生きたければ飯を食え   作:混沌の魔法使い

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メニュー110 ラム・チョップ 

メニュー110 ラム・チョップ 

 

カワサキ殿がエ・ランテルに戻り、一昨日、そして昨日と店の前で料理をやっていた事でカワサキ殿が戻って来たという話はあっという間にエ・ランテル中に広がった。

 

「ろ、ロフーレさん。カワサキさんの店への商品の入荷……私にも手伝わせてくれませんか?」

 

「カワサキ殿は私の店としか取引しないと言っている。おかえり願おう、何度来ても無駄だ」

 

最初にカワサキ殿を南方の人間と侮り、3割り……いや5割り増しで売りつけようとした連中が何人も自分にもカワサキ殿の店へと商品の納入をと頼んでくるが、それら全てを断っている。カワサキ殿は非常に気の良い男ではあるが、頑固でもある。1度決裂した交渉を2度やろうとは思わないだろうし、何よりも質の悪い品を入れられては困ると念入りに商品を吟味していた姿を見れば貴族の後ろ盾があるだけの店から商品を買おうとは思わないだろう。

 

「会長。例の物の最初の便が届きました、良い品ですよ!」

 

「そうかそうか! 良し、ではすぐに馬車を用意してくれ。私も行くぞ」

 

少しずつカワサキ殿の店に商品を納品しているが、それはあくまで普通の商品。これは私が個人的にカワサキ殿の店が再開した事を喜ぶ、1人のカワサキ殿のファンとして少々値が張ったが取り寄せた品だ。

 

「うん。素晴らしい、これならば申し分ないな」

 

長年商人としてやってきた私の目から見ても文句なしの高級品。流石に馬車10台分は懐にダメージが大きいが、カワサキ殿の店が安定すれば簡単に取り戻せる。そういう打算を抱きつつ、最初に届いた3台分と共に私は馬車に乗り込みカワサキ殿の店に向かうのだった。

 

「あれ。ロフーレじゃん。どしたの? こんなに朝早く」

 

店の前を掃除していたクレマンティーヌが不思議そうに尋ねてくる。納品の時間よりかは大分早いから当然の反応だ。

 

「なに、カワサキ殿に用があってね。カワサキ殿はいるかな?」

 

そう尋ねると呼んでくるといって店の中に引っ込むクレマンティーヌ。広場の前に配置された机や椅子――少々出遅れたが、酒を販売する許可をカワサキ殿に得れば、良い場所を取れそうだなと軽く頭の中でそろばんを弾いているとカワサキ殿が姿を見せた。

 

「ロフーレさん。どうしたんですか」

 

「いやいや、店の再開祝いを持ってきていないと思ってね。店の再開祝いとして、これを受け取って欲しい。私のほんの気持ちだ」

 

そう言って馬車の幌を開けて、その中の商品を引きずり出した。

 

「こいつはあ……いや、ロフーレさん。悪いよ」

 

流石と言う所だろう一目しただけで私が何を用意したのか見抜いたようだ。申し訳なさそうにするカワサキ殿に私は笑いかけた。

 

「いやいや、気持ちだよ。カワサキ殿の店が再開してくれれば、私の店も繁盛する。その為の投資さ、しかしそうだな。申し訳無いと思ってくれるなら……店の隣にロフーレのテントを用意して酒を販売しても良いかな?」

 

「……強かだなあ。勿論いいですよ、これだけの物を用意して貰ったら良いって言うしかないじゃないですか」

 

良し、これで今運んで来た馬車3台分の肉の4分の1ほどは回収出来たと見て間違いない。

 

「うわ、これ全部ラムじゃん!? 良いの?」

 

「ええ、勿論です。私の知り合いに片っ端から頼んで用意した物ですよ」

 

生後1年未満の子羊の肉――ピンからキリまであるが、これは食用に育てた本当に高級なラムだ。

 

「後7台納品するからな」

 

「は?」

 

「後7台だ。10台分手配したからね」

 

「いやいや、さすがにそれを貰う訳には」

 

「大丈夫さ、これからもロフーレ商会をひいきしてくれれば十分に取り戻せる。早く店が安定する事を祈っているよ、さ、皆カワサキ殿の店にラムを卸したらすぐに帰るぞ」

 

「「「はいッ!!」」」

 

押し問答をしているとそれこそ金を受け取ることになりかねない。カワサキ殿には悪いが、ラムをさっさと卸して帰るとしよう。

 

「ありがとうございます」

 

「いやいや、これからも良いお付き合いをしましょう」

 

