ビルライブ!サンシャイン!!〜School idol War〜   作:ブルー人

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最近かすかすの魅力に取り憑かれつつある作者です。


第61話 エボルは止まらない

スカイウォールの惨劇————この日本を三つに引き裂き、多くの犠牲者を出した5年前の大事件。

 

当時の記憶は自分にほとんど残されていない。……だが断片的な光景はほんの少しだけ浮かんでくる。

 

とても寒くて、痛くて、声を上げる力もなかったあの時は……うずくまって涙を流すことしかできなかった。

 

しばらく経ったある時自分は大人達に保護され、それからは惨劇が起きた日に亡くなったであろう両親のことも特に疑問に思わないまま長い年月が過ぎていった。

 

施設の子供達と共に過ごし、万丈リュウヤという人間はその環境のおかげで無事に育ってこられたのだ。

 

…………そのはずだったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぉぉぉぉぉおおおおおおおおッ!!」

 

 

 

星々が輝く夜空のなかに、幾度もぶつかり合うふたつの軌跡。

 

流星の如き速さで飛ぶ蛇と、それを炎の翼を駆使して追跡する龍。

 

「はあッ!!」

 

クローズマグマがエボルへと肉薄し、その胸部に拳を叩き込む。

 

「ぐぅ……!」

 

爆炎が噴き出すのと同時にエボルの残像が消え、奴は吸い込まれるように地面へと落下。巨大なクレーターを形成しつつ仰向けの状態で倒れるも、すぐに立ち上がってはクローズの追撃を回避する。

 

「————っ」

 

が、リュウヤもそう容易には逃すつもりはなかった。

 

瞬時に方向転換し、猛スピードで突貫。エボルの襟を掴み取りそのまま引きずるように低空飛行を行う。

 

「らあッ!!」

 

コンクリートの道路へ向けて奴を投げ飛ばす。

 

水切り石の如くめちゃくちゃに全身を強打したエボルは強引に両足を伸ばし地面へ突き立て、火花を散らしながらブレーキをかけた。

 

「……はぁ……!やるじゃないか万丈……。フェーズ1に匹敵するほどのその強さ……まさに化け物だなぁ!」

 

「ごちゃごちゃうる——せえっ!!」

 

「おっと!」

 

地をひと蹴りしたクローズが一瞬でエボルへと接近。

 

奴は咄嗟に横へ転がることでクローズの打撃を回避すると、身を捻ってカウンターの裏拳を繰り出してくる。

 

それを手のひらで受け止め、リュウヤは仮面の下で目の前にあるコブラの複眼を睨みつけた。

 

 

 

「きゃあーーーー!!」

 

「なんだよあれ!!」

 

「逃げろおおおおおっ!!」

 

 

 

直後、周囲から聞こえてきた人々の声に目を見開く。

 

……そうだ、ここは本来戦場になるはずのなかった町のど真ん中。一般人だって大勢————

 

「ぐっ……!」

 

リュウヤが意識を逸らした一瞬を狙ってエボルトが膝蹴りを放ってくる。

 

体勢を崩してしまったクローズは、次にエボルが繰り出した右ストレートに反応しきれないまま————防御も間に合わずに後方へと吹き飛ばされてしまった。

 

「がはっ……!」

 

商店街にけたたましい音が響き渡り、並んでいたシャッターのひとつにマグマの戦士が突っ込む。

 

「げほ……っ!ケホッ!!ゲホッ!!」

 

「ふん……」

 

逃げ惑う人々を目で追いつつ、エボルトは腰に手を当てたゆたいながら口を開いた。

 

「人間どもには同情するよ。戦争が終わったかと思った矢先に、まさか町を守ってきたはずの仮面ライダーに襲撃されるとは思わなかっただろうな」

 

「……なに言ってんだ……!全部お前のせいだろうが!!」

 

 

————仮面ライダーエボル。自分達と同じ仮面ライダーでありながら、その出処はまるで違う。

 

ベルナージュが話したように奴は…………破壊しか生み出すことのない純粋な“悪”だ。

 

 

「まあまあそう言いなさんな。お前だって、オレと似たような存在なんだからよ」

 

「ふざけんな……。仮面ライダーは正義のヒーロー……!テメェみたいな野郎が名乗っていい肩書きじゃねえ!!」

 

再度特攻してきたクローズとエボルが激突する。

 

「「ッ!!」」

 

天体衝突を思わせる衝撃波が辺りに拡散。

 

炎の海に包まれた商店街で、リュウヤとエボルトは人の域から脱した力を互いに振るった。

 

 

◉◉◉

 

 

「地震……?」

 

病室に伝う振動で目が覚めた。

 

キリオが眠るベッドに突っ伏していた千歌が瞼を開け、はっきりとしない視界を凝らす。

 

