吸血鬼系転生者の異世界生活 #FT編   作:yura0726
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第2話

夜 妖精の尻尾

「で?なんでカンザシとカタナはここにいるのかしら?」

 

「えっとね―――

 

 

 

「あはははははっ!!!やりすぎー!」

 

 

「ねぇ簪ちゃん、この世界の人って外のベンチで雑誌読んであんな大笑いするのかしら。」

 

「きっと危ないひとなんだよ。かかわらないでおこ。」

 

「そうね「ちょっと待ちなさいよ!」」

 

「誰が危ない人よ失礼ねぇ」

 

「普通の人は外であんなに大笑いすることはあまりないと思う。」

 

「た、たしかにそう「へぇー……君…妖精の尻尾にはいりたいんだー」火竜!?」

 

「いや~探したよ……君のような美しい女性をぜひ我が船上パーティーに招待したくてね」

 

「は、はぁ!?」

「いっておくけどあたしには魅了はきかないわよ」

「魅了の弱点は「理解」…それを知っているひとには効かない。」

 

「やっぱりね!目が合った瞬間魔道士だとおもったよ。いいんだ、パーティーに来てくれれば。」

 

「「てか…だれ?」」

 

「おや君たちも可愛いねぇ。良かったら名前を聞いてもいいかな?」

 

「……村人Kよ」

 

「……とんぬらです。」

 

「うそだろ!?君たちの名前は知らないけどそれが本名ではないのはわかるぞ!」

 

「お姉ちゃん、この人ツッコミの才能あり」

 

「そうね。……かーなーりあやしいけど。」

 

 

「有名な魔道士とはおもえないおバカさんね」

 

「待ってよ!

君たち…妖精の尻尾にはいりたいんだろ?」

 

「……」ピタ

「「別に」」

 

「妖精の尻尾の火竜って聞いたことない?」

 

「ある!!!」

 

「あんた妖精の尻尾の魔道士だったの!!?」

 

「そうだよ。入りたいならマスターにはなしとおしてあげるよ」

 

「素敵なパーティーになりそうね♡」

 

「わかりやすい性格してるね…君…」

 

「ほ…本当にあたし妖精の尻尾に入れるの!!?」

 

「もちろん。そのかわり魅了のことは黙っといてね」

 

「はいはーい♡」

 

「それじゃパーティーであおう」

 

「了解であります♡」

 

「は!!!擬似魅了してたわ!!」

「妖精の尻尾に入れるんだー!!!やったー!!!」

 

「お姉さん、騙されてる。」

 

「そういえばあなたなんなのよさっきから!」

 

「私はカンザシ。紅の吸血鬼の魔道士」

「私はカタナ。同じく紅の吸血鬼の魔道士よ。あなたは?」

 

「紅の吸血鬼……聞いたことの無いギルドね。あたしはルーシィ。で、騙されてるってどういう事かしら?」

 

「さっきの男、誘拐犯と同じ目をしてたわ。」

 

「そうかしら?たしかにいけ好かない奴だったけど。ま、多分大丈夫よ!」タッタッタッタッ

 

「いっちゃった。」

 

「そうね。」

 

 

そして夕方頃

 

 

「ぷはぁー!食った食った!!」「あい」

 

 

「ねぇお姉ちゃん、火竜の船ってあれかな?」

 

「ほんとにあんなのが妖精の尻尾の魔道士なのかしら。」

 

「多分あそこにルーシィさんいるよね」

 

「でしょうね」

 

「おい!!」

「「ひぃ!?」」

 

「今の話本当か?」

 

「なに?って火竜の話?」

 

「あとルーシィの話だ」

 

「ええ、そうよ。あなたは?」

 

「俺は妖精の尻尾のナツ。火竜のナツだ!」

 

「つまり、本物の火竜?」

 

「おう!」

 

「じゃ、一緒にいきましょ?あのニセ火竜を殴りに。ついでにルーシィさんも」

 

「おう!でもどうやっていくんだ?俺はハッピーがいるけど。」「あい!」

 

「私たちは飛んで行けるわ。」

 

「そうなのか!?すっげー」

 

「じゃ、行くわよ。と言ってもカンザシちゃんだけで十分だと思うけど。」

 

 

 

 

そして飛んで行って

ナツが船の上に落ちていった。

 

 

バキッ ズシィン

「ひ…昼間のガキ!!?」

 

「ナツ!!?」

 

「おぷ…駄目だやっぱ無理」ぐてぇ~~

「えーーっ!!?カッコ悪!?」

 

「なんだこりゃ一体!!?

