多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

105 / 337
奇襲09

敵陣横ー茂み

 

緑谷達が攻防を繰り広げている中、リンクは、茂みに隠れている

 

 

「(どうするであります?)」ヒソヒソ

 

シィが話しかけてきた…シィも石ころのお面を着けてるので、風景と同化しているが…

 

リンクは少し考え

 

「(誘拐したピエロ…手品師みたいだからきっとネタを披露するはず)」ヒソヒソ

 

その時が…1番油断するはず!だって1番安全な時じゃないと出来ないし…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

敵陣

 

緑谷が奮闘している

 

「かっちゃんを返せ!!」

 

コンプレスに襲い掛かる

 

しかし、かわされ続けている

 

 

障子が、緑谷に声をかける

 

「緑谷!…さっきのぶつかった時、右ポケットから取った」

 

 

障子は緑谷にビー玉を2個見せる

 

「それじゃ…」

 

緑谷は少し安心するが…コンプレスは余裕だ

 

「残念…本物はこっちですよ」

 

コンプレスの口の中から2個のビー玉が…

 

「な!じゃあこれは!?」

 

コンプレスが個性を解いて見せたのはリンクの砲弾だった

 

「右ポケットに入れた物が、右ポケットの中にあるなんて思うのは普通ですからね!」

 

余裕を見せまくるコンプレス右手にビー玉を持っているが…

 

「…なあ、それ色違うくないか?」

 

スピナーが何かに気付いた

 

「そんなはずは…!ただのビー玉!?なぜ!?」

 

 

するとコンプレスの少し離れた所で声が聞こえる

 

「…やっぱり、手品みたいにやってやがった」

 

リンクは仮面を取ってビー玉を見せる

 

「「な!?」」

 

 

緑谷も驚いている

 

「牧場くん!いつの間に!?」

 

リンクは答えた

 

「この程度のトリックなんざ…小学校の時からケミィとシィのお菓子争奪戦で見馴れてるんだよ!!」

 

どや顔を見せるリンク、でも理由がカッコ良くない

 

そして敵はリンクに襲い掛かる

 

コンプレスは取り返そうとしてくる

 

 

「させません!」

 

コンプレスは腕を伸ばしてくるが…

 

「障子!」 パス

 

リンクは[パチンコ]を使って障子にビー玉を渡す

 

しかし二個撃ちしたので、1個はキャッチ出来たが、もう1個は落としてしまう

 

その1個は、荼毘と緑谷の争奪戦になったが…

 

「取れた!」

 

緑谷が取った!

 

 

「なら退散!」

 

全力で撤退じゃー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「畜生!RPGみたいに勇者なんて目指してる奴に負けてたまるか!………あ」

 

スピナーの一言

 

 

「あのぬいぐるみみたいの、可愛い~でも、あの羽の生えた奴みたいなの…虫みたいです」

 

 

「お前!それを言ったら…[禁句だって言われてね?確か]」

 

 

 

トゥワイスに止められた、渡我の一言

 

 

リンクは立ち止まる

 

 

「あ…ダメ!牧場くん!」

 

 

リンクは震え、手の甲にある個性が発生した時の三角を3つ重ねたようなマークの痣も光出す

 

 

リンクはキレた

 

プツン

 

「今…何て言った…あの[リザルフォス?]…(怒)」ユラリ

 

ナビィもキレた

 

「…ユウジャナイ…アノ金髪…(怒)」ユラリ

 

 

先程とは打って変わって、敵意でリンクの周囲の空気が揺らいでいる

 

 

 




ありがとうございました。

次回、リンク暴走…

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。