「……わっ!」

 

椅子から転げ落ちそうになるほどの地鳴りと揺れが襲ってきた。

 

なにやら騒がしい雰囲気を町の方から感じ取り、千歌は慌てた様子で窓へと駆け寄る。

 

「え……?」

 

瞬間、自らの目を疑う光景が飛び込んできた。

 

次々と倒壊していく建物に、炎上する商店街。

 

めらめらと燃え盛る炎のなかから逃げ出している住民達を見て、千歌は青い顔で口元を覆うと怯えるように窓から仰け反った。

 

「なにが……起こってるの……?」

 

「う……」

 

ガタン、と何かが落ちたような鈍い音が病室に反響する。

 

反射的に振り向くと、そこには床に伏しつつも立ち上がろうと腕に力を込めているキリオの姿があった。

 

「……!キリオくん!」

 

「この揺れはなんだ……?」

 

かすれた声でそう尋ねてくる彼の肩を支えながら千歌は窓の方を示す。

 

「町が……町が大変なの……!」

 

「……っ」

 

無数の火柱が荒れ狂う町を見下ろし、キリオは悔しそうに歯を食いしばった。

 

「……あ!」

 

不意に千歌が指した方向に目を持っていく。

 

暗闇に包まれた空————そのなかを流れ星のような速度で拳をぶつけ合っている2人の戦士に、キリオと千歌は揃って唖然とした表情を浮かべた。

 

「あれってもしかして……万丈くん……?」

 

「あの……馬鹿野郎……っ」

 

「あっ……!ダメだよキリオくん!!」

 

咄嗟にその場から駆け出しかけたキリオの手首を掴み取り、千歌は彼が出口を目指そうとするのを止めようとする。

 

「離せ千歌……!あいつはエボルトに狙われてるんだ!今戦わせるわけには……いかない……!!」

 

「そんなボロボロの身体じゃ無茶にもほどがあるよ!……ねえ!お願いだからもっと自分を大切に————!!」

 

「……っ!」

 

「キリオくん!」

 

強引に彼女の手を振りほどき、キリオはベッドのそばに置いてあったビルドドライバーと上着を掴み取っては早足で病室を出て行ってしまった。

 

「ちょっと待ってよ……!」

 

再び彼に手を伸ばした千歌だったが、彼の持ち去っていった上着から何かが転がり落ちたのを視界の端に捉え、そちらへ意識を向けた。

 

「これ……キリオくんの……」

 

手のひらで転がしたボトルに刻まれたみかんのレリーフ。

 

キャップ部分に一文字「O」と記されたフルボトルをじっと見つめた後、千歌は我に返ったように顔を上げる。

 

「ちょっと……!待ってったら!!」

 

青年の面影を追って、彼女もまた急いで病室を飛び出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《Ready go!!》

 

《ボルケニックアタック!!》

 

大量のマグマを全身から吹き出したクローズがジェット機さながらのスピードでエボルへ突っ込む。

 

《ウォッチ!》

 

《ライダーシステム!》

 

《クリエーション!!》

 

対する奴はエボルドライバーにウォッチフルボトルを装填。

 

《Ready go!!》

 

《ウォッチ!》

 

《フィニッシュ!!》

 

「あ————!?」

 

リュウヤの拳がエボルに到達するその直前、驚異的な加速を見せたエボルトが彼の背後へ移動し、

 

《チャオ!》

 

「ぐあっ……!!」

 

黒い装甲に真横からの蹴りを叩き込んだ。

 

「はぁ……っ……はぁ……っ!」

 

建物を突き破りながら商店街を抜け出て街道へと転がったリュウヤはよろめきながらも立ち上がり、また両手を構えつつ不屈の精神をエボルトへ見せつける。

 

……恐ろしい奴だ。ブラッドスタークであった時とはパワーもスピードも文字通り桁違い。打ち破るのは一筋縄ではいかない。

 

(でも大丈夫だ……見たところ今の俺とあいつの実力はほぼ互角。このまま押し切ってみせる……!)

 

エボルトは勇ましくファイティングポーズをとるリュウヤを見て、歩みを止めながら首を傾けた。

 

 

 

「わからねえなぁ……なぜそこまでしてオレに立ち向かおうとする?」

 

「……理由が見つからねえ方がおかしいだろうが」

 

「ま、言いたいことはわかる。……だがいい加減、お前は本来オレと肩を並べる存在だってことを自覚した方がいい」

 

「は……?」

 

突拍子もない奴の発言に思わず間の抜けた声が出る。

 

エボルトは片足に体重かけたまま、強張った様子で立っていたリュウヤに向けて静かに語り始めた。

 

「不思議だと思わないか?なぜオレが手間をかけてまでお前を犯罪者に仕立て上げ、戦争に引き込む必要があったのか。なぜお前のハザードレベルが他の連中よりも上昇率が高いのか」

 

「…………あぁ?」

 

警戒心を保ちつつも奴の言葉に耳を傾ける。

 

……エボルトがどうして自分を選んだのか。いや、奴の言ったことを借りれば()()()()()()()()()()だ。

 

確かにこれまでそんなことを深く考えたことなんてなかった。ただ目の前のことを必死に片付けていった結果、この状況に立たされているだけだ。

 

だがその当初から……エボルトの思惑通りになっていたとしたら?

