東方果龍録   作:鎧武 カチドキ

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陸話

 

椛視点~

 

「待って!?」

 

「!?……どっどうしたのよ?」

 

「っ…いえ…何でも無いです」

 

 

フィリップさんに向けて伸ばした右腕を胸元に寄せ……私は人間さんと怪物…ウェザードーパントが戦っている場面を観て少し違和感を感じ…直ぐにその違和感に気付きました

その違和感は私がフィリップさんと出会う前と殆ど状況…と言うよりも時間が過ぎていない事でした

 

その違和感に気付き上を見上げた時、カラクリ仕掛の鳥

『エクストリーム』が降りてきて私の肩に乗りました

 

「(…こちらと貴方の中では時間の流れが違うんですね)……文様はここに居て下さい」

 

 

人間さんに助けて貰ったあの日……私の日常は変わってしまった

里の者が皆私を不気味がっていた

今朝までの私は人間さんやその時の出来事を忘れていた為何故皆が私不気味がっていたのか分からず泣いてばかりいました

でも……そんな私に時に厳しく…優しく…姉の様に私を護りそばに居てくれた貴女を……今度は私が護りたい

その決意し私は右手に一番適性が高いメモリを呼び出し文様から離れる様に大樹の縁に移動しました

 

 

「椛?…まさか貴女…彼処に飛び込む気ですか!?辞めなさい‼️貴女が行った所で!?」

 

 

言葉の意味に気が付いた文様は私を止める為に背後から右腕を掴んで来ました

 

 

「私は…前に人間さんに助けて貰いました。ですから今度は私が人間さん助けたいんです」

 

「でも貴女が行った所で‼️「それに」……」

 

 

私は文様の手に自分の手を重ね文様に振り返り

 

 

「文様は今まで私を護ってくれました……今度は……私が御二人を護りたいんです」

 

「…椛…ハァ……分かったわよ。でも‼️ちゃんと帰って来なさいよ‼️」

 

「…はい‼️」

 

 

一度大きく深呼吸し……飛び降りました

 

 

……今度は…………私が護ります‼️

 

 

朱斗視点~

 

 

 

「ハァ……ハァ……グッ!?」

 

『モラッタ‼️』

 

「しま!?っガハ!?」

 

 

ウェザードーパントとの戦いの最中

急に胸に激痛が走り止まってしまった隙を逃さず撃ち込まれた拳程の氷を乱射されまともに受けて後ろに吹き飛ばされ大樹に激突

その衝撃により変身が解けてしまった

 

 

『ハァ…ハァ…サンザンジャマヲシテクレヤガッテ……ダガ…オワリダ』

 

「クッ……(まだ終われねぇ……あの子を……犬走ちゃんを……護らねぇと‼️)」

 

『シネ「させません‼️」ナ!?』

 

 

その声に俺とウェザーが上を向く

 

 

「!?犬走ちゃん!?」

 

「鳥さん‼️」

『ピュイ~~!』

 

 

エクストリームメモリがウェザードーパントに特攻しウェザードーパントが吹き飛んだ

 

「は!?エクストリーム!?何で!?ってか強!?」

 

「人間さん!大丈夫ですか?」

 

「犬走ちゃん!?何で降りてきたの!?」

 

「だって人間さん周りや私達に気にかけてまともに戦えてなかったじゃないですか」

 

「いやまぁそうなんだけど…ってあのエクストリームメモリって」

 

「はい…フィリップさんから受け継いだ力です」

 

「え?フィリップさん?……まじで?」

 

 

『グッ……コッンッノ⁉️クソアマ!!!!』

 

 

ウェザードーパントが立ち上がり吹き飛ばされた犬走ちゃんにドスの効いた声で叫んでいたが犬走ちゃんはそれを無視して俺に手を差し伸べて来た

 

「元気なドーパントですね。さっ人間さん、さっさと終わらせましょう。案内、して欲しんですよね?」

 

「……ああ~もう、どうにでも成りやがれ‼️」

 

 

犬走ちゃんの手を掴んで引っ張って貰って立ち上がり

俺は再び戦極ドライバーをゲネシスコアを取り付けた状態で呼び出しオレンジとレモンエナジーロックシードを両手に構え

犬走ちゃんがメモリのスイッチを押したが音声は鳴らず

エクストリームメモリの中から降下してきた恐竜型の機械『ファング』を手に取り胴体にメモリを取り付けるとファングが起動する

 

 

三人称視点~

 

 

椛「スゥ…ハァー…行きます‼️」

 

朱斗「付き合ってやんよ‼️」

 

 

椛はファングを畳み右手で胴体を持ち尻尾の部分を背中側に倒すと先程のメモリが飛び出しメモリのスイッチを押し朱斗は両手のロックシードを解錠ボタンを押した

 

 

『FANG』『オレンジ』『レモンエナジー』

 

 

椛・朱斗「変身‼️」

 

椛はメモリをロストドライバーにセットして傾け胴体をドライバー側に倒すと恐竜の横顔を模したデザインに成る

 

朱斗は戦極ドライバーの中央の窪みにオレンジロックシードと隣のコアの窪みにレモンエナジーロックシードを嵌め込みカッティングブレードを倒す

 

『FANG』『オレンジアームズ・花道・オンステージ・ミックス‼️陣羽ーレモン‼️ハハァ‼️』

 

音声と共にドライバーから粒子が溢れ足元から集結していきウェザードーパントだった者が最初に変身したエターナルに似た戦士に変わったが全体的に刺々しい姿に頭部の飾りはFを模した三本角と成り

上空に出現した丸型と楕円形のアームズが一体と成り朱斗の頭部を飲み込み四方に展開し陣羽織を纏った武将の様な姿に変わる

 

 

朱斗「最終ラウンドだ。暴れるぞ‼️」

 

椛「はい‼️」

 

 

 

 

 


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