多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

138 / 337
東京の話に戻ります。


1年生ー夏休みー東京編
アパート ヒロアカ編


東京ー深夜

 

ハイラルでトラブルがあったので、到着が終電ギリギリになってしまった。

 

「…じいちゃんにガソリン入れとけば良かった…」

 

※[じいちゃん]バイクの妖精ー公道OKな原付2種・オフロードバイク

 

ケミィが答えてくれた

 

「仕方ネーです…あれは回避ムリです」

 

マヤの救急車がなければな…

 

 

 

アパートの階段をてくてく登って行く

 

部屋の鍵を開けようとしたら扉が開いていた…

 

「…あれ?鍵かけ忘れたかな?」

 

中を覗いて見るが…特に変化はない

 

「…また鍵のかけ忘れか」

 

ま…泥棒入っていなそうだからいいか

 

「…部屋の荷物は明日にしよう」

 

今日は疲れた…

 

荷物をそのままに、ベットに沈むリンク

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

翌日

 

朝、起きると机の上に小さな機械が積まれていた

 

「あ!起きたです!」

 

「面白い物があったであります!」

 

ケミィとシィがテンション高い

 

「コンセントの中、機械がいっぱいです!」

 

?コンセントの中…配線だけじゃ?

 

「他にも蛸足や、時計にいっぱいついてたであります!」

 

…なんだ?この機械だけ、凄く血生臭い…

 

「…でこの机の奴は何?」

 

「電波送る奴、です。寝る時イヤ~なの、感じたです。」

 

電波?

 

 

「カメラっぽいのもあったであります!」

 

………うん

 

「相澤先生に連絡!!…知らないから八木先生!!」

 

電話をするリンク

 

「…スマホが操作しにくい…」

 

シーカーストーンに電話機能があったらいいのに…

 

「オールマイト先生!今大丈夫ですか?」

 

『…こんな朝早くどうしたね牧場少年…』

 

「ご相談したいことが…」

 

そして、アパートの鍵が開いていて、ケミィ達がコンセントの中に変な機械やカメラを見付けてしまったがどうしたらいいか指示を仰いだ

 

「…とりあえず、そこを出なさい。今、相澤君と警察に連絡してそこに行くから」

 

「了解…」

 

 

その後、警察とオールマイト先生が来て、警察に部屋を調べた結果、冷蔵庫等の家電にも機械が取り付けられており、現場検証と保存も含め、アパートに入れなくなった…

 

 

「…寝床確保しなければ」

 

今、後から来た相澤先生が、早めに寮に入れないか確認したら…

 

「…消防の検査が終わってないから無理だそうだ…最速で4日後らしい…」

 

 

4日後…3日後は、耳郎さんとの約束がある…

 

流石に家無き子は不味い…オールマイト先生は声をかけて来た

 

 

 

「…泊まる所はあるかい?」

 

「…今考え中…」

 

こっちで、信頼出来て、安く済む所…ホテル…

 

「あ…」

 

「誰かいたかい?」

 

「ちょっと電話してみます。」

 

知り合いで同性のヒーローに電話してみる

 

 

pullpullpullpull…ガチャ!

 

『はい…シンリンカムイです』

 

「すみません…牧場ですけど…」

 

『…おー!元気か!どうした?』

 

「実は…アパートに隠しカメラや盗聴器が沢山仕掛けられていて、警察にアパートを保存と言うことで、住んでる所追い出されちゃって、今晩泊まる所が無いんですよ…お隣さんで苦労してるから、安い宿か、安心な宿を知ってそうだったので電話しました。…いい宿あります?」

 

『…お隣っていうのは?』

 

「いや…いつも事務所壊されて、保険の人に直るまでの間の宿とか、いろいろ知ってそうだから」

 

『…Mt.レディな…成る程…だったらウチの事務所に泊まるか?』

 

 

「え…いいんですか?」

 

『いいって!未来のサイドキックが泊まりに来る位』

 

「なら夕方伺いますが…」

 

 

『わかった!またな!』

 

 

…一夜の宿確保

 

「オールマイト先生、今夜の宿は何とかなりそうです」

 

オールマイトに報告する

 

「良かったなー!因みに何処だい?」

 

「はい!シンリンカムイの事務所です!」

 

…?相澤先生とオールマイト先生が固まった

 

相澤先生が質問してきた

 

「…いつから連絡先交換してたんだ?」

 

「?…東京でスマホ買ってからだから…受験前の時だったかな?」

 

事務所を直した時…

 

「…そうか…わかった」

 

…相澤先生が何処かに電話している

 

ま…いっか…明日には保存も終わるだろうし…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

何処かの地下

 

荼毘とが、渡我が受信機の前にいる

 

「…おい!ちゃんと隠したんだろうな?…到着1日立たずにバレたぞ」

 

 

怒っている荼毘

 

「着けましたよ~私の愛情付きで~…隠すならバレたこと無かったけど…どうして?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

何処かの港ー倉庫

 

居眠りをする忍び服の人がいる

 

「………」zzZZ…

 

 

「おい!ちゃんと働け!!」

 

恰幅のいいオッサンが殴る

 

「がふ!…コーガ様!?いつの間に?」

 

「お前が寝ている時からだ!ちゃんとリンクから希少種の妖精の話を聞けたんだよな!?」

 

 

…黙る末端員

 

「…まだ聞けてねぇのか!!」

 

 

「申し訳ございません!盗聴器かバレてしまいました!」

 

 

「バカヤロー!!」ブン!

 

末端を殴り飛ばすコーガ団長

 

 

「がはぁ…」

 

飛ばされたあと、首を捕まれる末端

 

 

 

「いいか!?ハイラル生物は金になるんだよ!

 

モグマ族は東南アジアで鉱石探しに!

 

ユキワシロはロシアやEUの金持ち愛玩に!

 

ズナ族は砂漠の労働者として!

 

 

今回の手に入れた希少種だって何かしらの個性があるはずなんだ!

 

個性を調べる方法を知るためにリンクをマークしているんだろが!!

 

調べられないとオークションに間に合わないぞ!」

 

コーガ団長が指を指した先には、ナビィと似ている妖精が虫籠に入っている

 

 

「もう一回周囲に探り入れてこい!せっかくいい客が付いてるんだぞ!」

 

「ハハー!」

 

末端は消える

 

「たく…あ…チャンネルが更新されてる…」カチカチ…

 

コーガ団長はネット動画を見ながらバナナチップスを食べている

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

イーガ団

 

忍び系犯罪集団、主に密輸や密売等を生業にしている

 

現在、高騰するハイラル生物に注目

 

なぜか皆、バナナが大好き!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 




ありがとうございました。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。