神撃ノ物語 其ノ輝キノ神々タチヨ   作:仮面ライダーイグジテス
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クロスオーバーは難しい反面、小説を始める方にはハードルが低いと思うんですよ。

要はキャラの愛と知識で誤魔化せるので、双方の設定をよく理解していればいいし、多少の間違いもクロスオーバー補正で納得出来るので。

この小説には、一応俺は書く際の妥協点を出来るだけ少なく書いてるつもりです。要はマジな気持ちで書いてます。


始まる戦極ーー心よーー

その装置[エニグマ]は、かつて異なる2つの仮面ライダーの世界を繋ぎ、崩壊に追い込んだ悪魔の兵器である。

 

悪魔の科学者・最上魁星の最大の発明によってもたらされた災厄は、仮面ライダービルド・桐生戦兎と、仮面ライダーエグゼイド・宝生永夢を始めとしたレジェンドライダーたちの活躍により阻止された。

 

しかし今、謎の男・キリストの力により、悪魔の神となったほむらの世界を改変するほどのエネルギーを奪い取られ、その莫大なエネルギーを使ってエニグマが起動されてしまう。

 

それぞれ全く別の物語が展開されている4つの世界が繋がり、既に混乱が巻き起こっていた。

 

 

 

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ある世界では、絶望の産物が。

 

ワルプルギスの使い魔の大群「…………!」

 

杏子「おい、どうなってんだよこれ……なんなんだよ!?」

 

マミ「何が起こってるの!?」

 

 

 

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ある世界では、神々の使いが。

 

星屑の大群「…………!」

 

風「バーテックス!?全部いなくなったんじゃないの!?」

 

夏凜「私たちにはもう、勇者の力が無いのに!?」

 

 

 

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ある世界では、進化の先の怪物たちが。

 

インベスの大群「…………!」

 

貴虎「何!?インベスが再度出現しただと!?」

 

光実「どうして……!?」

 

 

 

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ある世界では、追放された支配者たちが。

 

使徒たちの大群「…………!」

 

アスカ「あれ、私たちが倒した奴らじゃない!?」

 

レイ「…………」

 

 

 

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パニックに陥る各世界の人々を見て、キリストが嘲笑するような笑い声をあげる。

 

キリスト「ふははは……!これが並行世界の光景か、何とも滑稽だな!」

 

キリスト「脅威になすすべなく翻弄されているとは、哀れでならないな!」

 

逃げ惑い、押し寄せるように人々が右往左往する光景に、キリストは何が愉快なのか声を出しながら笑い転げる。

 

そこに、1人の武神が現れる。

 

???「そこにいるみんなは、滑稽でも哀れでもねえぞ!!」

 

キリスト「!?貴様は!」

 

紘太「俺は“葛葉 紘太”!お前の起動させたエニグマを止めに来た!」

 

神々しい金髪に猛々しい鎧を身に纏ったその男は“葛葉 紘太”。

 

かつて沢芽市でビートライダーズのチーム鎧武でリーダーをつとめ、ユグドラシルの思惑を孕んだインベスの脅威に立ち向かい、アーマードライダーたちとの激闘にも生き残り、今では新たな星の神として宇宙のどこかで戦っている戦士だ。

 

紘太はキリストに向かって叫ぶと、懐から黒いバックル[戦極ドライバー]を取り出し、それを腰に装着するとベルトとなって固定される。

 

さらに、錠前の形をしたフルーツに似たアイテム[ロックシード]を取り出し、起動させる。

 

《オレンジ!!》

 

電子音声が流れると、ジジジジ……と上空にジッパーのような空間と空間を繋げる扉、クラックが出現し、文字通りオレンジと同じ形の巨大な何かが召喚される。

 

そして戦極ドライバーの中央の窪みに起動させたロックシードをはめ込み、刀を模したカッティングブレードを倒して描かれた果実を一刀両断する。

 

そして、高らかに紘太が叫ぶ。

 

《ロック・オン!!》

 

紘太「変身ッ!!」

 

《ソイヤッ!!》

 

《オレンジアームズ!!花道・オンステージ!!》

 

カッティングブレードを倒した瞬間、上空に佇んでいたオレンジが紘太に落下し、果汁のようなエフェクトと共に紘太の身体を肉体強化スーツ・アーマライドウェアが纏い、オレンジが開いて鎧となる。

