多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
森の神殿
人間の姿で入る事に違和感を感じつつ中に進む
そうして、中央の小川が流れる所につき、デグの樹サマに合う
「…久し振りじゃのぅ、リンクや」
「ご無沙汰してます。デクの樹サマ」
リンクはデグの木様の顔の方を見上げる
「フム…退魔剣は、役に立ったようじゃな」
「はい…これは…お返ししたほうが…」
そうしてシーカーストーンからマスターソードを出す
「よいよい…長年、持ち主が居らんかったからの~…剣は持ち主がいて、初めて価値を出すものじゃ…お主が死んだら自然に、ここに戻って来るから安心せい」
…どうやらそのまま持ってて良いようだ
「ありがとうございます。大切に使わせて頂きます」
「…ちょっと、退魔剣を見せて貰えぬか?」
「はい!」
リンクはデクの樹サマに近づき、マスターソードを見せる
するとマスターソードは発光し、喋りだした
《先日は、ありがとうございました。あのまま錆びて、もう役目無く終わると思ってました。》
するとデグの樹サマも話し出す
「よいよい…折角の機会…絶やす訳にはいかんからな」
《しかし、マスターリンクは、剣での戦闘にまだ慣れておりません…剣の試練を受けさせる事を提案します。》
リンクは余計な事を考えてる間に話は進む
「剣の試練か…もう16じゃし、大丈夫じゃろう」
リンクは訪ねた
「剣の試練とは一体?」
「退魔剣の中で魔獣と戦う事じゃ…お主の実力なら…こっちの時間で、夕方には攻略できるじゃろう」
…剣の試練か…確かに剣は殆ど使った事はない…体育の授業で剣道位だ
「わかりました!受けます!」
リンクは剣の試練を受ける事にした
《マイマスターもやる気の様子、攻略をお待ちしております。ファイの性能の復活も兼ねてますので、一石二鳥になります。》
すると退魔剣は喋べるのをやめた
デクの木様から指示を出される
「ワシの前に祭壇があるじゃろ…そこに退魔剣を刺すのじゃ…そうすれば試練が始まる…1度刺すと攻略出来るまで戻って来れん…生きて帰って来なさい」
…どうやらまた死にかけるようだ
「わかりました…行ってきます」
こうしてリンクは祭壇の上に上がり、マスターソードが刺さっていた所に剣を戻す
「…せい!」ザク
そうすると、リンクの体がシーカーストーンのポータル機能の様に青い光になって、マスターソードの中に吸い込まれていく…
「「「わああああああ!」」」
「何事です?」
ケミィが起こった事を理解出来ていなかった
「弾き出されたであります!」
シィは驚いている
そして剣の周囲にはシーカーストーンに入っていた物が散乱する
「あ…1人しか入れない上に、持ち込めないの伝え忘れとったわい…」
「「「えぇーーー!」」」
…伝え忘れに気付いたデクの樹サマ…
「時間の流れも違うが…大丈夫じゃろ…ファイもおるし…」
ありがとうございました。