アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙   作:桜川凛

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亜里沙ルート 第三話 07

 穂乃果さんがアメリカに旅立ってから、もうすぐ1ヶ月になろうとしています。

 私、絢瀬亜里沙もプロデューサーとしての職を辞しまして、現在は以前のお姉ちゃんと同じく悠々自適のニート生活を送っているんです。

 目をかけていたアイドルの子たちは南條さんに面倒を見てくれるように頼みに行ったら、

 もうすでに彼女は職を辞していて、趣味のお菓子作りに傾倒しているそう。

 理亞が同業者に配って処理に困った洋菓子(笑)とは出来が雲泥の差で、

 なぜ彼女にコツを教えなかったのですかと問いかけたら、

 穴の開けたバケツには水が入らないでしょう? という身も蓋もない答えが返ってきました!

 ハラショー! 理亞が姉が目を覚ました時のためにお菓子作りの特訓を

 海未さんの家でしているそうですが、お菓子を食べた瞬間お姉ちゃんが昏倒しないか、

 そして私も海未さんの家でお世話になりたいところです!

 ですが、私にもまだやらなければならないことがあるので、

 やけにニコニコしながら海未さんの腕に抱きつく理亞を

 後ろ髪引かれる思いで見送ったのはつい先日のお話。

 自分という撒き餌に、もうそろそろ相手が食いついてきても良い頃合いではありますが、

 何事か警戒をしているのか未だ尻尾を見せる気配がありません。

 出てくる有象無象を叩き潰したところで、あのような悪人はうまく隠れ仰せてしまいますし、

 私自身に喧嘩を売った事を地獄に叩き落として後悔させない限り、

 そして、何より私の大切な人たちに手を出したことを悔恨させない限り、

 私は修羅の道から離れる選択肢は選べません。

 たとえどんな罪を被ろうとも、最終的に笑顔になれればいい。

 絢瀬亜里沙は、ここ最近いつもそんなことを考えるのです。

 少し嫌なことを思い出して、眉を顰めてしまったので。

 笑顔だけでも形作ろうと面白いことでも考えようとして――

 昔、姉が無理に人に冷たくしていた際のことを思い出してしまいました。

 

 

 

 ツバサさんと交代の時間、西木野総合病院に向かう前に、

 定期報告を受けるために南條さんと会った後、ヒナが顔を見せました。

 お姉ちゃんが目覚めるまでは私とツバサさんしか病室には顔を出さないという

 みんなとの約束があって、いつもヒナは病院の敷地内で売店に顔を出し、

 お姉ちゃんの好きなチョコレートを食べながらしばらくぼーっと過ごしているとか。

 マスターアップまで日がないんじゃないのって聞いたら、

 延期するのは名ブランドのお約束だからという答えが返ってきました。

 理亞に聞かれたら殴られかねない返答だったのでそれは胸にしまっておくことにします。

 

「ずいぶん肩の力が抜けたようなのだ」

「キャラ作りはいいの? だいぶ外見と差があるけれど」

「いいのいいの、どうせ誰も聞いてはいないのだ」

 

 かなり違和感がある口調ではあるけれど、140センチに満たない身長だった時には

 外見とぴったりではあったので、アレがヒナの地であるのならば私は何も言えません。

 合っていない口調と声と言えば私にも自覚があるので、

 苦笑いをしながらヒナからチョコレートを一粒貰い。

 

「目指したのものは、見つかったのか?」

「見つかったよ。まあ、目の前にあるのに気づかなかっただけで」

「人生はえてしてそんなものなのだ」

 