恩の押し売りになるが、カワサキ殿は食材の入手経路がかなり少ない。それを利用したあくどい商売だとは思うが、商人というのは総じてそういうものだ。売り所、買い所、そして引き所は見誤らない事……営業したくても食材が足りないカワサキ殿は受け取るしかないと言うこの状況を利用する用で些か心は痛んだが、これでカワサキ殿は安定して商売できる。そして私はカワサキ殿との繋がりをより強固に出来る――WinWinと言う事で我慢してもらおうと思い、私はその場を後にするのだった。

 

 

 

 

肉切り包丁でラムの骨付きのロース肉を、あばら骨ごとに1ピースずつ切り離す。包丁にこびり付いた脂とその鮮やかな肉を見て流石の俺も唾を飲み込んだ。

 

「すげ、こんなのそうそうお目にかかれんぞ」

 

上質な赤身の中に入っているサシのきめ細かさ……ラムという事を差し引いてもとんでもない高級品だ。これが馬車で10台――とんでもない出費だったのは容易に想像が付いた。

 

「いや、良い商人だよ。全く」

 

アイテムボックスから取り出せば食材はある。だがそれはユグドラシルの食材が大半で容易に使えるものではない、となるとホルモン焼き、うな重、うな丼と販売して今日は販売できないと言う状況になる事を示しており、どうしたものかと考えているタイミングでのこの大量のラム――俺の手持ちの食材が少ないこと、そして断れない状況で持ち込まれたら俺としても断れない。

 

「よいしょお」

 

「悪いな」

 

「ううん。全然大丈夫。今日の賄い期待してるし」

 

「おう、最高のを作るよ」

 

解放したままのアイテムボックスにどんどんラムを運んでくれるクレマンティーヌ。これだけ頑張ってくれているんだから今日の賄いは気合を入れて作ると返事を返し、ラムの下拵えを再開する。と言ってもここまで上質なラムだと下手に手の込んだソースを使うのは愚作、シンプルに塩胡椒と臭み消しのハーブのみで焼き上げて好みでソースを自分で調整して貰うというスタイルで行こうと思う。

 

「うっし、気合入れていくか」

 

まずはラムチョップの表面と裏面に塩胡椒を振り掛ける。そしてその上にタイム、ローズマリー、パセリ、セージなどの臭み消しのハーブ、スライスしたにんにくをたっぷりと乗せ、味を引き締めさせる為の少量の唐辛子を振りかけてその上からオリーブオイルを掛ける。

 

「普段のステーキと違うね?」

 

「ああ、今回はアロゼをやろうと思ってな」

 

アロゼ? と不思議そうな顔をするクレマンティーヌに簡単に説明する。

 

「アロゼって言うのは調理の仕方の1つなんだ。本当はスプーンでオリーブオイルをかけながら焼き上げるんだが、鉄板じゃそれは難しい」

 

フライパンに滲み出た肉の脂とオリーブオイル、それを肉に掛ける事でふんわりと仕上げる技法なのだが鉄板は平らなのでそれをするのは些か難しい。まぁ出来ない事はないんだが……大量に捌かないといけない以上1つ1つにそこまで手間を掛けることが出来ないのだ。

 

「だから焼く前に下味をつけるのと平行してオリーブオイルを全面に馴染ませておくんだ」

 

本格的なアロゼと比べると少し手抜きではあるが、それでも十分だろうと思う。青空の下で焼かれているラムチョップステーキと酒……この開放的な……。

 

「あ、やっべ」

 

「どうしたの?」

 

「悪い、ロフーレさんの所に走ってくれるか? パンを持って来て欲しいって頼んでくれ」

 

ラム肉にテンションが上がりすぎてつけ合わせの事を考えていなかった。芋を蒸かすだけでは少し寂しいし、酒のテントを配置する時にパンも持って来て欲しいと頼んできて欲しいとクレマンティーヌに頼む。

 

「白パンな、白金貨2枚で買える分で頼む」

 

「りょーかい、行ってくるね」

 

白パンの値段にしても少し高いが、まぁ10台分のラムの代金の少しは足しにしてもらおう。クレマンティーヌもそれが判っているから白金貨で支払うことに何も言わず、店を出て行った。

 

「良し、準備を始めるかあ」

 

今日も雲1つない快晴――実に営業日よりである。火をつけて鉄板を暖めながらじゃがいもを蒸かしていると、散歩していたのだろう。アインザックさんが俺の準備している食材を見て目を光らせた。

 

「カワサキ君。今日は羊肉かね」

 

「ええ。上質なラムが手に入ったのでね」

 

「ラム! そりゃあ良い。値段は?」

 

「少々高いですが銀貨6枚、芋と白パンをセットで」

 

「銀貨6枚じゃまだ安いぞ。金貨1枚くらいが相場だ」

 

アインザックさんのアドバイスを聞いて値段を6から8に修正する事にする。

 

「それでも安くするか、全くカワサキ君は人が良いな。それで隣のはロフーレのテントか」

 

「あっちはお酒ですよ」

 

