何回も転生した奴がありふれた世界に転生しました。   作:オット
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フリードェ・・・。

「よっしゃ!戦勝祝いは神獣肉でバイキングだ!」

 

「色んなもん作ってやるから楽しみにして待ってろ、その代わり調理できる様にしてくれよ。」

 

「分かってるって。」

 

ハジメはそう言って骨になった蛇の骨を全て宝物庫に入れた、容量どうなってんだあれ。

 

「さてと、なんか上でどんぱちしようとしてるけど乱入するか?」

 

「は?やるに決まってんだよなぁ。」

 

「よっしゃ、行くぞー!」

 

二人して上に上がっていくと今まさに号令をかけられた先頭の数体が飛び出そうとしているところだった。

 

それを下から二人で撃ち抜き、ついでに準備態勢に入った他の数体も纏めて消し飛ばす。

 

「・・・ふむ、君か。」

 

ドラゴン達を操っていたのは何時ぞやの魔人族らしい。

 

「お前か・・・それにイレギュラー。」

 

「そうか、お前が次の相手か。」

 

「んでだ、お前誰だっけ。」

 

『は?』

 

俺魔人族だってのは知ってるけどこいつと話した事ないしな。

 

「・・・・・・。」

 

「そういえば俺も名前は知らないな、良い感じに聞いてないタイミングだったから。」

 

アッシュがそう付け加えると魔人族の額に青筋が浮かんだ。

 

「・・・私の名前はフリード・バグアー、神の使徒にして、貴様達を殺すものだ。」

 

あ、そこでそう言っちゃう?

 

「厨二病乙でーす、ところで、君どうせまたアレでしょ?エヒトがこの私直々に殺してやろう、とか言って俺とハジメだけ通せとか言われてて内心顔真っ赤とかだろー、どうだ?ほれ、言ってみ?」

 

「・・・。」

 

「・・・・・・・・・えっ、マジ?」

 

ちょっと待ってくれよ、ネタで言ったのにマジで当てちゃったじゃん、うわ、こういうのテンション下がるからやめて欲しいんだけど。

 

「ハジメどうしよう、当てちまったよ、どうする?尺余るよ、コレ萎える展開だよ。」

 

「いやどうするも何も・・・、なる様になるしかないだろ。」

 

「だよなぁ、よし、仕方ねぇな、ボス戦前だし回復してよう、という事で、お前ら任せた。」

 

そう言ってハジメと二人でエールと串焼きを何本か出して完全に観戦する体制になった、机も出してマイク型アーティファクトと実況、解説と書かれている三角の紙も用意した。

 

『・・・は?』

 

『さぁて始まりました!第二試合目!実況は私、秋月風魔がお送りしています、解説は南雲ハジメさんとユエさんのお二人です!』

 

「・・・あのハジメさん、その、その手に持っている髪飾りって、ユエさんですよね?」

 

髪飾りを机の上にあるマイクのスタンドに置くとスクリーンで小さなユエが現れた。

 

ユエはピースして呟いた。

 

『私です。』

 

「・・・ふざけているのか?」

 

「いえいえいえいえ、ぶっちゃけただボス戦行くだけじゃ色々と尺取れないじゃん?ただでさえここは俺に任せて先に行けムーブしてるのに、全部の戦い見なきゃ損じゃん?絶対さ、クッソ面白い白熱した戦いしてるのにそれ見れないとか嫌じゃん?だから俺は録画録音、あと再現してついでにDLCのPVで使っちまおうって言っててさ、だから、ほら、ピースしてよ。」

 

「背後からドラゴンがビームを吐き出してくるが全て防御スクリーンで防がれた。」

 

事象を口に出してんじゃねえよ。

 

「と言うわけでDLC特典神域での戦い、みんな頑張ってくれ。」

 

「いやぁ、良い絵が撮れる事を期待してるぜ。」

 

そんなことを言っているとアッシュがフリードを狙撃しようとした。

 

アッシュが放った矢は間に入ったドラゴンを削り取るだけで終わったがアッシュは静かにフリードを見るだけだった。

 

『此処からは俺達の声は聞こえないから生き残ったら見せてやるよ!』

 

「見るかァ!」

 

アッシュはただ切れてただけだった。

 

「よし、ミュート設定にして、ドローン飛ばしてー。」

 

「カメラ作動、マイク作動、集音マイクも完了。」

 

「よっしゃ!取り敢えず腹満たしながら撮影だ。」

 

外からガンガンとドラゴン達に叩かれているが問題は無い、ハジメの錬成は信頼してるからな。

 

よしよしよしよし、後はもう観戦するだけだな。




完全に最終決戦が覇王と魔王の素材収集イベント扱いである、だってハジメの自作ゲームに使うからね、仕方ないね。

因みに世界観はトータスをほぼ丸パクリする模様。

絶対プレイヤーはハジメポジか第二の勇者ポジ、オンラインゲームならフルで使えると思う。







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