日本(原作にとっての絶望)がやって来る。   作:第2戦闘団

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最近暑さのせいでエタり気味


気分転換にアンケ取りますわ^〜↑(さ◯ら並感)




二十六

 

 

 冬のモスクワ

 

 

 筆髭

「Fo〜! ゲルマニアとも不可侵結んで、連合も死んだし、バルト三国占領してもアトランタは口出ししてこないし、このまま勝手に独立したスオミと不凍港目指して南下するゾ〜」

 

 バンッ! (大破)

 

 ベリヤ

「書記長!」

 

 筆髭

「ん? どうしたんだいベリヤ君。そんなに慌てて」

 

 ベリヤ

「ゲルマニアが攻めてきました!」

 

 筆髭

「…………」

 

 ベリヤ

「しょ、書記長?」

 

 筆髭

「じゃあ、俺帰って寝るから……(史実)」

 

 

 

 

 

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 なんてことがあって1942年6月22日。1年遅れの大祖国戦争が始まった

 

 因みに以前にもゲルマニアの偵察機が300回以上領空侵犯したが、戦争直前まで希少資源やマンガン鉱石を輸送するゲルマニア国籍の貨物列車が何食わぬ顔で走っていると報告を受けていた上の人間は気づいてはいなかった

 

 しかしゲルマニアに向かう最後の列車が国境を越えた瞬間、途端に砲弾と航空爆弾のシャワーが振り始まり、国境守備隊や後方の駐屯軍に大損害を与え、何ら抵抗を受けずにゲルマニアは1週間で全国境の敵部隊を掃討し、更に1週間後には旧リヴォニア東部を占領。そこからミンスクへ向かってたったの6日で占領し、バルト方面ではモスクワの宮殿で筆髭が自室で不貞寝している間にはリトアニアに侵入し、4日後には赤軍を追い出し、7月28日までにはバルトを完全に手中に収める

 

 連戦連敗負け戦状態に陥った赤軍は中央、南部方面軍の敗残兵や残存兵力をキエフに集結し、立て直しを図るが集結前に敵空軍による対地攻撃によって行軍を阻まれ、逃げ遅れて全滅する師団もいた為、キエフに着く頃には3分の2に減っていた

 集結した赤軍は小隊から独立大隊まで隈無く編成し直し、防衛線を構築。大小合わせて60個師団75万人がキエフを包囲し7月14日に攻勢をかけてきたゲルマニア軍を迎え撃った

 

 34日ほどキエフで市街地戦を繰り広げた結果。8月13日に同市の赤軍は全滅し陥落

 

 この戦いでゲルマニア軍は3万人、赤軍は64万人が戦死し、5万人かそこらが行方不明になり、6万人が捕虜となった

 捕虜が少ない原因はゲリラの中には自爆特攻なんてしてくる輩が多数いた為に、見つけたら即刻射殺されるので捕虜を捕える前に「かもしれない運転」で殺しているのが正解。手厚い看護を受けるのは衰弱しきったものくらいである。どこのヤンキー君ですか……? 

 尚、この戦いで赤軍は南部方面軍60個師団を丸々消滅させられ、実質ウクライナ方面には殆ど赤軍が存在しない状態になった

 

 

 こうして、初戦で大量の敵師団を消滅させ、快進撃を続けたゲルマニア軍は一路モスクワへ…………は向かわず、手前のミンスクやキエフを中心に防衛線を展開した

 

 これは開戦当初から赤軍が続けてきた焦土作戦で焦土化した土地を強行軍させた為に士気がガタ落ちな件と「もうすぐ冬だしデバフかかるから越冬しよう」と言う為なのだ

 戦闘ではへなちょこな赤軍だが、書記長閣下が「クソ、(後方で戦力を)溜めて待つぜ(撤退戦)」と撤退戦を開始させた事と、焦土作戦だけは徹底して行っている為、当初としては年末中にモスクワ近郊まで進軍している予定であったが、補給の問題や雨季に降った雨で泥道に足を取られて先頭に後続が追いつかないとかで、9月4日から来年の4月上旬までキエフ=ミンスクの間で一度停止し補給と再編を行うことを決定した

 

 独裁者特有のワンマン軍事で滅んだ美大落ちと違って、そこら辺は軍人に一任するようになったオットー皇帝

 軍才が無いことは結構自覚しているらしく、兵站関連とか実行される作戦の実現の有無が有るかまでは聴くものの、軍の指揮まではしない方針を採っている

 

 ただ空軍に関しては「爆撃は絶対続けろ、OK?」と口うるさいので皇帝の意を汲んでモスクワ=ウラル間にある工場やモスクワ近郊、ペトログラードへの戦略爆撃は陸軍が停止しても続けられる事になった

 

 

 

 

 

 

 

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 筆髭

「やっと立て直ってきた感じ? 工場も爆撃されてるけど大半がウラル後方か中央アジアに疎開できたし、600万くらい動員も出来たし、戦車と航空機も十二分に揃えることができた

 心配なのは思った以上に火砲が揃えられなかったことくらいかな? せっかくカチューシャできたのにトラックないから全然配備できなかった。揃うまで攻勢計画延期しようかな……」

 

 

 バンッ(大破)

 

 ベリヤ

「書記長!」

 

 筆髭

「どうしたんだい? ベリヤ君。そんなに慌てて」

 

 ベリヤ

「アトランタが宣戦布告してきました! 既に敵航空隊のせいでシベ鉄のいくつかの路線が破壊され、ウラジオにはアトランタ軍が……」

 

 筆髭

「…………」

 

 ベリヤ

「……て、あの? 書記長?」

 

 筆髭

「あぁ^〜(諦め)」

 

