【更新凍結】魔法少女ハーレムなのは   作:雨を飴だとアーメンしたアメンボ

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遅れて申し訳ありません。
今回から書き方を変えます。
一話1,000〜2,000字で書く予定です。





第八話 魔法少女ハーレムなのは計画 フェイト

 どうしてこうなった。それが私こと茅野かすみの思ったことだった。

 先日のお茶会から数日たったある日。私は学校帰りの途中道であった。

 ジュエルシードの暴走も最近は見当たらず、平和な日常が過ぎていると思っていたのだ。

 目の前に、赤眼で金髪ツインテの美少女が、自身の身長ほどある得物をこちらに向けてくるまでは。

 

「あなたの持っているジュエルシードを渡してください」

 

 金髪幼女ことフェイト・テスタロッサちゃんがそう言う。

 なぜこうなっているかって?簡単だ。下校時、なのはちゃんたちと途中でお別れ。そして、一人でとぼとぼと帰る途中、曲がり角を曲がったら、フェイトちゃんに出会った。本当に偶然って怖い。

 

 フェイトちゃんはこちらのことを覚えていてすぐに変身、バルディッシュを構えて来た。通常変身物のアニメでは変身時は顔が思いっきり出ているにもかかわらず、友人にもばれないというご都合主義を発揮するのだが、こと『魔法少女リリカルなのは』に限って言えばそうでもないのが、悲しい。

 

 私は両手を上げて、この状況をどうしようかと悩んでいた。

 

 ……とりあえず、話しかけてみようかな。

 

「え、えっと、確かフェイトちゃん、だっけ?」

 

 睨んできた。さぞや前回捕まったのをまだ根に持っているのだろう。なのはちゃんのためとはいえ、なぜあんなことをしてしまったのか。なのはちゃんのためだったので、後悔はないが他になかったのか疑問は残る。

 

「消えないでください。魔法を使った瞬間に、攻撃します」

 

 アルファスと念話をしようとしたが、やめた。果たして、念話は魔法に入りますか? 魔法世界出身ではないので、わかりません。転生特典も使えない。これでどうやって逃げればいいのか。

 

「痛いことはしたくはありません。どうかジュエルシードをこちらに渡してください」

 

「……嫌だ、と言えば?」

 

 訊くと、視線が鋭くなる。なんとも、泣き出しそうな表情で、怖さはない。

 

「その時は、無理矢理にでも、奪います」

 

「じゃあ、あげる」

 

「どうしても渡したくないというの……え?」

 

 アルファス、と呼ぶと、アルファスからジュエルシードが吐き出される。それを慎重にフェイトちゃんのバルディッシュに渡した。バルディッシュは受け取った。

 

「え? え? え?」

 

「渡しました。これでいい?」

 

 私が持っているジュエルシード二個を全て渡した。フェイトちゃんは相変わらず、意味がわかっていないようだ。

 

「渡したから、一つだけお願いを聞いてもらっても良い?」

 

「お願い……?」

 

 うん、と頷いて言う。

 

「なのはちゃん……私ともう一人いた女の子だけど、その子の話をしっかりと聞いて話してほしいの。それだけ」

 

「……」

 

「お願い、聞いてくれるかな?」

 

 フェイトちゃんは迷った様子を見せる。

 

「うん、わかった。話してみる」

 

「ありがとう」

 

 私はできるだけ、柔らかい笑顔を心がけた。

 

 

 




後書き

まぁ、書き方変えました。
ちょっと、疲れてしまって(-_-;)
でも、続けたいので、文章量を減らして、投稿していきたいと思うます。

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