扶桑の島国から離れた島がある・・・・そこには罪を犯した人間が入ると呼ばれる硫黄島・・・・
その中にある罪を犯したウィッチがそこにいた。
そこはまっ暗闇で朝か夜かもわからない日常に嫌気が指していた。
そのウィッチは頭に考えたことを思うと鎖をガジガジと噛むのであった。
?「大丈夫ですか?」
?「誰だ・・・・?」
ウィッチは外から眺めている人間を睨んだ。
?「そう睨まないでください・・・・私は貴方を解放しに来たのですよ・・・・」
?「解放?」
ウィッチはその人間の言葉に疑問を抱いた。
?「お前・・・・軍の者じゃないな?何者だ?」
?「私は・・・・ゼロフォウルと呼ばれる組織の者です」
?「ゼロフォウル?」
?「はい!私達の組織はありとあらゆる世界の者達が結集した組織、そこに貴方をスカウトしに来たのですよ。都井 千香」
千香「・・・・」
?「かつて貴方は生まれた時からて扶桑で希望の魔女と期待されていたがあなたはとある事件を起こしてしまい魔女の名を剥奪され親から勘当されこの誰もいない硫黄島に監禁されてしまった。」
千香「おい!俺にそんなことを聞かすために来たのか!!」
都井千香は激昂しその人間はまあまあと落ち着かせた。
?「まあまあ、落ち着いてください!まだ話は終わっていませんよ・・・・確か貴方には幼馴染みがいましたね・・・・坂本美緒という娘が・・・・」
千香「美緒・・・・」
都井千香は坂本美緒の名を聞いた時怒りがこみ上げた。
千香「あの木偶の坊・・・・あの事件以来からなんの情報も聞かなくなったな・・・・」
?「その坂本さんが今や扶桑の英雄などリバウとかで大活躍されているらしいですよ・・・・」
千香「なんだと!?」
その人間の言葉にさらに美緒に対する怒りがこみ上げた。
?「見せてあげましょう・・・・」
その人間の手のひらから何やら映像が写し出されそこに写されたのは
千香「美緒・・・・」
扶桑海事変でネウロイと戦う美緒、そしてリバウ、ブリタニア、ロマーニャでの活躍が写し出された。
そして何より千香の怒りが頂点に達した映像がこれだった。
美緒『はーーっはっはっはっはっはっ!!』
千香「!!」
美緒『はーーっはっはっはっはっはっ!!ウィッチに不可能などない!!はーーっはっはっはっはっはっ!!』
千香「・・・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
ガキンッ! ガキンッ!
その時、千香を縛っていた鎖の錠が壊され映し出された坂本美緒に襲いかかった。
ガキイィィィーーーーーーーーーン!!!!
千香「あのアマーーー!!!!俺がいないことをいいことにいい気になりやがってええ・・・・殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!」
怒りあまりに強くあたる千香、それを見たその人間はほくそ笑んだ。
?「そのために貴方を解放しに来たんです!」
その人間は人指し指から光弾を発射し都井千香を閉ざした檻を破壊した。
?「貴方はこの世界を変える力をもっています!だから貴方にこれを差し上げます」
その人間は棒状のアイテムを千香に渡した。
千香「なんだこれは?」
?「それはデスファイナライザー!かつて悪の巨人の息子が使っていたギガファイナライザーをベースに作られた最凶のアイテムこれでウィッチを殺し貴方が来たことをこの世の中に知らしめるんです」
千香「これで世界を・・・・」
デスファイナライザーを手にした千香はみるみる力がみなぎるようにやる気に満ちていた。
千香「面白い!この力で美緒を・・・・世界のウィッチどもに俺の力が最凶だということを知らしめてやる!はーーっはっはっはっはっはっ!!!!」
千香は高笑いしその人間もほくそ笑んだ。
?「ではまず手始めに扶桑に行ってください」
千香「ああ」
?「その国に宮藤一郎が隠された物もある」
坂本美緒の幼馴染みで最凶のウィッチ 都井千香
そして彼女を解放したその人間、
そして宮藤一郎の隠された物とは
次回ネウロイが消えた。ウィッチが殺された。
to be continued