 姉がとある出来事の末、外出すらままならなくなった後。

 ヒナやちーちゃんといった面々とこれからについて話し合った際。

 いままでの自身のキャラクター……いや、あれは演技ではなく限りなく地に近かったんですが。

 それを改める必要があるのではないかと相談した時。

 誰かの幸せのためであるなら自分が不幸になっても構わない――

 そんな事を言ったのです。

 お姉ちゃんへの好意と言うものを自覚してから、絢瀬絵里の幸せを一番に考えたら、

 私はいったい何ができるのだろう? なんて思い始めてからの回答だったんですが、

 つい先日、その考えは穂乃果さんによって明確に否定されてしまったの。

 とにかくまあ……クールで冷たい妹キャラはめでたく卒業することになりまして。

 奇しくも高校時代に冷徹な印象を持つ生徒会役員であった姉を改めさせた穂乃果さんに

 姉妹揃ってお世話になるという――絢瀬家は高坂家に足を向けて寝られない。

 お姉ちゃんが目を覚ましたらニューヨークで穂乃果さんに直接お礼を言いに行かなくては。

 そんなやりきれない思いに駆られてしまいそうになるのは、私が愚かであったのか、

 そうさせたお姉ちゃんが愚かだったのか。

 

 

 お姉ちゃんが生徒会のお仕事でUTXに行った際、

 土地に不慣れだったのを利用して見事お姉ちゃんを迷子にさせることに成功。

 ただ、恥をかかせてやろうとする魂胆は成功したものの、

 結果的に彼女たちは全員生徒会から追いやられることとなったので、

 人を呪わば穴二つという言葉を身にしみて感じたのではないでしょうか。

 嫌いな人間に一時の恥をかかせた所で、満足する時間も一時であることに気づかなかったのですから。

 そんな人達が上に立つことはオトノキにとっても不幸なことではあったのでしょう。

 もうお会いすることもないとは思いますが、その時の教訓が生かされていることを願います。

 絢瀬亜里沙としては朝起きると憂鬱そうな顔をしているお姉ちゃんの表情が、

 ヒナとの出会いによって改善したのはとても良いことでしたし、

 末っ子だった私が妹みたいな女の子を相手にするというのもいい経験でした。

 絢瀬姉妹揃っての交流期間は長続きはしませんでしたが、数年後再会もしましたし、

 私自身もヒナがいなければプロデューサーとしてまともに働けなかったでしょうから、

 栗原家にも足を向けて寝られないかも知れません。

 絢瀬家そんな相手ばっかりですね……。

 

 

 ロシア料理が食べてみたいというヒナのリクエストもあり、

 絢瀬家に彼女が来訪した時に料理が振る舞われた夜のこと。

 当時からひときわ料理上手であったお姉ちゃんが気合を入れて作っただけあって、

 完成品も料理店で振る舞われるレベルであったと私なんかは満足していて。

 お姉ちゃんもすごく楽しそうに鼻歌を歌いながら料理して、

 ヒナもこんな事を言うのは無粋だけれどみたいな感じで口を開いたの。

 

「なぜエリーはそんな怖い顔を普段作ってるのだ?」

 

 私にとっても、そしてヒナにとっても極めて疑問で。

 こう言ってはなんだけれど、人当たりもよく心優しく性格も明るいお姉ちゃんが、

 学校ではかなりクール……というより、怖い印象の人だと聞いたことがあり。

 亜里沙とはぜんぜん違うねという同級生のコメントに首を傾げていた日々。

 

「ヒナは知らないのかも知れないけれど、私ってもともとこういう人なの」

 

 あまり追求されたくない事柄であったのか、

 お姉ちゃんは最初の方はごまかすようにそんな事を言いました。

 ヒナも始めはそういうのならみたいな態度で納得しようとしたけれど、

 意を決したように首を振り、

 

「大切な友人が辛そうな態度をするのは、友人である私も辛いのだ」

「……お姉ちゃん、亜里沙もおんなじだよ?」

 

 二人して見上げるようにしながら見つめてみると、

 困ったように眉を顰めたお姉ちゃんは、ひとしきり中空を見上げた後、

 諦めたように首を振り。

 

「ヒナはおとぎ話は読む?」

「昔はよく。今はラノベでもマンガでもエ……いや、ゲームもやるのだ」

 

