三上戦兎は仮面ライダーである   作:しふる❀雑魚絵師
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自意識過剰なクソ文才の小説家の復活だ!(オールイェイ)

定期的に自分の書いた小説を最初から読まないと何書いてたのか忘れるけど文章が酷すぎて毎回へこむ。


十五話

──あれから1週間たった。

 

バーテックスが現れる気配は未だなく、俺は小学生としての本分を果たすべく今日も学校に通う…。

 

「お昼休みー!今日の給食はなーにっかなー?」

「やけにテンション高いな結城」

「こないだのお休み、戦兎くんと一緒にいられなかったから寂しかったんだー」

 

こいつまたそんな恥ずかしいことを堂々と言いおる…、まぁ本人は単に友達と遊べなくて残念程度の認識なんだろうが。

 

「…なぁ、結城。もし俺が居なくなったらどうする?」

「えっ…戦兎くんいなくなっちゃうの…?」

 

前を歩いていた結城が瞳を潤ませてこっちを見つめてくる。

 

「…んなわけないだろ。例えばだよ例えば」

「良かった〜」

 

そう言うと結城はあからさまにホッとしたように胸を撫で下ろす。

 

「あーあ、柄にも無いこと言っちまった。悪いな」

「ううん。ビックリしたけど謝ることないよ」

 

俺とした事が余計なこと考えちまったな…こんなんじゃ正義のヒーロー失格だ。

 

「でも…もし居なくなったら、必ず会いに行くよ。何があっても」

「…そうか」

 

そう言い切れるのは結城がまだ幼いからか、それとも

 

「勇者、か…」

「え、何か言った?」

「なんでもねーよ、ほら、今日の給食はうどんだってよ」

「やったー!うどん大好き!」

 

結城はさっさと行ってしまった。

さて、俺も行きますかね。

しかし、学校の給食にも関わらずうどんのクオリティだけは高いのはやはり香川だからなのだろうか。謎は深まる…

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

その日の放課後、久しぶりに例のダンボールを引っ張りだす事にした。

 

「さて、フルフルがまだ使えない事は確認した。クローズ系は…フルフルが使えないのにマグマが使えるとは思えないし、チャージとクローズは近接寄りで空も飛べないから使いにくそうだしなぁ…そもそもドラゴンやスクラッシュドライバーに適性があるんだろうか?」

 

となると、残ったのはハザードトリガーとスパークリングだな。

 

「…ハザードトリガー、短時間なら使えるみたいだし。一応持っておいて損は無いか…とにかく、本命はスパークリングだ」

 

"ラビットタンクスパークリング"桐生戦兎の最高傑作にして桐生戦兎を象徴するとも言われるラビットタンクのパワーアップフォーム。泡の力で速度上昇、衝撃波による攻撃。他フォームのベストマッチウェポンを使用可能と戦いの幅も広がることは間違いないだろう。

 

「問題はこいつを俺が使いこなせるかどうか…」

 

今の俺のハザードレベルがどんなもんか調べたかったんだが…さて、どうしたもんかな。

 

[ピロピロピロピロピロ!]

 

ん、この着信音は…

 

ピッ

 

「…もしもし」

『よぉ、お困りのようだな』

「なんで分かる…ってそうか、神だったなアンタ…」

 

電話の相手は例の神だった。

 

「そっちからかけてくるとは珍しいな、どういう風の吹き回しだ?」

『あぁ、お前が困ってるからってのもあるんだがいくつか話しておかなきゃならない事があってだなぁ』

 

神は何時に無く真面目な声色だ。

 

「ふむ、じゃあ質問は後回しだ。重要な事から順番にどうぞ」

『前振りサンキュー!それじゃ一つ目だが今後こんな感じで話す事はほぼ不可能だと言っておく。理由はそっちの天の神の影響だ』

 

天の神の影響力が強まっている、という事だろうか?少し不安だな…

 

『まぁ、それは良い。で二つ目はお前のハザードレベルだ。ビルドフォンにアプリを追加しておいた後で確認するといい』

「助かる。ハザードレベルがわからない事にはエボルドライバーなんて恐ろしくて使えん」

 

今のレベルじゃ変身しようとした瞬間消滅しそうだ。

 

『さて、そして三つ目だが。これは忠告だ、お前はもう少し自分と周りの人間を見つめ直した方が良い』

「…どういう意味だ?」

『…それは教えられないな、まぁ気を引き締めろ。次の戦いからは相当厳しくなるぞ』

 

…やはりか、しかし原作で彼女達だけでも乗り切った戦いだ。ビルドの力が加われば負ける事は無いだろう。

 

「にしても本当に助かった。色々便宜も図ってもらったしあんた本当に神だな」

『当然だ、私こそが神の中の神なのだからなぁ!』

「あー、わかったわかった。じゃあ色々やりたいこと増えたから切るぞ」

『扱い雑だなぁ…まぁいいわ。んじゃあ色々と頑張れや。チャオ〜』

 

通話が切れる。

さて、早速アプリとやらを試してみるか。

 

「えーっとなになに。"ハザードレベル計測器ブラッドスターくん"…」

 

…ブラッドスタークじゃねぇか。

 

「まあいいや、起動」

 

[よう、みんな大好きブラッドスタークだぁ!]

 

うおお、哲夫さんボイスじゃねぇか!興奮しながらも画面をタッチする。

 

[これからお前のハザードレベルを測ってやる、画面の真ん中を3秒間長押ししろ]

 

俺は指示通り画面の真ん中に現れた長押しと書かれたアイコンに指を置く。

 

[お前のハザードレベルは3.4だ、まずまずと言ったところだなぁ?]

 

「むっ、3.5にも届いていなかったか…まぁ今までのバーテックスの殆どは銀が倒していたしなぁ…」

 

もう少し色々なベストマッチを試し、必要ならごく短時間のみハザードトリガーを使用することも視野に入れて行くべきか…

 

[さぁ、存分に戦いハザードレベルを上げろ!チャオ〜]

 

その言葉と共にアプリが終了する。しかし3.4か…それならスパークリングは恐らく問題なく使えるだろう。

 

「…さて、スパークリングの実験もしたいがその前に。そろそろ夕飯の支度でもはじめるか、そろそろ良い時間だろうし…ん??」

 

時間を確認しようと壁掛の時計に目をやると時計の針が止まっている。

 

「…まさか」

 

手に持っていたビルドフォンを放り投げる、するとビルドフォンは俺の手元から離れた数瞬後に空中で静止した。つまり…

 

「来たか…しかしこの感じ、前もこんな感じだったよなぁ」

 

俺はビルドドライバーを腰にセットしボトルを二本取り出して振る。

 

 

「ま、今まで通りサクッとやっちゃいますか!」

 

 

 

視界が光で覆われる。

 

 

 




ところでハザードレベル5.0無いと使えないはずのエボルドライバーを内海ぃ♡が使ってますが、彼それまでハザードレベルの上がらないナイトローグさんにしか変身してませんよね?いつの間に5.0になったんでしょうかね。
ボクは個人的に彼のエボルドライバーは見た目を変えたビルドドライバーだった説を提唱しています。皆さんはどう思いますか?
...と言うか人間ではハザードレベル5.0到達不可能という設定は一体どこへ消えたんだ...?

あ、先に言っておきますが、スパークリングくんの出番はしばーらく無いです(壮大なネタバレ)。もしかしたら無いです(無慈悲)。先に言っとかないとすっごい文句言われそうなので(豆腐メンタル)。







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