新次元ゲイムネプテューヌV2 inサイヤ人   作:ドッカン

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第十三話

<プラネスタジアム>

 

一馬「またここに来ることになるとはな......」

 

ここへ来たのはあの祭り以来か

 

ネプ「でも、ここにあの忍者がいるんだよね」

 

一馬「だな、行くぞ」

 

俺達はプラネスタジアムを駆け回った

 

<プラネスタジアム部舞台>

 

とうとう部舞台まで来ちまったか........おそらくこの辺に.......

 

ネプ「一馬、あそこ!あそこに変なのがいるよ!」

 

一馬「アレは......ビンゴ、ネプテューヌ、上出来だ。やっと追いついたぜ!」

 

ネプ「こらーっ!そこの忍者まてー!」

 

?「.....むっ。追いつかれたで御座るか」

 

ネプ「やっぱり、あの時の忍者だ!」

 

一馬「久しぶりだな、人造忍者さんよ」

 

アイ「あんたがネプ子のゲーム機を盗んだ犯人ね。諦めて盗んだものを返してもらうわよ」

 

コンパ「すごいです!本物の忍者です!わたし、本物の忍者さん初めて見たです」

 

この世界の忍者の見た目はもしかしたら全てあんなのかよ........

 

?「まさか、こんなに早く追いつかれるとは......。しかも、三人は妙齢の少女、後一人はあの時の見たカニ頭の青年、で御座るか....」

 

おい、カニ頭って聞こえたぞ。ツンツン頭は分かるが、カニ頭て言われたのは始めてだぞ

 

一馬「一応、言っておくが、素直に返してくれれば、悪いようにはしないぜ」

 

?「........」

 

アイ「....へぇ。さすが、忍者ね。話すつもりもなければ、目を合わせるつもりもない、か」

 

?「ぁ.....いや、ちが....でござ、る......」

 

え.....なんで小声なの?こいつ

 

コンパ「一馬さん、あいちゃん。小声ですけど、何か言ってるですよ」

 

ネプ「ほんとだ。小声だけど、御座るって言ってる」

 

?「.....その、.....将軍、からの勅命で......だから.....その、生命に、代えても......」

 

ほう、人造忍者の癖に感情があるのか

 

アイ「イライライライラ.......」

 

あ、やべ、アイエフの怒りの気がどんどん上がってる

 

?「.....だから、拙者.....その.....えと、だから.....渡せない.....御座る」

 

アイ「あー、もう!!なんではっきり喋らないのよ!敵とはいえ、目も合わさずにそうやってウジウジ喋ってるとムカつくのよ!!」

 

?「いや、だ、だって......拙者、女の子と話すの、あまり、なれて、なくて....」

 

アイ「思春期の男子中学生かお前は!!」

 

俺は男子高校生って言ってる場合じゃねえ、そんなしょうもない理由かよ

 

一馬「まあまあ、落ち着け、アイエフ後は俺が何とかするから。な」

 

アイ「........分かったわ、けど、絶対にゲーム機を取り戻すのよ、ネプ子、コンパ下がるわよ」

 

ネプ「分かった、一馬頑張ってね」

 

コンパ「ファイトーです」

 

アイエフ達は下がった

 

一馬「了解っと、さてこれで男同士で話せるもんだ、さあ、早くゲーム機を渡すんだな、渡さないのなら実力行使だ」

 

?「そうはいかないで御座る。これも将軍の命令、渡すわけにはいかないで御座るよ」

 

ネプ「あ、こりゃ死んだねあの忍者」

 

一馬「ほう、どうやら死にたいようだな?いや、スクラップにされたいようだな」

 

?「いざ!尋常に勝負で御座る!」

 

そう言うと忍者は消えた、いや高速で動いたか。ならば

 

一馬「はっ!」

 

俺も高速で動いた

 

ネプ「ねぷぅ!?忍者と一馬が消えた!?」

 

コンパ「どっちも見えないです!」

 

アイ「一体.....何が起きているの......」

 

<その時一馬視点では>

 

一馬「はっ!、ふっ!、せいっ!、やぁっ!、はっ!、ふっ!」

 

?「とぉっ!、せいっ!、はっ!、やぁっ!、はっ!、とぉっ!」

 

俺は忍者と高速に動きながら戦っている。刀と拳のぶつかり合い、くそっ中々やるなこうなったら

 

一馬「かめはめ......」

 

?「何!?」

 

一馬「波ぁ!」

 

ネプ「ねぷぅ!?片手でかめはめ波を、繰り出した!?」

 

アイ「かめはめ波て片手でも撃てるのね」

 

俺は片手でかめはめ波を放った。片手で放つから威力は、落ちるけどな

 

?「うおっ!?」

 

忍者は倒れた

 

一馬「勝負ありだ。約束通り、ゲーム機は返してもらうぜ」

 

俺はゲーム機を手に取った

 

アイ「ネプ子、一馬、それで間違いない?」

 

ネプ「うん、確かにこれよ。間違いないわ」

 

?「不覚....!まさか、せっかく手に入れたものを奪われるとは...!」

 

アイ「あんたを秘密結社の重要参考人として、教会が拘束するわ」

 

?「....っく、かくなる上は.....」

 

一馬「まさか奥の手を隠していたのか!」

 

?「これでも見るで御座る!」

 

そう言うと忍者は本をばら蒔いた

 

一馬「へっ、何をしたと思えば、ただ本をばら蒔いただけじゃねぇか」

 

?「ふ、ふっふっふ......こ、これがただの本とあなどるなかれ.....せいっ!」

 

すると忍者は刀で本を切り裂いた

 

ネプ「ねぷぅ!?自分で本を切り裂いた!?何を考えているの!?」

 

?「ふふ.....よ、よーくみるで、御座る」

 

ネプ「...よーく見る?どういうこ.........ねぷぅ!?な、何この本!?」

 

がっ.....こ.....これは.......ア......アカン.....あの忍者め.......何て物を.......