 

 

 

 

 唐突に戦争の意欲が湧いたアトランタ君は建前上「抑圧された各民族と原住民の解放(特大ブーメラン)」と高らかに掲げているが、実は極東利権とシベリア君が地下に大量にしまい込んでいる資源目的だったりする

 

 大統領選でティディの親戚が落選したり、大統領秘書がまさかの共産主義者だと発覚したなどの政治的要因で10年早く共産アレルギーが発生

 一方政府は永久凍土内にある天然ガス。意外と埋蔵量が豊富な鉱物資源。未だ未開発でほったらかしにされてる油田がある地域占領できてコミーも潰せるとか一石二鳥じゃね? と戦争への意欲を見せたのだった

 

 ヨーロッパで拡張主義に明け暮れるゲルマニアよりも全人民を平等に虐待している筆髭書記長から各民族を解放するという大義名分のもと、太平洋戦力をオホーツクやベーリング海に移動させ、戦線と同時にシベリアやカムチャッカを占領し内陸へと進んでいく

 

 赤軍の抵抗はあったものの、占領されたウラジオに航空基地を1週間の突貫工事で建設し、そこから近接支援機やら爆撃機やらをシベリア鉄道、物資集積所などを爆撃され補給面でジリ貧になった赤軍は撤退を具申するものの帰ってきたのは宣戦のショックで不貞寝中の筆髭に「死守せよ(死刑宣告)」だった

 絶対死守を命じられ、孤立無援の中アトランタ軍上陸から8日ほど各地で抵抗し全滅

 赤軍の排除が完了したアトランタ軍はシベリア伊東を完全に制圧し、ウラル以西の工場に爆撃できる地域に一路進軍し始めた

 

 宣戦理由はヨーロッパ人特有の「あいつは嫌いだけどこいつはもっと嫌いだからあいつの味方するべ」理論である

 

 アトランタはヨーロッパ人じゃないって? 

 先祖がヨーロッパ主要国の時点で……ね? 

 尚、ブリタニアが敗戦した時。ゲルマニア以上に喜んだのはこの国である

 ただアトランタは執拗に頼み込んでくるブリタニアにレンドリース法を制定して開始しており、ヨーロッパでゲルマニアが勝利した為に返済させる相手がいなくなり「あいつレンドリース代どうすんの?」という話が出てくるが、ブリタニアへのレンドリース決定から滅亡までの期間が短く、額自体も微々たるものなのであまり取り上げられなかった(なかった事にされたとは言っていない)

 

 このアトランタの参戦によって、赤軍首脳部は反攻作戦に割くはずの戦力を極東へ転進させる為に今年中の反攻を断念。引き続き防御に専念させ、持ち前の工業力を使ってインフラを作りながら迫りってくるアトランタに対しては誘い受けからの一転攻勢を狙うべく、戦力の多くを極東へ移動させる事になった

 

 

 民主主義と共産主義と国粋主義の三つ巴大戦はヨーロッパから極東へ飛び火して、血の気が絶えない情勢に世界は混迷を極めはじめた

 

 

 一方、日本本土ではある懸念が心配されていた

 

 

 

 

 

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 安部

「いよいよ34年。原作より遅いとはいえそろそろイゼッタが復活してヨーロッパ方面の地下魔力の殆どを無に帰してもおかしくないんだが……」

 

 山本

「ブリタニアもテルミドールも死んで、アトランタに至ってはゲルマニアと共同作業でヴォルガ解体してるし、亡命しようにもアトランタもヴォルガも遠いし、しかもどっち行っても多分魔法使えないから意味ないという」

 

 永野

「あれ? 結構平和?」

 

 板垣

「イゼッタがきっかけを作らないお陰で連合の一転攻勢がないからヨーロッパ全土が史実よりマシな状況だぞ。ヴォルガ抜きにしても戦死者は少ない」

 

 山本

「問題はあのホモ疑惑皇帝なんだよなぁ……」

 

 永野

「原作だとイゼッタに固執しすぎたせいで負けたとも受け取れるからな」

 

 安部

「まぁ多分大丈夫。魔女といっても所詮は人、今のゲルマニアだったら航空機だけでもイゼッタのスペックを完封できる実力も性能がある」

 

 山本

「アレ? もう世界平和完了?」

 

 永野

「ある程度まとまったアジア、統一されたヨーロッパ、経済支配された南北アトランタ。この世界は実に受験生に優しいなぁ……」

 

 板垣

「一体幾つの構成国覚えさせられるんでしょうね? (しらばっくれ)」

 

 山本

「もう議論する事もないし、終わりでいいんじゃない?」

 

 安部

「終わり! 閉廷! 以上、ほんじゃ解散ッ!」

 

 

 

 

 





尺 稼 ぎ



ゾフィー

ミス◯で餌付けされた猫
糖分が切れると口が悪くなる
蘇生者よりも餌付けしてる東條の方の言う事を聞く傾向にある。ナニコレ

お嬢さんというと怒る
おばさんっていうとガチギレる

お姉さんダルルォ⁉︎


オットー皇帝

ゾフィーが付き人につけたあだ名の所為でホモ疑惑をかけられる
大概のことには興味はない
ただし列車砲とか珍兵器とか劇強兵器には目がない模様

いろんなところで悪役やってそう(中の人的に)


筆髭

のんびり軍拡してたらゲルマニアが攻めてきた
お陰で人間不信が一気に進む模様


ベリヤ

史実よりマシ
でもレイパー

こんなんが書記補佐とかほんまつっかえ


主人公とヒロイン勢

え?知らんよ
原作どうり隠居してレズセでもしてるんとちゃうの?

知らんわ(無関心)








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