Land Mine Stratos   作:TSロリは至高だと思っている。
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個人的に、一番チャンスがあったのはこの子だと思ってます。

二番目に確率が高いと思うのはラウラちゃんです。

二人とも告白しているし……両方とも問題があったけど。


原作の凰鈴音さんの最大の失敗は多分これだと思う

「––––––––その情報、古いよ」

 

 綺麗なソプラノの声が鳴り響く。

 高音の発生源の方向を見ると、髪を桃に染めたら釘宮さんcvのキャラにしか見えなくなりそうなロリっ娘がいた。

 

「二組も代表が専用機持ちになったの。簡単には優勝できないから」

 

「アア……オワッタ……!」

 

「自爆するしかねぇ」

 

 クラス中から、負けを確信した悲惨な声が上がる。

 

 少し考えてみよう。

 原作では代表候補生のセシリアさん相手に善戦していたワンサマーだが、ここで彼がした事は動けない私をボコボコする作業だけである。

 

 ほかのクラス代表は専用機を持っていないか完成していない人だけだったので、まだ勝てる可能性は高かったのだ。

 

 だが、ここに代表候補生で専用機持ちの人が現れた。代表候補生というのは国の代表、普通の人とは圧倒的な差があるのだ。

 一般生徒がヤムチャだとしたら、代表候補生はブロリーである。専用機持ちだとしても、素人ならどう足掻いてもベジータ止まりだろう。

 

「鈴……?お前、鈴か?」

 

「そうよ。中国の代表候補生になったの。今日は宣戦布告に来たってわけ」

 

「もうだめだぁ……おしまいだぁ……」

 

 輝いているように見えるほど綺麗なツインテールをゆらし、小さいロリな鈴音さんが小さく笑った。

 

「似合わねぇから格好つけるのやめたら?」

 

「おいやめろ!挑発するんじゃない!あいつは伝説の中国の代表候補生(スーパーチャイナ)人なんだぞ!」

 

「……はぁ、まあいいわ。……食堂で待ってるから、逃げるんじゃないわよ」

 

 突風のように現れたツインテール鈴音さんは、突風のように喋って去って行った。

 ……原作よりも落ち着いてる……のか?

 

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「……一夏。アンタ、約束まで忘れてないでしょうね?」

 

 食堂から声が聞こえてくる。朝に言ってた通り、鈴音さんが食堂で待ってたのだろう。

 

「ああ、覚えているぞ。料理が上手になったら、毎日味噌汁奢ってくれるんだよな?」

 

 ……これはひどい。

 周囲の女子からゴミを見るような視線が飛んでいる。箒さんすら『それは無いだろ……』みたいな目をしている。

 

「……なるほど……本当に弾の想定通りになったわね……」

 

「え?どういうことだ?」

 

「インターネットの掲示板でも聞いてみたら?罵倒が星の数ほど飛んで来るわよ?」

 

 多分『特定した。今から晒すね』的な言葉も飛んで来るだろう。

 

 ……あんなに朴念仁だったっけ?いや、原作でもアレなんだし大差は無いか……。

 

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 凰鈴音は今、友人の五反田弾に心の中で感謝していた。

 弾のアドバイスが無ければ、あの場でぶん殴っていただろう。むしろ、普通の人間ならばビンタくらいはする筈である。

 

 

 

『アイツは鈍感とか言えるレベルじゃない。自分を好きな人など居ないという自信(変に捻くれた非リア充のような自己認識)を持っている。アイツは《付き合って》の前に《買い物に》が必ず出現する。

 ……女子からお出かけに誘われてる時点で、何故モテるわけが無いという考えを捨てないのか、私には理解できない。モテないやつはそもそも誘われないのにな……底辺の人間を認識していないのか……?

 ……ああ、話がズレたな。アイツは《毎日酢豚作ってやる》とか言っても《作ってやる》が《奢ってやる》になるだけだぞ。最低でも味噌汁にしておけ、それでも無駄だも思うがな。

 ……ん?料理の腕前など、後からでも上げられる。アイツには直接的な言葉にしないと伝わる可能性が無くなるぞ。

 ……ああ、あと、前から言ってるが、暴力や強引はマイナスになるからな。あまり強引になりすぎるなよ。アイツは鈍感過ぎるからな、暴力を振るわれたら、そいつが自分を嫌ってると考えるからな。前にも言ったが、本当にやめておけよ?』

 

 話が長いし色々と変な友人だが、それでも恋愛相談は弾にするのが正解だった。

 一夏に関する有益な情報が手に入るし、秘密は絶対に喋らない。そして、アドバイスは大抵役に立っている。

 

 今度、弾が好きな健康関係の本をお土産にして、お礼を言いに行こうと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……本当は恥ずかしくて嫌だけど、もうそろそろ手段を選ぶのをやめて『切り札』を使おうかしら……。」

 

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 放課後

 

 ワンサマーがゴミを見る視線に囲まれている。

 昼の『奢ってくれるんだよな』事件が広まっていたようで、一部の生徒、セシリアさんとかは、まるで養豚場のダニでも見るかのような更に凍てついた視線を向けている。

 

 そして、今はその『奢ってくれるんだよな』と言われた鈴音さんが目の前に居る。

 私はすぐにでも逃げたいので、さっさと用事を済ませることにした。

 

「……一夏さん。私は6時頃にお風呂に入るので、前みたいに入って来ないで下さいね」

 

「大丈夫だって。わかってるから」

 

「……え?ちょっと待って?この子と同じ部屋なの?」

 

「ん?ああ、そうだけど?」

 

 そう、ワンサマーと同室なのはモッピーではなく私だった。ワンサマーに変な虫がつかないようにと天災さんがお願いしたそうだ。

 ……ウルトラ朴念仁だし、同室が誰でも変な虫は大丈夫だと思うんだけどなぁ。

 

「……そういえば自己紹介してなかったわね。私は凰鈴音、鈴って呼んで。あなたは?」

 

「……輪廻、夢幻です。ISに初めて乗った時に性別が変わって、名前もついでに変わりました。リンネと呼んでください」

 

「よろしくね、リンネ。それで、どうして同室になったの?」

 

「よろしくです、鈴さん。囮、肉壁、身代わりとかですかね。束さんに会ったことありますし」

 

「……ああ、そういうことね」

 

 どうせ避けられない未来は早めに済ませておこうと思っての行動だが、思ったよりも鈴さんが荒れていない。

 

「……念のために聞いておくけど、アイツに興味ある?」

 

「男性には興味無いので、一夏さんにも興味無いですよ」

 

「そう、なら良いわ……部屋って代わってくれる?」

 

「学園からの要望なので……そっちに聞いて下さい」

 

 こっちだって、のほほんさんとかと同室になりたいのだ。野郎なんて嫌である。

 

 




原作未読二次創作作製感想その二。

キャラの一人称調べるのも面倒になってくる。

キャラの中身が魔改造されやすくなっている。

キャラの説明描写がとっても面倒である。







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