グレイトジェネレーション ゼロフォウルの野望   作:匠 良心

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台風の影響で雨はうざかった・・・・


26話 麒麟槍士の役目

映画村に来た総弩達、そして現れた魔鬼、天邪鬼が現れ戦う総弩達、そして襲いかかる巨大な影、仮面ライダー1号となって戦う総弩、その正体はアナザーカゲスターであり、仮面ライダー1号のライダースラッシュでアナザーカゲスターを倒した・・・・がその正体はなんと・・・・

 

 

 

 

 

 

稲荷一馬「う・・・・うう」

 

 

 

 

 

総弩「稲荷一馬!?」

 

 

 

滝東也「どうなってんだ?こりゃ?」

 

 

 

 

総弩と滝はアナザーカゲスターの正体がなんと稲荷一馬だということに驚き、そこに駆けつけた少女が事情を話そうとしたその時!

 

 

 

 

 

ドオォォォーーーーーーン!?

 

 

 

 

 

はな「きゃあ!?」

 

 

 

 

総弩「くっ!これは」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩の周りから稲妻が走り、その稲妻を出したのは麒麟の頭にその先に鋭い角を槍にし、構えている稲荷一馬がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狛「あなたは!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「稲荷一馬!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稲荷一馬「早くそいつを殺せ!!」

 

 

 

 

 

総弩(なんだあの槍?あの槍には何か禍禍しい物を感じる・・・・)

 

 

 

今、稲荷一馬?の持っている麒麟の槍は黄色というより紫と黒そして赤い稲妻が走り禍禍しくなっていた。

 

 

 

 

 

稲荷一馬?「早くそいつを殺すんだ!!」

 

 

 

 

稲荷一馬?「う・・・・うう」

 

 

 

 

殺そうとする稲荷一馬?そして倒れている稲荷一馬?

 

 

 

これは一体どういうことなのか一同は混乱した。

 

 

 

 

戌居狛「お止めなさい!!」

 

 

 

 

そこに槍を構えた稲荷一馬?と対立したのは倒れている稲荷一馬?を心配した戌居狛であった。

 

 

 

 

 

稲荷一馬?「貴様!!」

 

 

 

 

戌居狛「あなたという人は・・・・どこまで卑劣なことをするのですか!!」

 

 

 

 

稲荷一馬?「黙れ!!」

 

 

 

 

戌居狛「その槍は彼が持つべき物です。あなたのように歪んだ心を持った人はその槍に食べられてしまいます。だから・・・・「うるさい!!」っ!!」

 

 

 

 

 

戌居狛の忠告を稲荷一馬?の怒号で無視した。

 

 

 

 

 

稲荷一馬?「俺はようやく手にしたこの槍でお前達、雷光家の人間どもに復讐できる!!そして俺が魔鬼の王を倒せば俺が英雄だ!!」

 

 

 

 

 

禍禍しい槍を持った稲荷一馬?それを高笑いし総弩達に向けて攻撃を放った。

 

 

 

 

 

 

稲荷一馬?「くらえ!!爆雷!!崩落!!」

 

 

 

 

 

 

ゴロゴロゴロゴロ!!

 

 

 

 

 

総弩「こりゃやべえな・・・・」

 

 

 

 

はな「え?」

 

 

 

 

ハリー「なっなんや?」

 

 

 

 

 

戌居狛「みなさん!早く逃げて!!」

 

 

 

 

稲荷一馬?「遅い!!」

 

 

 

 

ドオォォォーーーーーーン!!

 

 

 

 

総弩「なっ!?」

 

 

 

はな「めちょっく!!」

 

 

 

 

雲から落ちてきた紫色の雷が総弩達に落とされようとしたその時、

 

 

 

 

シュンッ!

 

 

 

 

 

ドオォォォーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稲荷一馬?「逃げられたか!?」

 

 

 

開春「おーーい!一馬!!」

 

 

 

 

そこに遅くやって来た開春が現れた。

 

 

 

 

開春「はあ はあ はあ、まったく!俺が金閣寺で事情聴取してるときにいなくなるんだからってなんじゃこりゃ!!」

 

 

 

 

開春は金閣寺で目撃した人達と事情聴取してるときに総弩達は一足先に映画村に向かったので開春はまだ稲荷一馬?の正体を知らないのであった。

 

 

 

 

稲荷一馬?「実は魔鬼達が現れて彼らはその餌食にされてしまいました・・・・」

 