 

この姿こそ、紘太の戦士としての姿、【アーマードライダー鎧武】だ。

 

小太刀“大橙丸”を構え、雄叫びを上げながら鎧武がキリストに斬りかかる。

 

鎧武「ハァァァ!!ウリャァ!!」

 

キリスト「クッ!何故この空間に!?人間の力で干渉できる筈は……」

 

鎧武「唯の人間じゃねえ!俺は黄金の果実そのものを既に取り込み、あらゆる時と場所にクラックを出現させることができる!!」

 

キリスト「その力で並行世界のこの場所に来たというわけか!」

 

大橙丸の猛攻を躱しながらキリストは槍を構え、鎧武と鍔迫り合いを行う。

 

互いに一歩も引かないが、突如鎧武がバックステップで距離を取る。

 

その瞬間鎧武の背後にクラックが開いて鎧武が飛び込み、槍に力を込めて押し込んでいたキリストが力を掛ける対象を失ったことでバランスを崩し、そこに上空からクラックを開いてその中から鎧武が奇襲攻撃を行う。

 

鎧武「ハァァァ!!」

 

キリスト「上からか!」

 

しかし、鎧武が斬りかかった瞬間、見えない壁のようなものが鎧武の攻撃を阻み、その隙にキリストが槍で鎧武を薙ぎ払う。

 

鎧武「何!?」

 

キリスト「フン、甘い!!」

 

鎧武「ぐはぁッ!?」

 

堪らず鎧武は吹っ飛ばされ、壁に叩きつけられてしまう。

 

痛みに呻く鎧武だが、更にロックシードを起動し、再度変身する。

 

鎧武「だったら!」

 

《レモンエナジー…》

 

ドライバーにゲネシスコアを付け、異なる2つのロックシードを合成し、新たな力を身に纏う。

 

《ロック・オン!!》

 

《ソイヤッ!!》

 

《ミックス!!オレンジアームズ!花道・オンステージ!!》

 

《ジンバーレモン!!ハハーッ!!》

 

オレンジとレモンの力が融合して陣羽織を模した鎧へと変わり、ジンバーレモンアームズとなった鎧武が、遠近両方を兼ね備えた弓矢“ソニックアロー”でキリストにエネルギーの矢を何発も放つ。

 

鎧武「これならどうだ!!」

 

キリスト「距離を取ろうと無駄だ」

 

しかしその攻撃を弾くと、キリストは出現させた魔法陣から円盤の盾を取り出し、その力を発動する。

 

キリスト「貴方では敵わない」

 

鎧武「何を言って……!?」

 

叫ぼうとした鎧武の身体に、突如大きなダメージが走る。

 

痛みに顔をしかめる間もなく、鎧武の変身が強制的に解除され、汗だくの紘太が言葉にならない呻き声を上げる。

 

紘太「これってまさか……時間を!?」

 

キリスト「その通りだ。これはそこに倒れている暁美ほむらの使う力だが、私が使わせてもらった」

 

紘太「くぅぅ……!!やっぱりお前はァ、絶対ェ許さねえぇぇぇ!!!!」

 

キリスト「ふははは……!!貴方の持つ黄金の果実、その力も頂くぞ!!」

 

絶叫する紘太にキリストが槍を突き刺し、引き抜くと黄金に輝く《極ロックシード》が取り出され、紘太の黄金の服装がラフな普段着へと変化し、金髪も黒い髪へと変わる。

 

紘太「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!??」

 

キリスト「おお、これが!これが黄金の果実か!!」

 

紘太「てめぇぇぇぇぇ!!!!絶対ェぇええええ許さねえ!!!!」

 

キリスト「何!?」

 

紘太は叫びながら残された力を振り絞り、クラックを開いてヘルヘイムの蔦を無数に召喚してキリストを攻撃する。

 

キリストの力での拘束が緩くなった隙を狙って紘太は倒れていたほむらを抱えてクラックの中に飛び込み、インベスを召喚してキリストにさし向ける。

 

キリスト「クッ!小賢しい真似を!!」

 

紘太「はぁ…はぁ…今のうちに!」

 

舞「紘太!こっち!早く来て!」

 

紘太「サンキュー、舞!」

 

