多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

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病室04

オールマイトの引退の話しで、空気が重くなってる時に扉が開く

 

「リンク!バカは始末したわよ!……どうしたの?」

 

ラナさんが帰って来た。

 

「いや…オールマイトの話を聞いて…」

 

 

リンクは落ち込んでいる

 

ラナさんは納得した

 

「あぁ…それで…ま、こういう職業だもの…いつかはそうなるって事でしょ…いつ死ぬか解らない仕事だし…生きて引退して、教職に付けるだけまだ幸せよ」

 

…空気が重い

 

「あ!そうそう、これ!渡すの忘れてた。」

 

そう言って、ラナさんがカバンから出してきたのは…

 

 

「オルゴール?」

 

黒地に貝殻の裏の様な模様が入ったオルゴールだ

 

「ねぇ!聴いてみようよ」

 

芦戸さんに促されて蓋を開けると不思議なメロディーが流れる

 

 

「ラナさん…これは?」

 

リンクは尋ねた

 

「それは、ミドナ族長からの贈り物よ、あの後、調べたら影の一族の生き残りがいて、助けてくれたお礼だって、よかったじゃない、リンクが引き停めてくれたから救えた命もあったのよ♪」

 

 

…そっか

 

「どうしたの?いつもみたいにオカリナでやってみなさいよ」

 

「いや…オカリナは捕まった時に粉々にされて…あ…そうだ」

 

リンクは耳郎の方を向く

 

「そういえば、楽器屋、何時行く?前に約束してたよね」

 

耳郎は慌てる

 

「え!…いや…その///」

 

ラナさんが入ってくる

 

「なに?その子といい関係なの?」

 

…耳郎さんの顔が温度計のように赤くなっていく

 

「い…今その話をするな!////」ビュン!

 

イヤホンジャックを伸ばし、リンクに爆音を送る

 

「あああああ!!御免なさい!!」ビリビリビリ

 

リンクは身悶えている

 

「ほう…仲がいいのね…」

 

ラナさんが見ている

 

 

 

 

 

「…耳郎さん」「響香ちゃん…」

 

 

 

 

耳郎さんに手が肩に置かれ…

 

 

 

「「「後で詳しく…ね♪」」」

 

 

 

八百万さん、芦戸さん、蛙吹さんが耳郎さんをロックした

 

「………」サァ~

 

顔色が青くなる耳郎さん

 

 

 

 

 

「…相変わらず、モテモテね…刺されるわよ~♪」

 

ラナさんがからかってきたが…

 

 

「もう刺されているであります!」

 

「撃たれてもいるです」

 

「溶カサレテモイルハネ…」

 

 

ナビィ達が、北海道土産のご当地ハイチュウを食べながら、ラナさんに教えてあげた

 

 

 

「…想像以上に早かったのね」

 

ラナさんは呆れている

 

「なぁ!これで出来ないか?」

 

上鳴は子供部屋から玩具のピアノを持ってきた

 

「それでやって見るか…ナビィ」

 

「ハイナ!」

 

ナビィは玩具のピアノに入るとリンクは演奏を始める

 

 

 

♪~[闇のノクターン]~♪

 

 

 

演奏が終わると、リンクの体が変化していき…

 

「…か、カッコいい!」

 

緑谷が興奮している

 

そこには銀色の毛をした狼の姿になったリンクがいた

 

「なるほど…今回はそう来たか…」

 

ラナさんが紙にリンクの様子を書いている

 

「ワンワン…わん?…アオーン!?(今度は狼か…あれ?…喋れない!?)」

 

ウルフリンクは喋れない…

 

 




ありがとうございました。

ハイチュウは沖縄限定、パイナップル味が一番だと思います。

みんなは何味が好き?

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