名も無き英雄   作:Auobabylon

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初めて書いたので書きたいように書きました


名も無き英雄

まず、手にしたのは痛み

次に寒気

そしてついには()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺にマスターに初めて出会ったのは第五特異点?(あまり第五だの、第四だの言われても分からない)のアメリカだった。その時は、座から情報しかなく、人理が焼却されたという事しか分からなかった。規模が大き過ぎて実感が湧かなかったのだ。そして理解もできなかった。正直なところ、どうでも良かったのだ。この特異点が修復されようともされないも。どうせ誰かが修復してくれるだろうと思っていた。

 

 

 

 

が、助けを求められたのだ。普通のなんの変哲もない一般人にだ。その時はまだ俺のマスターでは無かったが。これでも英雄として生き、英霊として存在している以上助けを求められれば助けるというのが筋というものだろう。そうして、俺はマスター達と特異点の修復にかかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が召喚されたのは第五特異点を修正して少し後の事だった。

「召喚に応じ参上した。あまり強くはないがよろしく頼む。」

俺には伝説や逸話といった大きな物はない。

此処から遠い昔に生まれある願いをし死んでいっただけ

だから強くはない。戦闘で言えば下の中というところだろう。

しかし、そんな俺の事をマスターは尊敬し慕ってくれた。

少しむず痒かったが嬉しくもあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の宝具は3つある。大抵の使い魔《サーヴァント》は1つか2つなので多い方なのだろう。しかし、その3つの宝具は強いかと聞かれれば素直に首を縦に振れない。

1つ目の宝具は単純な自己強化。俺を強化したところでたかが知れている。

2つ目は武器だ。しかし、特に特殊な攻撃方法はない。ただ情報の隠蔽が出来るくらいだ。これを使い、あまり他人に見られたくない3つ目の宝具を隠蔽している。見せたところで使わないだろうし意味がないだろうと興味が湧かないだろうが念のためだ。

そして、その3つ目はーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が召喚されて数ヶ月経った後、第六特異点への道筋が開いた。周りの職員達が大慌てで仕事をしていたのを覚えている。俺も第六特異点について行くことにした。

第六特異点について行ったが良いが特に何もしなかった。というか何も出来なかったのである。俺が役に立ったのは隠密の時だけだ。俺の第2宝具の情報隠蔽は個人用の為、味方全員に対しての隠蔽は数分と持たないが逆に言えば数分は味方に対して恩恵を与えられるのだ。俺はこの第六特異点でマスターの人柄や性格を確認したかった。だからついて行ったのだ。結論としては十分すぎるくらいだった。もしかしたら、直接的な戦いの才能は置いておいてそこらの人間よりも英雄としての資質があるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第六特異点が修復されてから数ヶ月に第七特異点も見つかったが、ここにはそもそも行くことがなかった。もう一度言っておくが前回の特異点について行ったのはマスターは本当に信用できる人間か見極めたかった為だ。第五特異点での記録は知っているが俺とは違う俺が見て聞いた記憶だ。自分の分身の記憶とは言え確認くらいはしておきたかったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、第七特異点は修復され、いよいよ終局特異点に近づいていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終局特異点へ近づいていっているある日の夜に俺はマスターを訪ねた。

「マスター……少しいいか?」

マスターは少し驚いた様子だった。

「マスターは………この旅が終わったらやりたい事ってあるか?」

突然そんな事を言われても困るだろうがどうしても聞きたかったのだマスターがやりたい事を……マスターは何も言わずに自分のやりたいことを俺に教えてくれた。

マスターは自分の旅が終わった後にやりたい事を俺に語ってくれた。俺はそれに対し質問をしてみたり、相槌をうったりしていた。そうして喋り合ってるうちに俺はなにかとても安心していた。今にして思えば、俺は何でもいいから誰かと喋りたかったのだろう。寂しさや孤独を紛らわすために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、終局特異点にたどり着いた。

