何回も転生した奴がありふれた世界に転生しました。   作:オット
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二回目の投稿です、全話から見てください。


魔人族戦

「よし、今が70階層、魔術起動、3分周期で魔力を放出する、此処からは時間勝負だ、ペース上げるか?」

 

「ああ、もう少しくらいなら上げても大丈夫だ、こんな雑魚ならもう少し的にするべきだったかな?」

 

「私も後は近接戦くらいかしら?遠距離の方が火力高いし、私には近接戦の方が強いと思う。」

 

俺達の会話を聞いて遠藤は完全に引いている、ステータス的にどう足掻いても1人じゃ無理な場所だからだ、俺達は感知した敵を壁の向こう側から撃ったり、槍で突いたりしながら倒していっているからだろう。

 

「OK、場所を感知した、行ってくる。」

 

俺は転移魔術を用いて勇者達のいる部屋に転移した。

 

「ーこれは・・・最初から私達の戦争だったのだ!」

 

メルド団長・・・だったか?なんか柄にもなく死のうとしてるようだな。

 

「ふむ、面白そうな話をしているな、それで?君たちの答えは何なんだ?」

 

『!?』

 

「風魔くん!?」

 

白崎だけが俺の名前を呼ぶ、姿も無く現れた俺の名前を呼ぶ白崎の言った名前で魔物達を統率していると思われる女が顔を歪めて言った。

 

「情報にあった化け物か・・・!」

 

「おいおい、化け物とは酷いな、れっきとした魔術師さ。」

 

ポッドに指示を出して座標を送った、きっとすぐに来るだろう。

 

俺は座標を送った後に魔力を垂れ流す。

 

阿呆が力を解放しようとしているのが見えたからだ。

 

「お前ぇー!よくもメルドさんをー!!」

 

「なっ!?クッ、勇者に加えて化け物まで!」

 

阿呆は一時的にステータスを増やしたようだ。

 

女は何とか防御したが肩から腹まで一気に切り裂かれた。

 

「何の三文芝居だい・・・こんな逆転の仕方なんて。」

 

「うおおおおおおぉぉぉぉぉ!!」

 

阿呆は逃さないように確実に殺せる距離まで踏み込んで剣を大上段に掲げる。

 

「ごめん・・・先に行く、愛してるよ、ミハイル。」

 

「!」

 

・・・やはりダメか、やっぱりというしかないな。

 

白崎の方に歩いていく、注目は阿呆の方に向かっているから問題は無い。

 

そして魔人族の女はあれこれと喋った後に魔物達に剣士の女を狙えと号令を出した。

 

そして剣士の女、八重樫は白崎の近くまで吹き飛んできた。

 

「えへへ、1人は嫌だもんね。」

 

そこに・・・誰だっけ、誰でもいいや、女子が盾を並べる。

 

そして亀が八重樫と白崎に飛びかかっていった、全く。

 

「俺の存在を忘れてないかね?俺は遠藤じゃねえぞ?」

 

その言葉と共に魔力を固める、魔術を起動し盾を作る、物理的に遮断し衝撃が俺の体を襲う。

 

「風魔・・・くん?」

 

「ああ、そうそう白崎ハジメの変わりようは驚くぞ?」

 

「え?」

 

俺の盾の先で赤雷が通る。

 

「おい、少し遅いぞ。」

 

「お前が早すぎるんだよ。」

 

「ちょっとちょっとー、なに此処敵だらけじゃーん、どうすんのよこれー!」

 

「的が増えたから良いだろう。」

 

「でもこの数を守らないといけないなら一苦労ですよぉ〜!」

 

「ん、でも私達なら出来る。」

 

「マジかよ、本当に階層ごとブチ抜きやがった。」

 

杭で貫かれた亀の上に次々と着地するハジメ達は余裕そうな表情だ。

 

「おい遠藤、お前らはクラスメイトを一か所に集めてくれ、アッシュ、ミナ、ハジメ、行くぞ、ユエとシアはクラスメイトの護衛だ。」

 

「了解、いつものボス戦だな。」

 

「いつもでは無いだろう?どちらかといえばVRのボス戦だろ?」

 

「それならどれだけ良かったことか。」

 

「それはすまんかった。」

 

周りの数は結構いるようだ。

 

「よし、魔人族だとか何とか知らないけどよぉ〜、俺の依頼はそいつらを助けることなんでな、死んでもらう。」

 

「恐れるな、死ぬ時間が来ただけだ。」

 

「・・・!みんな!あいつらをやりなぁ!」

 

魔物達が俺たちに襲いかかる。

 

「遅いぞ、それに、見えてるぞ。」

 

ハジメはそう言って銃を一見何もない場所に向けて撃つ。

 

すると頭が無くなった魔物の死体が現れた。

 

その様子に驚いたのかゆらゆらと動く透明な影が幾つも見えた。

 

「なるほど、動けば見えるのか、雑魚すぎる、笑うしかないな。」

 

「はぁ!」

 

「援護しよう。」

 

ミナとアッシュが動いた影に向かって攻撃を加える。

 

「ふむ、動きを封じてやろう。」

 

止まっているブルタールに鎖を巻きつかせる、隙を見て突撃するつもりだったようだ。

 

「ただの雑魚ですぅ!」

 

「・・・邪魔しないで。」

 

シアとユエも順調に敵を排除しているようだ。

 

「化け物ばっかり!何なんだあんたらは!?」

 

「・・・ふむ・・・なぁ風魔、俺たちは何だろうな?」

 

「さぁな、化け物もそんなに悪くない、だろう?」

 

「まぁな。」

 

魔物達は既に強い数体を残すのみ、どんなに強くてもステータス平均千単位の奴らに囲まれては雑魚に過ぎない。

 

白い鳩はいつの間にか死んでいた、多分ハジメがやった。

 

魔人族の女は出口を見て今度こそ力を抜いた。

 

「最初から詰み、だったのかい、運が無い。」

 

其処には銃口を構えたビットが浮いていた。

 

「そういう事だ。」

 

「ちょっ!この煙石化すんじゃねえかよ!うわ、服固まった、面倒な。」

 

「何やってんだお前は・・・。」

 

服が固まったのを解除しながら女に近づいて行く。

 

「ああ、治った、で?あんたらの目的は迷宮の攻略かね?こんな雑魚だけ貰ってもなぁ。する事無いでしょ。」

 

「・・・あんたら、あの方と同じかい・・・だったらその化け物具合も頷ける。」

 

「まぁ目的は風魔が分かってたみたいだし、俺が聞く事は無いな、んじゃ、死ねよ、俺らに手を出した時点で敵だしな、話し合いから入っていれば見逃したかもしれないのに。」

 

ハジメは銃口を女の額に当てる。

 

「じゃあな。」

 

その時阿呆が叫んだ。

 

「待ってくれ!殺す必要は無い筈だ!話し合えば、きっと!」

 

「・・・いつか、私の恋人があんたを殺すよ。」

 

「・・・ハッ、待ってろよ、すぐにそっちに送ってやるよ。そいつもな。」

 

そう言ってハジメは女を撃った、血が溢れ、女は倒れる。

 

「念の為に燃やしとくわ。」

 

「おう、頼んだ。」

 

心臓に刀を差して切り刻んで燃やした。死体は欠片も残らない。

 

「何故、殺す必要があったんだ。それにお前も!何故死体を燃やす必要があったんだ!?答えろよ!人殺し!」

 

ああもう、五月蝿いな、いい加減にしろよ。




はい、見てて面白い道化の登場です。







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