多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

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マイペース03 ※表現注意

22:45ーシンリンカムイ事務所

 

「アハハハ…ほら牧場も飲みなって…」グイ

 

「いやいや!まだ未成年っすよ!」

 

Mt.レディに日本酒を飲まされそうになっているリンク

 

後ろからMt.レディにのしかかられている…

 

「もう!…ネ~シンリンカムイ…いつの間にリホームしたの?」ヒック

 

「飲み過ぎだ!もう一升近く飲んでるぞ!」

 

シンリンカムイは酒を取り上げる

 

「何よ!ケチ!…お宅拝見~♪」フラフラ

 

Mt.レディはリンクの[どこでもキッチン]に向かっていく

 

「ただのキッチンですよ…」

 

リンクは後ろで、お皿を片付けている

 

「あ!だめです!」

 

「入ってはいけないであります!!」

 

ケミィ、シィが叫んだ

 

「何が出るかな~」キィ…

 

Mt.レディは扉を開けて中に入っていく

 

「ちょっと…なにもな…」

 

バタン!

 

突然扉が強くしまる

 

 

 

 

 

「な…何が?」

 

リンクはびっくりして扉を開けるが

 

「…あれ?Mt.レディがいない?」

 

 

何時ものキッチンだ…Mt.レディがいない!?

 

「お~い!隠れても無駄ですよ!…何処に隠れたんやら」

 

シンリンカムイも一緒に覗いている

 

 

 

 

「あ~…セキュリティが発動です…」

 

ケミィは頭を抱え考えている

 

セキュリティ?

 

「ケミィ?Mt.レディは何処にいったの?」

 

「盗人、閉じ込め、キレイキレイです。」

 

?ケミィの言った意味が理解出来なかった

 

「…リンク殿、シーカーストーンの[どこでもキッチン]を見るであります。」

 

 

「シーカーストーンの?」

 

シィに言われるがまま、シーカーストーンを見ると、アイコンの所に[侵入検知]と赤く表示されている

 

 

タップすると、モニター画面になった

 

「?なに見てるんだ?」

 

シンリンカムイも後ろから見ている

 

 

『イヤ~!!この!なんなよ!!この化け物花!!』

 

 

…そこに映っていたのは、デグババに巻き付かれ、格闘するMt.レディがいた

 

モニター越しなので、もしかしたらMt.レディのサイズに合わせた大デグババかも知れないが…

 

『きゃン!ン~~!』バシバシ!

 

…あ、今、頭をパクっていかれた

 

「Mt.レディ!!牧場!これはいったい!!?」

 

シンリンカムイは、リンクに問い質し

 

「デグババ自体は問題ないと思いますが…へい・ユー!これは!?」

 

リンクはケミィに聞いた

 

「防犯装置[キレイキレイ]です」

 

…なぜ防犯でキレイ?

 

シィが補足してくれた

 

「つまり、登録していない人が、扉に入ると、センサーで捕捉、レーザーで個性を調べ、最も適切な方法で閉じ込めるであります。そして相手の生体情報を覚るためと、再犯防止の為、徹底的にキレイにするです。」

 

ケミィも続く

 

「閉じ込めの間、合宿のヒーリングオペレーションのデータを元に、体をキレイにするです♪」

 

 

またシィに変わる

 

「まず、デグババで相手を捕まえ、樹液を浴びせるであります。その後、樹液の効果で、頭の中にあるアドレナリンや多幸ホルモンを活性化させるであります!

 

その後、更に交配させた[ライクライク]で全身マッサージで体の外側を【全部】洗うであります」

 

 

今ライクライクって言ったか!?

 

「ケミィ、シィ!もう懲りたんじゃないのか!?」

 

「ですので、美容ではなく、防犯用にしたです」

 

ケミィは平気な顔をしている

 

「多幸ホルモンの活性化で、全身かなり敏感にはなっているであります。そうすれば幸せのまま動けなくなるであります。下手な抵抗は怪我の元になりかねないであります。」

 

 

「まだ調整前でかなり強めですが…いいサンプルになるです♪」

 

ケミィは妖精用シーカーストーンにデータを録っている

 

 

 

 

「今すぐ出させなさい!」

 

リンクは出させる様にケミィ達に言った

 

いくらなんでも哀れだ

 

「「え~」」

 

ケミィとシィは残念な顔をしている

 

「今出すと本人が、もっとキツイでありますよ?」

 

 

 

 

 

『あ…ア゛ア゛ーーーー!!!////♡♡♡脳が!溶け゛る゛ぅ!!…ぁぁぁぁぁぁぁああああ!!////♡♡♡…』

 

「おい!なんかミミズみたいのに飲まれてるぞ!!大丈夫なのか!?」

 

シーカーストーンから、Mt.レディの声が響く、それを見て心配するシンリンカムイ

 

 

リンクは反抗を見せる妖精達にポカポカの実を見せる

 

「…わかってるよね?」

 

「「さ~いえっさ~!」」ビシ!

 

扉に近づき、妖精用シーカーストーンを当てると、扉の上部に手を当てる所が出てきた

 

ケミィが指示を出す

 

「リンク~、そこに右手を当てるです」

 

…こうか?

 

リンクが右手を当てると、シーカーストーンが音声案内を始める

 

《防犯装置、解除の申請を受け入れました。途中ですが、強制解除しますか? Y/N》

 

リンクはイエスを押す

 

《承認しました。大きさが扉より大きい為、圧縮して解放します。しばらくお待ち下さい…》

 

?…圧縮?

 

すると扉の真ん中にレバーが出て来た

 

「右に回すであります」

 

シィに言われた通りにレバーを回すと、手のひらサイズのボールが出来ていた

 

 

…この赤と白のボール、ボタンがついてる

 

「…昔遊んだガチャガチャみたいだな…」

 

ここじゃ、事務所壊しそうだし…シィの部屋に行くか…

 

あそこならMt.レディも両手を伸ばせるだろうし

 

 

 

 

 




ありがとうございました。

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