 ヒナはこう言ったけれど。

 数年後にこっそり、実はエロゲーくらいしかやってなかったと白状して。

 そういえばお姉ちゃんが白薔薇さまのコスプレした時にも、

 流行っていることくらいしか知らないみたいなことを言っていた気がする。

 

「私は時折、自分が物語の登場人物であるように感じるの」

「私もあるのだ!」

「でもね、自分は主役にはなれない。

 そんな柄ではないし、そういう役どころは少し恐れ多いわ」

 

 ヒナと顔を合わせながら首を傾げる。

 当時からずっと――というより、幼少期から憧れ続けていたお姉ちゃんが、

 物語のシンデレラでいうのならシンデレラ役、桃太郎なら桃太郎――

 バリバリ主役を張っても問題無さそうな優れた人物だと思っていたから。

 

「そんな時にね、物語をハッピーエンドにするためにはどうしたら良いのだろうって

 物語には悪役もいて、不幸になる人間もいて、誰もが幸せになるのはありえない

 それぞれの役回りというものがあってね」

 

 お姉ちゃんがオトノキの廃校問題についてすごく心を痛めていたのは知っていたから。

 世間では穂乃果さんが一番――なんていう人もいるけれど、

 穂乃果さんのずっとずっと前から――それこそ、おばあさまがオトノキ出身で、

 自分もその高校に通うと心に決めていたときからずっと。

 お姉ちゃんが卒業する頃には廃校が決まっているかも知れないって悩んでいて。

 

「もし、オトノキが廃校を防げるのなら――亜里沙が同じ高校に通えるのなら

 ちょっとね、頑張ってみようと思ったの

 別に亜里沙が気に病むようなことではないの、私が自分の理想でしているだけなのよ」

 

 ワガママなのね、と自嘲しながら言う。

 私たちは何も言えなくなってしまい、困ったように天井を見上げることしか出来なくて。

 でも、何も言わないではいられなかったから。

 

「お姉ちゃんは辛くないの」

「ふふ、もちろん。同じ学校に通う縁があって、同じ教室で過ごして……

 そういう子からね、嫌われてしまうというのは苦しいものがあるわ

 でも、もし誰かがそういう立場でなければいけないのなら、自分がする

 誰かの不幸を傍目で見るくらいなら自分がって、性分なのかしらね……」

 

 そんなことをする必要はないって言いたかった。

 でも、そういった所で困らせてしまうだけだって気がついてしまって。

 ヒナは泣きそうな顔をしながらも、そういえばと口を開いた。

 

「エリーに近付こうとする子がいたのだ?」

「ああ、彼女か……物好きなのね、不思議と離れてくれないのよ。

 早く諦めてくれれば良いのだけれど」

 

 不愉快そうな態度ではないので、言葉ほど困ってはいないみたい。

 ただ、故あってヒナもお姉ちゃんから離れるにいたり、

 距離を詰めきれなかったちーちゃんもUTXに転校することになり、

 私も意見が言えなくなってしまって。

 希さんがいなかったら、本当にどうなっていたことか――。

 とは思うのだけれど、

 お姉ちゃんは一時期クラシックギターにハマって、

 ついうっかり自分に嫌がらせしていた先輩に声をかけライブを開き、

 反省文を書かされるという不祥事を起こしたことがあるから。

 もしかしたら、本当にもしかしたらではあるんだけれど、

 私が考えるほど不幸ではなかったのかも知れない。

 

  

 その夜はそれで終わってしまったんだけど。

 ヒナがお姉ちゃんと似ている人間がいるからその人にもアドバイスを聞きに行きたい。

 なんていうので私もついていくことになりました。

 後々お姉ちゃんと親友のような関係になるツバサさんがその相手で、

 ただ、今みたいに全然大らかな人じゃなくて、目つきが理亞よりも悪いくらい。

 UTXで一番すごい人って言われても私にはピンとこなくて。

 第一印象としては周りに吠えてばかりの野良犬みたいだった。

 

