多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

144 / 337
音楽01

シンリンカムイー事務所

 

お昼過ぎに連絡があり、夕方には戻れると連絡を受けた

 

「お世話になりました。」

 

リンクはシンリンカムイに挨拶している

 

「また遊びに来いよ」

 

 

「またね~…あ!ヤバ!今日ウワバミさんと撮影だった!」

 

Mt.レディも返事してくれたが、慌ただしく出ていった

 

事務所を後にし、消費された食材を買って、アパートに戻った

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Mt.レディサイドー撮影所

 

Mt.レディは1度、事務所に戻り、ヒーローコスチュームに着替え、撮影所に向かった。

 

 

「すみません!今日撮影で来たMt.レディですが…」キラキラキラ…

 

受付の女性に話すが…

 

「…………」

 

口を開けたまま固まっている

 

 

「あの!」

 

Mt.レディは再度、声を掛ける

 

「はい!スミマセン!3番スタジオにお進み下さい…」

 

Mt.レディはネックストラップをもらいスタジオに進む

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

3番スタジオ内

 

入ると、プロヒーロー・ウワバミがメイクアップをしている

 

 

「あら?あなたが珍しいじゃ…」ポロ…

 

Mt.レディが来たのに気付いたウワバミが振り向いて…

 

「スミマセン…先輩を待たせてしまって…」キラキラキラ…

 

Mt.レディを見て、ウワバミは驚き、扇子を落としてしまう

 

仕事の依頼確認で、3日前に見た姿より、明らかに肌艶が良くなり、髪も光を反射しており、目もうるうる、良い香りが漂う、体の肉付きもより健康的になっている

 

 

あまりの変化に何があったかウワバミは気になった

 

「…あなた、何か…新しいエステでも行った?それとも新しいグッズ?」フルフル…

 

少し動揺しているウワバミにMt.レディは答えた

 

「いえ…エステは行ってないですし、グッズも使って無いです…朝も時間が無くて、グロスしかしてませんけど…」キラキラキラ…

 

 

 

「嘘おっしゃい!…短期間でそんなに変わる訳ないでしょ!何か隠してない!?」クワ!

 

美容に、か→な↓り↑うるさいウワバミ、何とか秘密を聞こうとする

 

「え…えっと…(言えない…酒に酔った挙げ句、人食い花に捕まって、ミミズみたいのに丸呑みにされた上、牧場君に…あんな…)!!!/////」ボン!

 

Mt.レディはリンクにされたヒーリングオペレーションを思いだし、恥ずかしさで、顔を真っ赤にさせる

 

「…まさか…男?」

 

ウワバミがカマをかけた

 

「いや!牧場君とはそん………あ…」

 

Mt.レディはシマッタっとやらかした顔をする

 

「…牧場…確か、今年の雄英生の保健委員…じゃなかったかしら…あなた!高校生に手を!?」

 

 

Mt.レディの冷や汗は止まらない

 

「さて…何があったか話して貰いましょうか?…流石に未成年になんて…見過ごせないわよ?」シャー…

 

ウワバミは、Mt.レディを獲物を見つけた蛇の様に見つめ、頭の蛇も威嚇している

 

対するMt.レディは冷や汗が止まらない

 

「……(牧場君…ゴメン!出来るだけフォローするから…)」タラタラ…

 

Mt.レディは捕まった所はボヤカシ、ヒーリングオペレーションの事を話すのだった…

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次の日

 

「ふん♪ふん♪ふ~ん♪」

 

…シィが服を作っている

 

「英傑の服で良いんじゃ…」

 

リンクは止めようとしたが…

 

「「ダマラッシャイ!」」

 

ケミィとシィ、ナビィに怒られた

 

「明日はデートです!オシャレするです!」

 

ケミィは本気だ

 

「デートって…オカリナ買いに行くだけじゃ…」

 

そんなに大袈裟な…

 

「…ナビィねえさん、教育するでありますか?」

 

シィの目は本気だ…

 

「…学習装置ノ準備シトイテ…」

 

ナビィが指揮をとり始める

 

「あいあいさ~!」

 

ケミィが準備を始めた

 

ヤバい!また電気椅子だ!

