多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

137 / 337
ハイラル駅

ハイラル駅

 

あの後、森でのびのびと過ごし、狼モードの特徴等も試した。

 

どうやら空腹になれば成る程、[センス]の範囲が上昇する事もわかった!

 

…あんまり飢え過ぎると野生化する事もわかった

 

ハイラル駅にいるとクリミアさんの弁当屋さんに寄っている

 

「すみません!その弁当を1つと、そこのケーキを3つお願…」

 

「何!今いそが…リンクじゃない!どうしたの?もう東京に行くの?」

 

店番をしていたのは、クリミアさんではなくマヤだった

 

…店の小さい机に、原稿用紙が所狭しと散らばっている

 

「…店番してまで頑張るんだ」

 

リンクは若干呆れながら笑っている

 

「仕方ないじゃない!新人賞の期限までもう時間が無いんだから…」

 

マヤはプリプリしている…

 

「まぁ、僕も頑張るから、新人賞…かっさらってこい!」

 

リンクは励ました。

 

「ふん!未来の文豪様何だから当たり前じゃない…////」

 

 

…そっぽ向かれてしまった。

 

「……そろそろ弁当欲しいんだが…」

 

「わ、わかっているわよ…はいこれ…860円…後ロールケーキね…」

 

「ハイハイ」

 

リンクは財布をだし、精算を済ませる

 

「じゃ!頑張ってね♪」

 

リンクは行こうとするが…

 

「待って!あれ!あれだけ…少ししゃがみなさい!」

 

マヤは店から出て来て、手を伸ばしてリンクの頭を撫でる

 

「…何時まで子供扱いされているんだろ…」

 

昔から、この撫でるのは小学生から変わらない

 

「私の手は、名作を生む手なのよ!御利益を分けてあげてるんじゃない!勇者に成れる様に!どんな苦難もハッピーエンドにしてやるわ!」

 

「ハイハイ…ま、変わらないのもいいかもな…帰ってきたって気がするし…」

 

剣の試練は…ヤバい…日常が懐かしくさせられるし

 

「え!ちょっと…そんな…う…」ふら…

 

そうしていると、マヤが突然苦しみ出す

 

「マヤ!どうしたの!?また徹夜明けで限界越えたか?」

 

リンクはマヤを抱えている

 

「…ま…まさか、こんなに…なんて…さす…リン…」

 

「マヤ!おい!傷は浅いぞ!?のめり込むのも大概にしろよ!」

 

 

 

 

その後、救急車で運ばれていくマヤを見送って行ったリンク

 

 

 

「…どうしよっか?付いていって[癒しの歌]の許可を貰った方がいいかな?」

 

リンクはナビィに尋ねた

 

「…自業自得ッテコトニシマショウ…アノ子、多分全身ノ骨砕ケテモ書キ続ケテソウダシ」

 

…あり得るかも、たまに変な演劇みたいなことさせられるし

 

 

とりあえず東京に戻らねば…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

マヤサイド

 

救急車の中で倒れているマヤ

 

しっかりペンが握られている…

 

 

「………う~…(うぅ…気持ち悪い…まさか

 

10日分の記憶を見ようとして1日に90日以上の情報が入っている日があるなんて…

 

流石…私のお気に入り、予想外の事を平気でやってくれる…

 

おかげで、リンクの体が一回り大きくなったも理解出来たわ…

 

本当に飽きさせ無いわね…良い…凄く良い!

 

必ず…必ずこのネタで…文豪…に…ペン…)……」

 

 

 

マヤは気絶した!

 

そのまま過労と個性のキャパオーバーによるデメリットで入院するマヤ

 

 




ありがとうございました。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。