多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
オールマイトの引退の話しで、空気が重くなってる時に扉が開く
「リンク!バカは始末したわよ!……どうしたの?」
ラナさんが帰って来た。
「いや…オールマイトの話を聞いて…」
リンクは落ち込んでいる
ラナさんは納得した
「あぁ…それで…ま、こういう職業だもの…いつかはそうなるって事でしょ…いつ死ぬか解らない仕事だし…生きて引退して、教職に付けるだけまだ幸せよ」
…空気が重い
「あ!そうそう、これ!渡すの忘れてた。」
そう言って、ラナさんがカバンから出してきたのは…
「オルゴール?」
黒地に貝殻の裏の様な模様が入ったオルゴールだ
「ねぇ!聴いてみようよ」
芦戸さんに促されて蓋を開けると不思議なメロディーが流れる
「ラナさん…これは?」
リンクは尋ねた
「それは、ミドナ族長からの贈り物よ、あの後、調べたら影の一族の生き残りがいて、助けてくれたお礼だって、よかったじゃない、リンクが引き停めてくれたから救えた命もあったのよ♪」
…そっか
「どうしたの?いつもみたいにオカリナでやってみなさいよ」
「いや…オカリナは捕まった時に粉々にされて…あ…そうだ」
リンクは耳郎の方を向く
「そういえば、楽器屋、何時行く?前に約束してたよね」
耳郎は慌てる
「え!…いや…その///」
ラナさんが入ってくる
「なに?その子といい関係なの?」
…耳郎さんの顔が温度計のように赤くなっていく
「い…今その話をするな!////」ビュン!
イヤホンジャックを伸ばし、リンクに爆音を送る
「あああああ!!御免なさい!!」ビリビリビリ
リンクは身悶えている
「ほう…仲がいいのね…」
ラナさんが見ている
「…耳郎さん」「響香ちゃん…」
耳郎さんに手が肩に置かれ…
「「「後で詳しく…ね♪」」」
八百万さん、芦戸さん、蛙吹さんが耳郎さんをロックした
「………」サァ~
顔色が青くなる耳郎さん
「…相変わらず、モテモテね…刺されるわよ~♪」
ラナさんがからかってきたが…
「もう刺されているであります!」
「撃たれてもいるです」
「溶カサレテモイルハネ…」
ナビィ達が、北海道土産のご当地ハイチュウを食べながら、ラナさんに教えてあげた
「…想像以上に早かったのね」
ラナさんは呆れている
「なぁ!これで出来ないか?」
上鳴は子供部屋から玩具のピアノを持ってきた
「それでやって見るか…ナビィ」
「ハイナ!」
ナビィは玩具のピアノに入るとリンクは演奏を始める
♪~[闇のノクターン]~♪
演奏が終わると、リンクの体が変化していき…
「…か、カッコいい!」
緑谷が興奮している
そこには銀色の毛をした狼の姿になったリンクがいた
「なるほど…今回はそう来たか…」
ラナさんが紙にリンクの様子を書いている
「ワンワン…わん?…アオーン!?(今度は狼か…あれ?…喋れない!?)」
ウルフリンクは喋れない…
ありがとうございました。
ハイチュウは沖縄限定、パイナップル味が一番だと思います。
みんなは何味が好き?