 

「待った!わかった!わかったから!それだけはやめて!!」

 

…間一髪で電気椅子を逃れるリンク…

 

リンクは「シィ特製、クライムの服一式」を手に入れた!

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

更に次の日ー午後ー駅前

 

 

丸の内の駅前に来ている…

 

ナビィが急かした為、約束時間の30分前に来ている

 

…暇だ

 

そうしてると、耳郎さんが来た

 

「あ…いたいた、待たせた?」

 

あれ?耳郎さん、思った以上に早く来たぞ

 

「いや?そっちこそ早くない?」

 

リンクは逆に訪ねた

 

「いや!…思ったより早く着いちゃって…」

 

耳郎さんは頬を掻いている

 

…耳郎さんの服はロックな感じだ、Tシャツにキュロットの黒、黒のネックレスにリストバンド…

 

…これがロックという奴なのだろうか?

 

「どうしたの?…なんか変?」

 

耳郎さんは服をチェックしている

 

「いや…耳郎さん、イメージ道理だなって」

 

リンクは少し笑っている

 

「なによ!なんか可笑しいの?」

 

何か気にしたようだ

 

「いやいや…大丈夫…むしろそっちの方が良いから」

 

「もー…行くよ!///」プイ!

 

先を行く耳郎さん

 

「まって!ここの場所知らない所多いから!」

 

追いかけるリンク

 

~~~~~~~~~~~~~~~

とあるビル

 

エントランスに入ると、様々なショップが並んでいる

 

「ほら!行くよ…」

 

慣れない人混みを先導してくれる耳郎さん

 

「あ…そっちなのね」

 

初めての場所でキョロキョロしているが、離れない様に付いていく

 

 

 

 

「!…コノ音…」ビュン!

 

ナビィがどっか行ってしまった!

 

「ナビィ!?……耳郎さん!ストップ!」

 

リンクは、耳郎さんの手を握り、止まる様にお願いする

 

「な!///急にいったい…」

 

「ナビィがどっか飛んでった!あっちに飛んでいったから一緒に来て!」

 

「えぇ…もう!」

 

耳郎さんとリンクはナビィの飛んでいった方に歩いていく…

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

イベントエリアーエスカレーター付近

 

 

ナビィを追いかけて行くと、グランドピアノが置いてある所に出た

 

デザイナーがデザインしたもので、白とカラフルな花の装飾をしてある

 

 

小学生の女の子が[キラキラ星]を演奏していた。

 

 

 

リンクは、近くを飛んでいるナビィを見つける

 

「ナビィ…勝手に飛んで行くなよ…」

 

リンクはナビィと話す

 

「ダッテ…ピアノヨ!コンナニ立派ナ!ハイラルニハ、ナカッタワ!」

 

ナビィはグランドピアノに興奮している

 

ピン!

 

…今女の子が、音を外した

 

 

「ん…難しい…」

 

女の子が譜面とにらめっこしている

 

そうしてると耳郎さんも来た

 

「ちょっと…早いって…ピアノ?」

 

 

そして女の子にリンクが謝る

 

「ゴメン!ピアノの音でナビィが、反応したみたいで…」

 

すると、女の子が返事をしてくれた

 

「いい…ここが出来なくて練習してるの…」

 

女の子は困っているようだ

 

 

耳郎さんは、女の子の後ろに回り込む

 

「どれどれ…これは、こう弾くんだよ」

 

耳郎さんは後ろから、手を伸ばし、ピアノを演奏する

 

「わぁ…お姉ちゃんピアノ出来たの?」

 

女の子が耳郎さんに尋ねた

 

「ピアノは基本だったからね…」

 

少し恥ずかしそうな耳郎

 

「ねぇねぇ!これやって!」

 

 

耳郎は楽譜を渡された

 

「どれどれ…」

 

譜面を見ると顔を青くする耳郎さん

 

「…リンク!あんたに任した!」

 

耳郎は背を向け、楽譜をリンクに渡す

 

「おい、手本見せるんじゃねぇのかよ」ビシ!

 

思わず突っ込むリンク

 

 

 

 

 




ありがとうございました。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。