多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
昨日、遭難及びスタルフォス化しかけた?先生は、泊まってもらい
今日の午前、牛達の餌やりを手伝って貰った
相澤先生は母さんがやってた寝床様のワラの交換を手伝っている
「わざわざ手伝わせてスミマセン」
「いえいえ…こっちこそお世話になりましたから…おっと!」
コッコが近づくと遠回りしている
…コッコを警戒するのは何故だろう
「…ちょっといいかな?牧場少年…」
八木先生に声をかけられた
「どうしました?」
「…あそこの鶏も巨大化するのかね?」
指の先を見ると放牧エリアの隅に放し飼いにされているコッコがいた
「えぇ…[ハテナの実]を食べると大きくなりますけど…どうかしました?」
「い!いや!何でもない…巨大化するなんて凄い鶏だね!」
「因みに前からオールマイト先生が食べてるシュークリームは、[デカコッコ]の産みたて卵を使ってますよ。デカイ方が美味しい卵を産んでくれるんで…どうしました?」
さっきより汗が激しいが…
「今まで苦労かけてゴメン!」
八木先生に肩に手をおかれ謝られた
「何が?美味しい方が良いじゃないですか…」
デカコッコだと1個で60個分になるから大量に作る時は便利なんだよな
※因みに、ダチョウで20~25個分になります
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応接室
家庭訪問がやっと始まる
相澤先生から切り出す
「今回は、迷いの森で危ない所をありがとうございました。大事な息子さんを預かっていながら、誘拐されてしまい、プロヒーローなのに申しわけございません…」
父さんが答えた
「いえいえ!生きてた事が何よりですよ!あの森に迷うと大人は4時間で下手すると命を落とし兼ねない場所ですから…」
相澤先生…冷や汗が出てますよ
「…今回の目的は、雄英高校の全寮制のお知らせになります。先日の誘拐事件の再発防止の為、ご協力頂けたらと思いまして…グシャグシャですみません…」
相澤先生がカバンからグシャグシャになったパンフレットを出す
母さんが答えてくれた
「…元々近くにアパートを借りていたので大丈夫ですよ、むしろそっちの方が安心しますし…」
八木先生が答えた
「ご協力ありがとうございます!大切に預からせていただきます。」
…今度から寮生活か…
そういえば、共同生活は初めてだな…
相澤先生が父さんに話をする
「後、市役所のインパさんから知ってたらと言われてるのですが…」
「?…何でしょう?」
「…[ガノンの遺産]ってご存知ですか?」
?父さんと母さんは固まった
父さんが動き出す
「…他の人には話しましたか?」
相澤先生は答えた
「ニュースはご覧には?」
「いいえ…ここは電波が入らないので…」
「ならご説明いたします。」
相澤先生はオールフォーワンとオールマイトの戦闘の事を伝え、一本の街を焼いた巨大な刀について説明した
「…そうですか…」
父さんは神妙な面持ちをしている
「何か知ってたら教えて下さい。今後の対策を練るためにも」
…空気が重い
そんな中、話し出したのは母さんだった
「…判りました。いいでしょう」
母さん?
「おいおい!いいのか!?」
父さんも驚いている
「全て集められ、厄災ガノンのパワーを持つ人が現れるよりはいいわ」
…なんだろう厄災ガノンって…
「…という訳でリンク、あなたは森に行ってなさい」
ズル!
「えーーーー!!なんで!?」
「ここからは大人の世界です。いいわね!」
「聞きたいんだが…」
リンクはなんとかしてみようと試みるが…
「い・い・わ・ね(怒)」
万国共通…母には勝てない!
…デグの樹サマに聞こう