しかし。こちらの陣営は劣勢に立たされていた。

それもそうだ流石に数が多過ぎた。

あと少しだというのにそのあと少しが届かない。

俺はある決意をし、マスターに提案した

「俺の最後の宝具を解放しようと思う。そうすればある程度時間が稼げる。」

マスターはまだ宝具があった事に対して驚いたが、了承してくれた。

「ありがとう」

小さくボソッとそう呟いた。

俺が最後の宝具を解放しなかった理由が二つある

一つは本当に意味が無いからだ。自分ではそう思っている。ある程度の状況下での時間稼ぎにしか使えない。

もう一つはーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マスター、俺が宝具を展開したら思いっきり突っ走れ。分かったか?」

マスターは頷いた。

「では、行くぞ」

ー我が求めるのは真実の平和ー

 

 

ーしかし、手に入ったのは永遠の戦ー

 

 

ー矛盾する真実と幻想ー

 

 

ー相反する二つを此処に体現するー

 

「宝具……展開!」

 

 

ー見えない真実の確かな幻想ー《ストレンジ・フェイク》

 

 

 

 

 

 

その瞬間、魔神柱と魔神柱と戦っていた使い魔《サーヴァント》達はまばゆい光に包まれた。

次に目をにしたのは何もない真っ白な世界

その世界は全て矛盾していた、

使い魔と魔神柱は突然の事に動揺した。

その固有結界の特性をすぐに見抜いたのは限られたキャスターと魔神柱のみだった。

その特性に魔神柱は驚愕した

『なんだこれは!』『無駄な空間だ!』『意味が無い世界だ』『しかし、のもまた真実』『誰だ!』『探せ!』『殺せ!』『速やかに排除しろ!』

魔神柱は痕跡を追った。そこには満身創痍の今にも霞んで消えてしまいそうな使い魔が居た。

『居た!』『見つけたぞ!』『殺せ!』『排除しろ!』

魔神柱は口々にそう言い攻撃を行った。

しかし、いつまでたっても死にやしない。何故か……魔神柱は理解して居た。この固有結界の特性だと。

この固有結界の特性は()()()()()()()

そう、死なないのだ文字通り。なのでどれだけ攻撃しても死なない。生き返る。この固有結界内では。

しかしそれがこの固有結界の意味が無い所でもある。誰も死なない…つまり敵ですら死なないのだ。どれだけ攻撃しても。だから意味が無い。

しかし、この固有結界を強制的に解く方法は存在する

それは誰かが死ぬ事だ。死なない世界で死ぬ。矛盾しているかもしれないがそうでも無い。そも、生き返る事は禁忌とされる。それは世界の摂理でどれだけ何をやろうと捻じ曲げる事は出来ない。

その代償となっているのが魔力だ。膨大な魔力を消費する事で死を真っ向から否定する。それがこの固有結界の特性だ。

「誰も死なないし、誰も死なせやしない。」

過去に味方は勿論の事、敵ですら死んで欲しくないと願った愚者の戯言。

この固有結界は実に5分は保たれた。

十分すぎるくらいの時間稼ぎだ。

「これで足止めは出来た……後は……任せたぞ……マス…………ター……」

少しずつ俺の体が消えていく。当たり前だ。

いくら、膨大な魔力を持っていたとしても死を真っ向から否定するこな固有結界を維持するには全くもって足りない。良くて10秒が限界だろう。ならば、どうやってこの世界を5分も維持しているのか。簡単な事だ。

命だ。

自らの命と未来における自分の魔力を座から前借りしている。

そんな事をすれば当然自分は消える。そして、未来から前借りしている分カルデアにも召喚されない程衰弱するだろう。

しかし、それでも良い。何故ならこれで終わりだからだ。全て全て終わりだからだ。

俺の旅も…マスター達の旅も…これで一区切りだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初に手にしたのは喜び。

次に

そしてついには何か手に入った気がした。

 




まぁ、後半の宝具書きたかっただけなのと主人公が死ぬ話を書きたかっただけですけどね。だから、前半適当なのは勘弁してください






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