 

「答えは簡単だ」

 

「————ッ!」

 

目の前までテレポートしてきたエボルの打撃をいなしながらも、リュウヤは混乱しつつある頭を動かす。

 

「5年前……あの惨劇が起きた直後!オレはまだ生まれたばかりの赤ん坊が独りきりでうずくまっているのを見つけてね……!僅かに残されていた“遺伝子”の一部をそいつに埋め込んだんだッ!!」

 

「ぐ……っ!」

 

エボルの放った重い一撃がクローズの胸部に直撃。

 

すぐさま体勢を取り戻した後、リュウヤは再度奴へと飛びかかる。

 

「そしてその時点でできる限りの改造を施し、強制的に肉体の成長を促した。……より効率的に遺伝子を育て上げるためにな!」

 

「遺伝子……?赤ん坊……?テメェ、さっきから何わけわかんねえことを————!!」

 

マグマをまとった拳を受け止めた後、エボルは瞬時にクローズの腕を掴み取り手前へと引き寄せた。

 

「お前のことだよ」

 

「……あ?」

 

「スカイウォールの惨劇で親を失い、立つこともままならなかったお前に…………オレが遺伝子を植え付けた」

 

 

————全身が沸き立つ。

 

ぞわぞわとせり上がってくる何かに戸惑いながら、リュウヤは呆然とした表情で眼前にある蛇を見つめた。

 

 

「どういう……ことだよ?お前は三国にそれぞれ用意した仮面ライダーを使って、新しい身体を選ぼうとしてたんじゃ————」

 

「その推測じゃ満点はやれないな。……つまりは出来レースだったってことだよ」

 

「……っ!?」

 

「オレの遺伝子を持つお前が突出するのは織り込み済みだった。……それが万丈リュウヤという人間の正体だ。お前は最初から、オレの手のひらで踊っていただけなんだよォ!!」

 

手品じみた速さでスチームブレードを取り出したエボルが下方向から刃を振り抜く。

 

「————!」

 

交差させた両腕で斬撃を防御した後、リュウヤは一旦距離を置こうと後ずさった。

 

 

 

 

(……俺が……エボルトの遺伝子を持つ……だって……!?)

 

 

どこからともなく溢れてくる力。

 

今まで自分を奮い立たせてくれた根拠のない自信は————全て奴から授かったものだと?

 

仮面ライダーとしてキリオや……人々のために力を尽くしてきたのも、全部……。

 

 

 

 

 

 

 

「オレと共に来い万丈。お前はこれ以上……人間どものなかにいるべき存在じゃあない」

 

手招きをしながらエボルトがこちらに近づいてくる。

 

俯いたままでいるリュウヤに歩み寄った奴の指先が彼の肩に触れようとしたその時、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ォォォォオオオオオラアアアアアアアアアッッ!!!!」

 

瞬時に腰を低く構えたリュウヤが引き絞った拳を解放。爆発的な威力を備えたアッパーカットがエボルの顎をしっかりと捉えた。

 

「————ッ!?」

 

不意を突かれたエボルトが弧を描きながら宙へと放り出される。

 

 

「はあっ……!はあっ……!!」

 

息を切らしながらも力強く地を踏みしめたリュウヤは、転がり落ちた奴に向け精一杯に声を張って告げた。

 

「誰がっ!!テメェの言うことなんざ聞くかよッ!!————バァァァアアアカ!!!!」

 

「…………」

 

エボルは曲げた膝に片手を置き、気品の欠片もない座り方でリュウヤを見上げている。

 

「万丈……お前、本当に理解しているのか?お前は人間じゃない。オレの遺伝子を体内に秘めた怪物…………この地球を滅ぼす存在なんだぞ?」

 

「うるせえ喋んな詐欺コブラ野郎。お前に教えてもらわなくてもなぁ……自分が何者かくらい知ってんだよ!!」

 

拳を手のひらに打ち付け、自らに言い聞かせるようにリュウヤは口にした。

 

「テメェこそ俺が前に言ったこと忘れてんじゃねえだろうな。……俺は信じる、信じ続ける。キリオも、高海達も…………自分自身も!!」

 