「ウザい」

 

 練習中に貧血で倒れて保健室にいたツバサさんにヒナと一緒に声をかけたら――

 顔色も悪くて、全身も痩せ細っていて、でも目つきだけはギラギラとしていて。

 口も態度も悪くて、実際に罵られてしまって。

 

「暇つぶしくらいにはなるのだ」

「あいにく暇ではないの、体力が回復したらすぐに練習を再開しないと」

「そうしたらまた倒れるのだ。繰り返したら除籍になるのだ」

「……そっちの子は?」

 

 ヒナに話しかけても無駄と気づいたのか、私に目を向けた。

 先ほどよりも優しい感じにはなったけれど、それでもなお空腹時の大型犬みたいで。

 

「あ、絢瀬亜里沙です」

「絢瀬? ああ……あんたがよく自慢している絢瀬絵里って人の」

「妹なのだ――可愛いのだ。少しは爪の垢を煎じて飲めばいい」

「言うわね落ちこぼれ風情が、私のことより自分の心配をするのが先じゃない?」

 

 たしかにこのときのツバサさんの言葉はその通りで。

 でも――当時のヒナのレベルからすれば、あらゆる努力を重ねた所で

 UTXで活躍することはかなわかったと思うんです。

 ただ、いざ退学になるかもという算段になった時にはお姉ちゃんもツバサさんも、

 ヒナのために全力を尽くしてくれたので――

 その時のことを思うと、私は胸が本当に苦しくなってしまうのです。

 私は友人のようなふりをして、まったくこれっぽっちも役に立てなかったから。

 

「孤独な野良犬を手懐けるのはどうしたら良いのだ?」

「動物学者にでも聞きなさい」

「野良犬同士何かわからないのことはないのか?」

「――それを言ったら離れてくれる?」

 

 約束するって、ヒナは言ったけど。

 そのアドバイスを希さんに伝えて――希さんとお姉ちゃんは親友同士となり。

 勢いでツバサさんに二人して報告に行ったら、バカなのあなた達って言われて。

 その後友人と言っても良い間柄に落ち着いた。

 ただ、ツバサさんとの関係はお姉ちゃんには秘密であったので、

 色々と苦労した面というのは数多くあったのはここで白状しておきます――。 

 

 

 過去のことを思い出し、少しだけ恥ずかしい気持ちになりました。

 お姉ちゃんは自分の過去のことを、黒歴史とか、暗黒の時代とか言うけれど、

 誰にだって言えないような過去を持ち合わせていることは確定的に明らかなんです。

 自分だけが羞恥にまみれていると思いこむことは、過去よりも成長しているということでもありますが、

 それと同時に卑しく、目に入れたくないと願う逃避のようなものなんです。

 過去を踏まえて、今自分自身ができる最善の選択を取れるよう――

 

「あ……り……」

 

 身体をビクリと跳ねさせてお姉ちゃんをみやります。

 このように苦しげな吐息混じりのうわ言を時々吐くことがあります。

 最初のうちは目を覚ましたのではないかと心を踊ることもありましたが、

 期待をしたら期待をした分だけ、裏切られたときの暗い感情も大きい。

 完全に目を覚ますまでは、喜ばぬよう、嘆かぬよう、心を鋼鉄にして。

 とはいえ、私の名前を呟かれれば多少気持ちも晴れることも――

 

「……アリさんマークの引越社……」

 

 ガクっと肩を落としてお姉ちゃんの身体に顔を埋めます。

 何をどういう経緯で呟かれた言葉かは私には分かりかねますが、

 姉の中で特に印象に残る単語だったのでしょう――たぶん。

 

 