 

 

開春「な!ななな何ーーーー!!!!」

 

 

 

 

稲荷一馬?の言葉に開春は驚愕とショックで腰を落とした。

 

 

 

 

 

開春「ちくしょう・・・・もう少し行けばあいつらも助けることが出来たのに・・・・」

 

 

 

 

開春は涙ぐんで拳を地面に当てた。

 

 

その時、稲荷一馬?の口がニヤリと笑い悲しい顔を作り上げてこう言った。

 

 

 

 

 

稲荷一馬?「でも魔鬼の行き先はわかってます。どうやらやつは“雷光寺”に向かうはずです。」

 

 

 

 

開春「雷光寺?確かそこは・・・・」

 

 

 

 

 

稲荷一馬?「善は急げ!行きましょう!!」

 

 

 

 

開春「あーーーーちょっと待ってくれ!!」

 

 

 

 

 

 

稲荷一馬?(魔鬼が来るという噂を利用して雷光寺の奴等を皆殺しにする・・・・そして後は)

 

 

稲荷一馬?は不適な笑みをしながら雷光寺へと向かったそれを追った開春はまだ何も知らない・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「う・・・・うう・・・・ここは」

 

 

 

滝東也「真っ暗闇で何も見えねえ!?」

 

 

 

 

はぐたん「びえええ!!」

 

 

 

ハリー「あー!はぐたん!大丈夫やで!」

 

 

 

はな「怖いよーー!!」

 

 

 

 

稲荷一馬?の攻撃をくらうかと思った総弩達、だが総弩達の前に現れた人物が総弩達をこの真っ暗な闇の所に避難させた。

 

 

 

 

 

?「お嬢様・・・・今、灯りをつけます!」

 

 

 

 

パッ!

 

 

 

 

総弩「おっ明るくなった!」

 

 

 

 

戌居狛「まあ!九!」

 

 

 

九「ご無事で何よりです!」

 

 

 

 

戌居狛の前でお辞儀をする狐の面を被った女性の忍者、つまりくノ一がいた。

 

 

 

 

総弩「あんたは・・・・」

 

 

 

九「お嬢様に向かって!!なんたる無礼な!!」

 

 

 

総弩「げっ!」

 

 

はな「めちょっく!?」

 

 

 

 

九が懐からクナイを取りだし戦闘体制に入った。

 

 

だが

 

 

 

 

戌居狛「お止めなさい!!九!この人達は悪い人ではありません!!クナイを下ろしなさい!!」

 

 

 

 

九「は・・・・すいませんでした」

 

 

 

 

戌居狛に怒られた九は直ぐ様クナイを懐に戻した。

 

 

 

 

 

戌居狛「もうし訳ありませんでした・・・・彼女は私の側近なのでつい・・・・」

 

 

 

 

戌居狛は総弩達に頭を下げた。

 

 

 

 

総弩「一体何者なんだあんた達はそれに・・・・後ろに倒れてるそいつは・・・・」

 

 

 

 

 

稲荷一馬?「・・・・」

 

 

 

稲荷一馬?は余りの疲れで寝込んでいた。

 

 

 

 

 

戌居狛「自己紹介が遅れました・・・・私は戌居狛(いぬい こま)麒麟槍士を祀る巫女であり、代々麒麟槍士を守る家柄、雷光寺の娘です。そして彼女は私の側近であり隠密隊、狐火のリーダー九です。」

 

 

 

九「よろしくお願いしますル・・・・」

 

 

 

 

九は頭を下げて挨拶をした。

 

 

 

戌居狛「そして先ほど貴方が倒した彼の名は黄刃 麟輝(おうば りんき)、稲荷一馬はかつて私の家柄で麒麟槍士となるために修行し、後にある事件によってこの世を去った者の名です」

 

 

 

『ええええええーーーー!!!!?』

 

 

 

戌居狛の発言に一同は驚愕した。

 

 

総弩「稲荷一馬は死んでいたのか!?」

 

 

はな「それ!超めちょっく!!」

 

 

ハリー「じゃあなんでソイツや俺らが出会ったアイツも死んだ人間の名前を名乗ったんや?」

 

 

今倒れているのは黄刃 麟輝と名乗る青年、そして麟輝の顔を持ちそして稲荷一馬と名乗ったその男の名を戌居狛は深呼吸しながら答えた。

 

 