「……ぬぅ……!?」

 

炎の翼からマグマが吹き出し、その勢いに乗ってリュウヤが飛翔。

 

空中で旋回した後、再度エボルめがけてミサイルのような体当たりを仕掛けた。

 

「ぐっ……!」

 

咄嗟に両腕をクロスさせたエボルがその一撃を受け止めようとするも、想定以上の威力を発揮したクローズマグマの特攻は容易に奴の身体を大地から離してしまう。

 

「お前の遺伝子があるから……それがどうした!俺は万丈リュウヤだ……!マジ強くてマジ最強な————正義の仮面ライダーなんだよッ!!」

 

コンクリートを抉りながらエボルの装甲を削る。

 

奴から手を離す直前、握った右手を思い切り引き絞り————顔面へ向けて、それを撃ち放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くっ……!?」

 

激しい戦闘音を追ってマシンビルダーを走らせていたキリオが突如として巻き起こった熱風と衝撃に身を庇う。

 

「……!」

 

崩壊した町を奥へと進んだ先に————対峙する2人の戦士はいた。

 

「————万丈ッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《Ready go!!》

 

ビルドドライバーのレバーを回した直後、クローズマグマの右足に大量の溶岩と炎が集中する。

 

《ボルケニックフィニッシュ!!》

 

八つの龍のオーラと共に空高く上昇した彼は、静かに俯きながら佇んでいるエボルに向けて全ての力を注ぎ込んだ蹴りを放った。

 

(いける……!)

 

エボルトは明らかに消耗している。今この攻撃を当てさえすれば————こちらの勝ちだ。

 

全ての元凶を倒し、今度こそみんなが望む平穏がやってくる。

 

 

「これで終わりだ……!エボルトォォォオオオオオオ!!!!」

 

 

奴に到達するまで残り数メートル。

 

爆炎をまとった跳び蹴りが、エボルの胸を捉えようとしたその時、

 

 

 

 

 

 

 

「助けて……万丈くん……っ!」

 

 

 

「……え?」

 

 

不意に耳に滑り込んできた少女の声。

 

リュウヤはほとんど無意識に…………攻撃の軌道を逸らしてしまった。

 

不安定な状態で着地した影響か、直後に大きくバランスを狂わせる。

 

 

 

「……いい声してんだろ?」

 

 

刹那、リュウヤが体勢を崩した一瞬の隙をついて————エボルトは彼の身体に自分の腕を()()()()()()

 

「ぐっ……!?ぅ————!?」

 

形容し難い脱力感と痛みに襲われ————リュウヤの意識は瞬時に奥底へと沈んでいく。

 

 

 

 

 

 

 

 

「万丈……!?おい万丈ッ!!」

 

気絶し、地面に転がったリュウヤのもとにマシンビルダーを乗り捨てたキリオが駆けつける。

 

呼びかけても返事をしない彼を尻目に、キリオは傍らに立っていた星狩りの怪物へと鋭い眼差しを向けた。

 

「エボルト……お前ぇ……!」

 

「…………ふふ」

 

少女の矮躯を露わにしたエボルトは薄ら笑いを浮かべ、倒れ伏している少年を見下ろす。

 

その手には————龍の頭が象られた青いボトルが握られていた。

 

 

 

 

「確かに()()()()()()()()、オレの遺伝子」

 

「……なに?」

 

 

 

 

 

 

《ドラゴン!》

 

《ライダーシステム!》

 

《エボリューション!!》

 

 

腰に巻いたエボルドライバーに2本のボトルを挿し込み、レバーを回転。

 

《Are you ready?》

 

生成されていく群青のスーツを前にして……奴は交差させた両腕を左右へと広げながら唱える。

 

「変身」

 

 

 

《ドラゴン!ドラゴン!エボルドラゴン!!》

 

 

《フッハハハハハハハハハハ!!》

 

 

変身した奴の複眼は両目とも“ドラゴン”。

 

さながらリュウヤの変身する“クローズ”を連想させる外観へと変化したエボルトは————自分を見上げるキリオ達を嘲笑うように、自らの進化を告げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「フェーズ2————完了」

 

 

 




リュウヤ周りの展開は肉体が乗っ取られていない点を除けば本編の万丈とほぼ同じ感じですね。
エボルがフェーズ2へと早変わりするなか、対するキリオは精神的にどんどん追い詰められていきます。

明日以降は以前のように多く執筆時間がとれるということで、日曜日に密かに完成させていた話も本日中に投稿しちゃう予定です。(22時近くになるかも)

完結後に何かしらの続編はいりますか?いりませんか?

  • 後日談として日常もの
  • シリアス調のもの
  • 両方
  • 別にいらない。

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