 ハニワプロが行ったステージ――

 太陽の日という題はお姉ちゃんが酔っ払った席でSUNNY DAY SONGが歌われた

 秋葉原でのイベントのことをそう呼称したことが由来となっています。

 でも、お姉ちゃんはきっと覚えていないのだと思います。

 ステージが終幕を迎えて、最高潮に盛り上がった観客の方々の声が悲鳴に変わりました。

 お姉ちゃんは糸が切れた人形のようにドサリとその場で倒れ、

 一番近くに居て真っ先に身体を揺らしてしまった朱音さんが、完全に呼吸が止まっていた――

 慌てて泣き叫んだ彼女の声に呼応するようにμ'sやAqours……ステージの参加者が一同に集まり、

 そしてその面々を押しのけるように救急隊の人たちがお姉ちゃんをストレッチャーに乗せ、

 慌ただしく出て行かれました。

 すぐにでも追いかけたいのは山々ではありましたが、プロデューサーとしての自分は

 残業が山ほど残っていましたので――優しい鬼のような表情をした南條さんや、

 ほかスタッフに行くなよ? 絶対行くなよ? みたいな目をされれば、

 自分のやるべきことというのは自ずと理解できるというものなんです。

 来場者の方々に挨拶をして、スタッフの方々のお礼を言って、

 その他雑務をこなして一息ついた頃には日付がすでに変わっていました。

 軽く伸びをしながらことの重大さに気がつき、震え上がりそうになるのを我慢し、

 一番状況を的確に判断し冷静に教えてくれそうな相手に通話することにしました。

 おそらく、お姉ちゃんも困った時には電話をすると思うんですが、妹である私もそれに準じています。

 

「もしもし、ツバサさんですか?」

 

 恐ろしい反応速度で電話を取ったと思われるツバサさんは冷静に的確に状況を説明してくれました。

 その言葉をどれほど感情的にならずに聞けたかは私が判断することではありませんが、

 その時に書いたであろうメモ書きは全てロシア語で書かれていたあたり、

 これぽっちも冷静ではなかったことは伺えます。

 

「絵里は今、生死の淵をさまよっている――らしいわ」

 

 病院に運ばれた時にはすでに事切れる寸前だった……というより、

 おそらくもう死んでいたんじゃないかみたいな反応でした。

 多少状態が回復して危篤状態とされるのが適切である――

 もうすでに祈るしかないレベルの重篤さであり、最悪のことを想定しなければならない

 そんな事を考えたときでした。

 

「でも、絵里は必ず目を覚ます、死ぬとか、そんなことはありえない――」

 

 ツバサさんはそこで言葉を切ってから、少しだけ声を詰まらせたあとで、

 

「まずは……私たちはやるべきことをやらなければいけない。

 ただ生憎私はアイドルであるので、そっちにもう優秀な人間を送っておいたわ」

「来る気配が……ん?」

 

 事務所のドアが開き、そこから顔を見せたのは。

 たしかにまあ、なんというか私の知る限り優秀だと判断できる面々。

 私が一息ついてからツバサさんに電話をかけることを予測し、

 自分が反応するまでこの場で待機をしていた滑稽さについては考慮しませんが、

 権力者に顔が利くという観点で言えば、これほど頼りになる方々もいませんね。

 

「じゃあ、あとは任せたから。こっちのことは任せておいて? 穂乃果さんもいるし、和木さんもいるし、

 海未さんが暴れるようなことがあれば、弟になんとかして貰いましょう?

 だいじょうぶだいじょうぶ、万が一海未さんの処女が……あ、これ秘密だった、ごめんなさい」

 

 最後にとんでもない爆弾を投下してツバサさんからの通話は切れました。

 折り返し電話をかけたい所ではありましたが、鞠莉さんがはよ支度しろと言わんばかりに見ているので、

 ものすごく後ろ髪引かれる思いで移動の準備を始めました。

 芸能事務所は時間に関係なく、顔が利けば挨拶ができるものなんです。

 労働基準法? 芸能人は労働者ではないので関係ないのです、ええ、まったくもって。


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