「はっはっは! これは良い商売だな。昼飯時には顔を見せに来るよ」

 

手を振り歩いていくアインザックさんを見送り、鉄板の上に手を翳す。十分に鉄板が温まったのを確認し、ラムチョップを1本ずつ間隔を開けて鉄板の上に並べる。肉の焼ける音と香りが広場に広がっていく、昼食の鐘の前に広がるこの香りは周りにいる人間には辛いだろうなあと苦笑しながらじっと肉を見つめる。ラムは少々レアの方が美味いので両面に綺麗に焼き色をつけたら引き上げて余熱で熱を通す。それで程よいレアに焼き上がるはずだ。窓が開き、肉を焼いているのを確認する宿の宿泊客の姿を見ながら俺はゆっくりとラムチョップを引っくり返す。そしてそのタイミングで昼食時を告げる鐘の音が広場に鳴り響くのだった……。

 

 

 

 

やっと入った依頼の給金の入った皮袋を組合の会計係からひったくるようにして受け取り、そのままの足で広場に向かう。

 

「カワサキさん! 元気そうですね」

 

「おう! ブリタか。お前も元気そうだな」

 

「元気がとりえみたいな所がありますからね!」

 

精力的に依頼をこなして昇格も出来るかなあっていう時期が近づいて来ているので元気も出てくるというものだ。

 

「ブリタ。久しぶりじゃん」

 

「クレマンティーヌも元気そうだね」

 

「もち、一昨日と昨日は顔を見せなかったけど依頼?」

 

「違う。お金なかった……」

 

あーって言う顔をするカワサキさん達だけど、むちゃくちゃ良い匂いしてるのに来れなかったのは本当に辛かった。でも今日は給金があるので、思いっきり食べれる。

 

「ラムかぁ、良いね。1つください」

 

「あいよー」

 

鉄板の上で焼かれていた骨付きのラムが付け合せのポテトが乗っている皿の上に乗せられ、パンと一緒に差し出される。

 

「はい、銀貨8枚ね」

 

「あーい」

 

ちょっと痛い出費だけど、レストランで食べようと思えば金貨1枚はする。そう思えばほんの少しだけ安いだけでもありがたい、後は隣で銅貨5枚の安いエールを買って空いている机に皿を置いて腰掛ける。

 

「いただきまーす」

 

久しぶりのカワサキさんのご飯だ。安いしツケも利くからあたしみたいな冒険者にはカワサキさんの店が無くなったのって本当に死活問題だったのよね、でもこうやってまたカワサキさんの店が再開したことが嬉しくて仕方ない。

 

「うまぁッ!!」

 

「うめえーッ!!!」

 

「くは、最高だなッ!」

 

「姉ちゃん、エールお代わりー!」

 

あちこちから聞こえて来る美味いと言う声とエールの追加をロフーレ商会の売り子に頼んでいる声を聞きながら、骨を掴んでラムを持ち上げた。

 

(うわ、めっちゃ重い)

 

肉がこれだけ重いと言うのに笑みが零れる。これだけの肉なら絶対金貨支払わないと駄目だよと思いながらラムに齧り付いた。柔らかく、簡単に噛み切れる。しかし肉らしい弾力もあり、噛み締めると肉汁が溢れ出てくる。お金が無くて肉と言えば燻製肉を齧るのがやっとの赤貧生活をしていたのもあるので余計に美味しく感じる。

 

「美味しいッ!! はーやっぱりカワサキさんの料理は美味しいね!」

 

「王国1だぜ!」

 

「ばっか、帝国でも腕を認められてるんだ。大陸1の間違いだろうが!」

 

あちこちから聞こえて来る賞賛の声にカワサキさんも柔らかく微笑んだ。

 

「ありがとよ、ったくそこまで褒められたらしょうがねえなあ」

 

看板のラムチョップ・ステーキ。銀貨8枚に斜線を入れて銀貨6枚にカワサキさんが修正した。

 

「クレマンティーヌ、今食べてる人に銀貨2枚ずつ返金な」

 

「良いの?」

 

「良いんだよ、出血サービスだ」

 

ただでさえ安いのにそれを更に銀貨2枚引。カワサキさんの太っ腹に広場にいた客が声を上げる。

 

「心配すんな! 安くして貰った分まだ食うぜ!」

 

「おいおい、それだとカワサキさんが赤字だろうが」

 

「ん? そうか? はっはぁ!! 駄目だな、頭が回らんぜ!!」

 

銀貨6枚では売り上げ的にはとんとんだろう。だけどそれでも安くしてくれると言うカワサキさんだからこそ、こうやって客がたくさん来るのだと思う。

 

「んー塩胡椒だけなのに美味しい」

 