なんで空からガキが降ってくるんだ!?」

 

「ナツさんだけじゃない。」

「わたしもいるわよ。」

 

「あん時の!?何故ここに!?」

 

「カンザシ!?カタナ!?なんでここに!?てかどうやってとんでんの!?」

 

「「ハァだから言ったのに」」

 

「うぅ、ごめんなさい」

 

「 ルーシィなにしてるの?」

 

「ハッピー!?てかあんた羽なんかあったっけ?」

「細かい話はあと!逃げよ」

ハッピーはルーシィを尻尾で掴んで空に逃げる。

 

「ナツはどーすんの!?」

 

「2人は無理」「あら…」

 

 

「ルーシィ聞いて」

 

「何よこんな時に!」「変身解けた」

 

「クソねこー!!!」ザパァン「やったか!?」

 

(鍵は……あった!浅いとこでひっかかっててくれた♡)

 

 

ぷはっ「いくわよ『開け!宝瓶宮の扉!!!アクエリアス!』さあアクエリアス!あなたの力でふねを岸まで押し戻して!」

 

「ちっ」

 

「いまちって言ったかしらあんたー!」

 

「うるさい小娘だ。ひとつ言っておく。今度鍵落としたら殺す」ギロ

 

「ご、ごめんなさい」

 

 

「オラァッ」

アクエリアスは船をルーシィごと岸まで流す

 

「あたしまで一緒に流さないでよオオオッ!!!」

 

 

「ルーシィ、意外と凄い?」

 

「そうね。行きましょ」

 

 

 

 

「オレは妖精の尻尾のナツだ!!!おめえなんか見た事ねえ!!!!」 「な!!!」「え?」

 

「ナツが妖精の尻尾の魔道士!?」

 

 

「おめぇが悪党だろうが善人だろうが知ったことじゃねぇが、妖精の尻尾を騙るのは許せねぇ『火竜の鉄拳』!」

火竜の顔面にナツの拳がめり込む。

 

「そっから先は私にやらせて。」

 

「カンザシ!」

 

「偽火竜『動くな』」

 

「んな!!動けんぞ!」

 

「え?」

 

「『爆ぜろ』」

火竜は爆発する。しかしさすがは火の魔導士、なんとか耐えたが

もぐもぐ がぶ もぐもぐ

 

「はぁ!?」

 

「ふぅ。ご馳走様でした」

 

「お姉ちゃんと、同じ魔法?」

 

 

「な、なんだこいつは!?」

 

「食ったら力が湧いてきた!!!」

 

「ボラさん!!オレァこいつみたことあるぞ!!」

 

「はぁ!?」

 

「桜色の髪に鱗みてぇなマフラー…間違いねぇ!コイツが…本物の…火竜!!」

 

「よーく覚えておけよ

これが妖精の尻尾の…」

 

「魔道士だ!!!!」

 

 

「火を食べたり火で殴ったり…これ…魔法なの!?」

 

「ナツの魔法、滅龍魔法!!!イグニールがナツに教えたんだ」

 

「滅龍魔法……すごいけど…やりすぎよオオ!」

 

 

「この騒ぎはなにごとかねー!?」

 

「軍隊!!」

 

 

「やべ!!逃げんぞ」

 

「「なんで私まで!?」」

ナツはルーシィと簪の腕を掴んで走り出す。

 

「だって妖精の尻尾(オレたちのギルド)はいりてんだろ?」

 

「うん!!」

 

「私違うもん……」

 

「カンザシちゃーーん!?」

 

 

―――てことがあったの。」

 

「そう。大変だったのね。」

 

「そう言えばカンザシ!」

 

「な、なに?」

 

「お前、俺の魔法見た時『お姉ちゃんと同じ魔法』って言ってただろ?どういうことだ?」

 

「カンザシちゃんの姉は私よ。で私の魔法のことだったかしら?」

 

「おう。お前も火を食えるのか?」

 

「無理よ。」

 

「じゃあどういうことなんだよ」

 

「私の魔法はたしかにあなたと同じ滅龍魔法。だけど属性が違うのよ。私は水の滅龍魔道士よ。」

 

「じゃあカタナ?あなたもその魔法は龍に習ったの?」

 

「へ?竜殺しの魔法を龍が教えるの?」

 

「オレはそうだぞ。お前は違うのか?」

 

「違うわよ。」

 

「なぁ、イグニールがどこにいるか知らないか?」

 

「知らないわよ。ステラなら知ってるかも」

 

「ほんとか!?」

 

「多分ね。ステラちゃーん!」

 

「はーい。なにかな?たっちゃん。」

ステラはナツやルーシィ、簪や刀奈が囲んでいるテーブルにスキマを開いて顔だけだす。

 

「うおっなんだお前」

 

「ん、初めまして。紅の吸血鬼のマスターの妹のステラ・スカーレット、0歳です。」

 

「え、0歳なの!?」

 

「ん、まだ産まれて数ヶ月。」

 

「で?なんの用」

 

「そうだったステラちゃん、ナツさんの探してるイグニールっていう龍がどこにいるか分かる?」

 

「うん。まぁ分かるよ」

 

「ほんとか!?どこにいるんだ。」

 

「教えてあげない。」

 

「なんでだ!」

 

「今は彼、絶対に会えないところにいる。」

 

「どこだよそこ!」

 

「ハァ。じゃあヒントだけあげる。」

 

「ほんとか!?」

 

「うん。コホン、今もあなたを見守りながら守ってくれてるよ。誰よりも近いところで。」

 

「どういう事だ?」

 

「これ以上はいえない。でもまぁいつか絶対に会える。これは保証する」

 

「そうか。」

 

 

「さて、ステラ。」

 

「なに?レミィおねーちゃん。」

 

「そろそろ帰るわよ。」

 

「はーい。じゃあまたね。ナツさん、ルーシィさん。」

 

「またね。」

 

「またいつか会いましょ。」

 

「ばいばーい」ノシ

 

ステラたちはスキマで紅魔館に帰って行った。

 

 




これから一気に飛びます。







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