
カプッ!
直枝「あああああ!!」
ひかり「管野さん!」
突然、直枝は衝撃が走ったような痛みが流れ、声を上げた。
直枝「くっ・・・・うう・・・・」
ひかり「管野さん!どうしたんですか?管野さん!」
?「あらら・・・・一番トロそうな娘にしようと思ったけど・・・・まさか狂暴な娘を噛んじゃったかしょうがない・・・・」
ひかり「え?」
ひかりは声が聞こえた方向に振り向くとそこにはヴァルキリー学園の制服を来た女子生徒だった。
ひかり「あなたは一体・・・・」
?「あら!あなた、プリキュアを見るのは初めてかしら?」
ひかり「プリキュアってまさか・・・・!?」
少女はふと笑うと制服を掴み脱ぎ捨てた。
?「鋭い牙には毒を持つ・・・・キュアスネーク」
キュアスネーク、まさにギリシャ神話に出るメデューサをモチーフとした存在であり髪の毛の少数に蛇が潜み両腕には剣を持っている。
キュアスネーク「悪いけど・・・・ここは通せんぼさせてもらうよ・・・・」
ひかり「ああ・・・・」
ひかりはキュアスネークの上の蛇に威嚇され少し引きもうダメかと思ったその時、
ドン!ドン!ドン!
キュアスネーク「くっ!」キン!キン!キン!
ひかり「え?これって・・・・」
総弩「雁淵・・・・」
ひかり「勇光さん!」
ヒロン「総弩様!」
ジカンギレード ジュウモードに変換させて撃って出た赤の勇者 勇光 総弩が現れた。
ひかりは総弩が来たことに嬉しさが増しキュアスネークは蛇の舌をちゅるっと出した。
ひかり「勇光さん・・・・管野さんが・・・・」
総弩「わかっている!だから速攻でやる!!変身!」
≪ライダーターイム!カメーンライダー!ジオウ!≫
総弩はジオウに変身しキュアスネークを睨んだ。
そして一方、
ケビン「変身!」
≪ライダーターイム!カメンライダー!ゲイツ!≫
to be continued
次回予告
現れたアナザーフリーダム 迎え撃つブリザードフェーミナそして仮面ライダーゲイツ
そしてアナザーフリーダムの正体、そして黒幕