塩胡椒だけなので肉本来の美味さが引き出されているように感じる。中がほんのりと赤くジューシーな味わいに、ハーブとスライスしたにんにくのがつんとパンチの効いた味が食欲を際立たせる。付け合せのじゃがいもを齧ると芋にもラムの脂が染みこんでいてこれだけも美味しい。ナイフやフォークではなく、骨を掴んで噛み千切るというのが余計に美味しく感じさせてくれるのだと思う。

 

「このソース良いな」

 

「俺はそっちよりもこれだな。茶色の」

 

机の上に置かれている瓶。それぞれ別々のソースが入っているらしいので皿の上に少し出してみる1つは白っぽいって言うか透明感のある黄色いソースだ、にんにくの香りが凄く強い。もう1つは茶色くて、少しワインの香りがする。

 

「どっちも美味しいッ!」

 

「違いねえ!!」

 

結論を言えばどっちをつけても美味しいのだ。どっちが美味いとかそう言うのは人の好みだろう。一応机の上に用意されているナイフとフォークで骨から切り離して、ソースをたっぷりとつけて開いたパンに挟む。

 

「んー最高ッ!!」

 

柔らかい白パンにラムの脂とソースが染みこんだサンドイッチが最高に美味しいッ!! 食べ終わった後少し……いや、大分悩んだ後。

 

「カワサキさん! もう1本お代わり!!」

 

今まで節制してきたんだから今日くらいは少し沢山食べても大丈夫だと思い、2本目のラムチョップステーキを注文するのだった……。

 

 

 

 

 

大盛況のラムの骨付きステーキは昼の時間を過ぎて、夕暮れまでお客さんが来ていた。仕込んだ分が終わりという事で終わりになったが、勿論ブーイングはあった。それをカワサキは明日も羊肉を使った料理を振舞うという事で黙らせ、今日の営業を終わらせたのだ。

 

「お待たせ」

 

「待ってましたぁ」

 

骨付きの分は出切ってしまったので、他の部分になるって聞いてたけど、これも凄く美味しそうだ。

 

「どこのお肉?」

 

「ランプ……腰の部分だな。ステーキで食べるならこれだ」

 

表面はしっかり焼かれているけど、中はほんのりと赤い。見ただけで判る、これは美味しい奴だ。

 

「いただきます」

 

「はい、召し上がれ」

 

ずっと皆が美味しそうに食べてるから食べたくてしょうがなかったんだ。フォークを刺してステーキを頬張る、噛み締めた瞬間に溢れ出す肉汁が口の中に溢れる。

 

「美味しい……ああ、もう本当最高!」

 

「良かったな。ほれ、ワイン」

 

「ありがとー♪」

 

皆が美味しそうに食べて飲んでってしてるのを見るって本当に辛いんだよね。でもこうやって後で特別な料理を食べれると思うと我慢できるから不思議だ。

 

「これはしっかり味付けしてるんだね」

 

店で出していたのは塩胡椒していただけだけど、これはにんにくと醤油……そしてバターの味がしっかりとしている。

 

「ランプ肉は味が濃いからな、塩胡椒だけで味を引き立てるのも良いが。ガーリック醤油バターで肉の味を際立たせるのも美味い」

 

カワサキもランプ肉を切り分けて頬張って美味いと笑っている。正直ロフーレに大きい貸しを作ってしまったけど、この味を楽しめるのならばロフーレに正直感謝してもいいと思う。

 

「明日はどうするの?」

 

ステーキを切り分けながら羊肉の料理をどうするのかとカワサキに尋ねる。今日ステーキを使ってしまったから、続けて同じ様な料理はさすがに出せないと思ったのだ。

 

「シシカバブを作ろうと思う。腿肉を串に刺してな、じっくりと焼くんだ。ステーキと違ってしっかりと火を通して、ソースや野菜と一緒に食べるんだ」

 

「うわあ。それを聞くだけで美味しそうだね」

 

今日はシンプルに塩胡椒だったが、ソースや野菜を使うのも味の変化にもなると思うし、美味しいと思う。

 

「だろ? 後はこれを弁当につめたり、パンに挟んだりしても美味いと思うんだ」

 

「それ良いね。大人気になると思うよ。あ、でもあんまり人気が出すぎると困るか」

 

「そこなんだよなあ。ま、色々考えてみようと思う」

 

2人でステーキを食べながらワインを口にし、明日はどんな風に料理を販売するのかを話す。こういうなんでもない時間が何か良いなあと私は思いながら、ステーキを口に運ぶのだった……。

 

 

メニュー111 シシカバブとケバブ へ続く

 

 




クレマンティーヌのヒロイン力と料理描写を頑張ってみました、次回も羊肉を使った料理になりますが、今回とはまた違った風に工夫して話を書いてみたいと思います。それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします。

やはりカワサキさんがオラリオにいるのは……

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