クラックの先で待機していた舞が紘太とほむらを受け止め、即座に閉ざす。

 

キリスト「おのれ……まあいい、黄金の果実は手に入った、私の計画も順調に進んでいる……」

 

 

 

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自分の星に帰還した紘太は、舞に治療して貰いながら身体を休めていた。

 

紘太「ハァ…ハァ…悪い、舞。黄金の果実は取られちまった…」

 

舞「そんなこと気にしなくていい!兎に角、今はアレをなんとかしないとね……」

 

紘太が空を見上げると、幾つもの並行世界が徐々に近づいて滅亡のカウントダウンが少しずつ、しかし確かに進んでいた。

 

紘太「なあ舞、地球への交信は出来るか?」

 

舞「一応今は出来るけど……どうするの?」

 

紘太「ま、ちょっとな。あいつら(・・・・)に伝えてくれ」

 

舞「わかった、他の世界にも、解決に当たっている人たちがいるみたい!」

 

紘太「本当か!?なら、一旦そちらに任せて、回復に専念するよ」

 

その二人に連絡すると、傷を癒すために紘太は眠りにつく。

 

穏やかに寝息を立て始めた紘太を休ませ、舞は他の世界に交信する。

 

舞「聴こえる?異世界の守護者たち!」

 

 

 

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その男は、とあるドーナツ屋の前で。

 

?「ああ、わかった。お見舞いいるか?ドーナツたらふく持ってきてやるけど?……ああそう、いらないのね」

 

 

 

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その男は、とある警察署の中で。

 

?「えっ!?神様が!?……はい、わかりました!こっちもこっちで事件解決に尽力を尽くします!……え?結婚おめでとう?いや、今言わなくたって……」

 

 

 

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その男は、とある寺の庭で。

 

?「何ですって!?わかりました、こっちも何とかしてみます!お大事に!俺も命を燃やしますんで!」

 

 

 

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その男は、とある病院で。

 

?「えっ、そんなことが!?こちらも医療機関に出来る限り呼びかけてみます、大丈夫ですよ、世界一のドクターがいるんですから!くれぐれも、ノーコンテニューで、なんてね!」

 

 

 

闘いの知らせを受けていた。

 

 

 

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そして、ここにも。

 

友奈「!?今、声が聞こえた!」

 

美森「えっ、友奈ちゃん?」

 

友奈「私、いかなきゃ!」

 

 

 

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女神の忠告が響いていた。

 

まどか「これって……あの時と同じ!?」

 

さやか「!?まどか、それって!」

 

まどか「さやかちゃん、私、全部思い出したよ!!」

 

 

 

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シンジ「……………………何だろ…………この声」

 

シンジ「…………………どうでもいいか…………僕には関係ないよ」

 

シンジ「…………うっ……グスッ…………なんで……」

 

シンジ「どうしてこんなに、心に響くんだよ……」

 

シンジ「放っておいてよ…………」

 

 

 

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☆全ての終わりのカウントダウンまで、あと72時間

 

 

 




【仮面ライダー平成ジェネレーションズfinal ビルド&エグゼイド withレジェンドライダー】で登場した並行世界と並行世界を繋げる装置、エニグマなんですが、平成ジェネレーションズfinal本編では[エグゼイドとレジェンドライダーたちの世界]と[ビルドの世界]が繋がっておよそ24時間で崩壊の危機が迫っていたんですが、こちらでは大幅に時間が増加してます。

流石にライダー世界のように性質の似通っている世界2つなら兎も角、全く違う異世界を4つも繋げばそれだけ時間も掛かるだろうと思い、こういう解釈で進めていきます。

殆どがアニメのクロスオーバーなのに仮面ライダーが混じっているので知らない人は「鎧武ってなんだよアニメクロスオーバーに余計なモン混ぜんじゃねぇ!!」と思うかもしれませんが、特撮はアニメと同じかそれ以上に俺は好きで、その素晴らしさをこれからこの小説で知ってもらえれば凄く嬉しいと思っています。

用語解説は望む声があればしますが、正直余り文才が無いので分かりづらい部分が多々あると思います。恐らくここで説明するよりWikipediaなんかで調べた方が分かりやすいと思うのでそちらをお勧めします。

こんな小説ですが、感想評価はどんなものでもお待ちしてます。
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