 

一馬「エ......エロ本だと...........」

 

地球にいた頃は、クラスメイトに、無理矢理エロ本を見せられたっけ。ぐっ、嫌な思い出だぜ

 

コンパ「は、ハレンチな本です!お、大人にならないと買えない本のページがいっぱいです!」

 

アイ「はあ!?あんた、なんてものばらまくのよ!てか、なんてもの持ち歩いてるのよ!」

 

一馬「どこぞの亀仙人かお前は!」

 

?「こ、これぞ五欲の術で御座る....!し、しし色欲に溺れるがいいで御座る」

 

アイ「五欲の術って.....。ただエロ本ばら蒔いただけじゃない!」

 

一馬「こうなったら、うおおおおおお!!!!!!」

 

俺は急いでエロ本を回収したそしてそれを真上に投げ

 

?「な、何をするで御座るか!?」

 

一馬「こうするんだよ!おりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃ!」

 

俺は両手にサウザーブレードを展開して、投げたエロ本を闇雲に切り裂く

 

?「せ.......拙者の.......エロ本が.........」

 

エロ本は無惨にも細切れになっていた

 

一馬「五欲の術敗れたり、なんつってな」

 

?「ぐぬぬ........か、かくなる上は.....」

 

すると、ネプテューヌは女神化して抱きついた

 

ネプ「そういえば、あなた。女性が苦手みたいなことを言っていたけど、触られるのはどうなのかしら?」

 

そんなことをいうネプテューヌ、まあ、俺は女神の裸とか見てるからな。今となってはこれは少し平気だぜ。え?その話をしろだって?そんなことできるか!話したらこの小説がR-18になってしまうだから、この話は無しだ!って俺はまた誰に言ってるんだ?

 

?「ちょっ、ひゃばっふは!?」

 

うわぁ....以前の俺を見てる気分だ.......

 

ネプ「ふふっ。ロボットなのに、真っ赤になっちゃって可愛い、まるで以前の一馬を見ているようだわ」

 

あの時の俺だったら、あの忍者と同じ真っ赤になってたかもな

 

?「ひょ、ひょんはこちょは!?」

 

ネプ「....じゃあ、こんな風に体を密着させたら、どうなるのかしら.....?」

 

あの時の俺ならたぶんここで、鼻血を大量に出している。にしてもやっぱネプテューヌは女神化するとめっちゃくちゃ色気があるな

 

?「ひゃはうおえ!?」

 

ネプ「離れちゃだーめ。あなたにはいっぱい聞きたいことがあるんだから、ね?」

 

?「●▽★△▲○◎▼★○▽●●▼▽▽○!?!?!」

 

あ、ぶっ倒れた

 

ネプ「あら、倒れちゃったわ」

 

一馬「ネプテューヌ、やり過ぎだ」

 

ネプ「ごめんなさい、一馬。だって、以前のあなたのように初すぎて、どんな反応するのか徐々に楽しくなってきちゃって、つい」

 

一馬「うるせぇよ」

 

ネプテューヌはもとに戻る

 

ネプ「よっと」

 

一馬「まぁ、いいか。細切れにしたエロ本も、風で何処かに飛んで行ったみたいだし、こいつを連れてさっさと......」

 

すると遠くで爆発音がなった

 

ネプ「な、なに!?この音は!?」

 

な、なんだ.......この物凄く邪悪な気はダーク女神以上の邪悪な気だ

 

?「方向から察するに、おそらくプラネテューヌで御座るな」

 

アイ「復活はやっ!?」

 

早すぎるだろ......

 

?「それに、なんで御座ろうか。この感じ....いやな予感がするで御座る」

 

一馬「俺も、邪悪な気がビンビン感じてくるぜ」

 

アイ「嫌な感じ?てか、あんた普通に会話できるじゃない」

 

?「そんなことより、今は一刻も早くプラネテューヌに戻ったほうがいいで御座る」

 

アイ「あんた、そうやって逃げるつもりでしょ。その手には引っ掛からないわよ」

 

?「こんなときに何を言ってるで御座るか!罪なき民が危機に瀕している時こそ、争っている場合では御座らん!忍者ステマックス、忍として手を貸すで御座る!」

 

ステマックスって言うのか、こいつ

 

アイ「口調も性格もさっきまでとは別人ね...。どうしたのかしら」

 

ネプ「わかったよあいちゃん!賢者タイムだよ。賢者タイム!」

 

アイ「け、賢者タイム?」

 

ネプ「きっと、わたしのせくしー悩殺攻撃で思考回路がショートしたおかげで煩悩が消えて、悟りを開いたんだよ!」

 

自分で言うのかまあ、否定はしないが.....

 

アイ「まさかそんなわけ.....」

 

ステマックス「四人共、無駄話をしている暇は無いで御座る!急ぐで御座る」

 

一馬「よし分かった!俺に捕まれ!」

 

ステマックス以外は俺に捕まった

 

ステマックス「何をしているんで御座るか!早くしないとプラネテューヌが」

 

一馬「いいから、早く俺の体の何処かに捕まれ」

 

ステマックス「こ、こうで御座るか?」

 

一馬「OK、行くぜ!」

 

俺達はプラネテューヌへと瞬間移動した

 

 

 

 




使った技

片手かめはめ波 孫悟飯(未来)の必殺技。威力はかめはめ波より劣る


この物語のR-18小説書くなら書いてもいいよー

もしも一馬と戦ってほしい奴は誰だ?

  • 孫悟空
  • ベジータ
  • ゴジータ
  • ベジット

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