多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

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畑からの贈り物01

トアル村

 

ー夕方

 

 

秋空の釣瓶落としの様な空に冷たい風が吹き始める、学校からの帰り道

 

リンクは、修学旅行後、学校より、音楽の授業禁止令が発行されていた。

 

「…………やっぱり森の方が楽しい。」

 

 

 

リンクは学校に行く理由があまり無かった、「両親に行けと言われているから」これだけの為に学校に行っている

 

 

他の生徒も、強力な個性により近づく事がなくなった。忘れ物も多いのもあるとは思うが…

 

 

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父さんは、大きなダンボールを持っていた。

 

「それなに?」

 

「お隣さんに、牛乳のお裾分けで貰ったジャガイモだよ、しばらく置いといたらじゃがバターが出来るな。」

 

 

父さんは、ジャガイモを見してきた。しかし一個だけ、人の形をしたジャガイモがいた

 

 

「変なジャガイモがいる」

 

父さんは、覗き見ると言った

 

「本当だね、これだけ人みたいだ」

 

 

リンクはそのジャガイモが気になり、部屋に持って行くことにした

 

「後で、倉庫に入れとくんだぞ!」

 

 

リンクは、机の上に置き、観察していた。

 

 

机の横にある、ドールハウスからケミィが顔を覗かせる。

 

「何かあったです?」

 

「父さんの持ってきたジャガイモの中に変なジャガイモがあったら持ってきたんだ」

 

「へ~…」

 

ケミィが机の上に乗ってくる

 

「…………これ、卵です」

 

リンクは?マークがいっぱいだった

 

「?…卵?種じゃなくて?」

 

 

「はい、卵です。妖精の卵、擬態中です!」

 

オカリナからナビィも出てきた

 

「アラ?本当ニ卵ネ」

 

リンクは疑問に思った

 

 

「卵?このジャガイモが?」

 

「そうです。何が出てくるか、不明ですが」

 

「試シニ持ッテナサイヨ!仲間ガフエルワヨ」

 

 

「どうやったら孵るの?」

 

ケミィはシーカーストーンを持って来た

 

 

「とりあえず、中、入れる、妖精には最適」

 

 

とりあえず、シーカーストーンの中に入れておく事にした

 

何が出てくるか楽しみである

 

「どのくらいで生まれるの?」

 

「「さあ?」」

 

ケミィとナビィは首を傾げている

 

「さあって…」

 

「いつ出来たのか、わからぬゆえ、気長にまつです」

 

 

「そっか…」

 

 

新しい妖精が生まれるのを待つことにした。

 

 

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3日後

 

 

リンクは、隙間があればシーカーストーンを見ていた。

 

 

どんな妖精に会えるか楽しみで仕方がない!

 

 

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7日後

 

シーカーストーンに変化はない、心配でケミィに聴くが、「もーまんたい」としかかえって来ない。

 

 

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14日後

 

早朝

 

いつもように花子に餌をあげる、牛乳は卒業して、穀物がメインになっている

 

 

biiiiiiiiiiiiiiiiiiii

 

シーカーストーンが、音を鳴らす

 

見てみると、「フォルダ卵、もうすぐ生まれます」の表示

 

急に慌て出すリンクは、とりあえず自室のベットの上に卵を出すのであった

 

 

 




地獄先生ぬ~べ~より
あの妖精が参上

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