戌居狛「あなた方が見たあの稲荷一馬は名乗る男は・・・・かつて彼、そして麟輝と同じく麒麟槍士を目指すため修行してきた一人、斬田 電火(さんだ でんか )です。」

 

 

 

総弩「斬田電火・・・・」

 

 

戌居狛「かつての彼はあんなに酷い人ではなかったのですが・・・・あの事件によって豹変してしまったのです・・・・」

 

 

総弩「事件?」

 

 

 

戌居狛「話す前に・・・・皆様のお名前を聞き忘れてしまったので・・・・すみませんが自己紹介を・・・・」

 

 

総弩「俺は勇光 総弩」

 

滝東也「滝東也だ」

 

はな「野乃はなです」

 

 

さあや「薬師寺さあやです」

 

 

ほまれ「輝木ほまれだよ」

 

 

えみる「愛崎えみるなのです」

 

 

ハリー「ハリーや、そしてこの子ははぐたん」

 

 

はぐたん「はぎゅうー」

 

 

 

戌居狛「まあ///赤ちゃん!」

 

 

 

戌居狛ははぐたんを抱いて九のほうに近づけた。

 

 

戌居狛「ほら!九見て!赤ちゃんよ!」

 

 

 

九「なっ!なんですかお嬢様!?」

 

 

 

戌居狛「そんなお面をとってほら!」パッ!

 

 

 

九「あ///」

 

 

 

 

滝東也「かわいい・・・・」

 

 

 

戌居狛が九の狐の面を取り上げその素顔は可愛らしい美少女であった。

 

 

 

戌居狛「さっ!赤ちゃんよ」

 

 

 

はぐたん「はーーぎゅーー!!」

 

 

 

九「ああーーー!!」

 

 

 

ハリー「あの・・・・もうええかな・・・・」

 

 

戌居狛「あら、もっと楽しみたかったわ・・・・」

 

 

 

戌居狛は渋々はぐたんをハリーに返した。

 

 

 

サッ!

 

 

九「・・・・」

 

 

終わったようなので九は面を素早く取り上げ顔に付けた。

 

総弩(何事もなかったかのようにかけたな)

 

ルールー「ルールーです」

 

 

えみる「愛崎えみるなのです」

 

 

 

総弩達の自己紹介を終え総弩は早速その事件について質問した

 

 

 

 

総弩「じゃあ、あんた達に質問したいことがある。」

 

 

 

 

戌居狛「はい、なんなりと」

 

 

 

 

 

 

総弩「あんた達の言う事件ってなんなんだ?そしてあいつ黄刃・・・・そして黄刃の顔を模した斬田って奴そして死んだっていう稲荷一馬・・・・それが一体何か関係してるのか?」

 

 

 

 

総弩の質問に少しだけ顔が曇り始めたが戌居狛は総弩の顔を見て真剣な眼差しと見て決意を固めて答えた。

 

 

 

 

戌居狛「わかりました・・・・答えましょう」

 

 

 

九「お嬢様!よろしいのですか!?こんな得体の知れない奴等にあの事を話しても・・・・」

 

 

 

 

戌居狛「九・・・・私はこの人達が悪い人とは到底思えないわ・・・・槍を奪った彼とは違って、もしかしたら信用できるかもしれない・・・・」

 

 

 

 

九「お嬢様がそう仰るのなら・・・・」

 

 

 

九は渋々戌居狛の後ろに座った。

 

 

 

 

 

戌居狛「私がこれから話すのは・・・・彼、そして槍を奪われた時を話します」

 

 

 

 

『・・・・・・・・』

 

 

 

 

戌居狛は目を閉じそして目を開けた。

 

 

 

 

 

戌居狛「それはもう5年前になります・・・・」

 

 

 

 

ー戌居狛sideー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私達、雷光家の一族は麒麟槍士の闘いをサポートをすることが義務であり、麒麟槍士はその槍に選ばれた者が麒麟槍士になるのです。

 

 

 

麒麟槍士の役目はこの京の都に漂う妖、魔鬼を倒すこと・・・・そして魔鬼はかつて初代麒麟槍士が封印した魔鬼の王を復活させること・・・・

 

 

それを阻止するため麒麟槍士が戦う宿命でもあります。

 

 

ある日です

 

 

雷光寺からある3人の少年達が麒麟槍士になるため弟子入りを申し込んできました。

 

 

 

稲荷一馬 当時 16歳

 

 

斬田 電火 当時 16歳

 

 

黄刃 麟輝 当時 14歳

 

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 


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