多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
オカリナを買ったので店を出ると、人だかりが出来ており、さっきの中学生?と子供達もいた
その後ろのお母さんと思われる人が、スマホを片手に
「一緒に子供と撮って貰えませんか?」
とリンクの横に子供をセットしてくる
…東京ってすげ~…
とりえず、場の流れに合わせ、写真を撮られるリンク
スマホで写真を撮られるが耳朗さんは、店に引きこもった
「何やってるの!学校から外出自粛命令が出てるでしょ!」
物陰から話す耳郎さん
「…忘れてた、ゴメンね~」
リンクは耳郎の手を引き、ビアガーデンのやっている屋上にあがって行くリンク
「待って!きさ………腰の奴置いていげーーー!!」
中学生?が豹変し追いかけて来る、かなり速度が早い
「これが噂の追っかけって奴か!初めてみた」ダッシュ
「感心している場合じゃなーい!どうするの!?」ダッシュ
リンクは[ビタロック+]を手に取り…
「ごめんね!」カチ!
中学生?をロックする
「急ごう!」
階段を走る二人
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屋上ービアガーデンエリア
屋上に着くと早速オカリナを使う
「ナビィ!」
「行クワヨ!」
ナビィがオカリナに入り、リンクはオカリナを構える
♪~[風のソナタ]~♪
リト族モード!
「耳郎さん!乗って!」
背中に乗って貰う様にお願いするリンク
「え゛…重いんじゃ…」
「良いから早く!!」
嫌な顔をした耳郎さんを催促し、背中に乗せる
「いた!待ちやがれ!」
中学生?が追い付いてきた!
リンクは耳郎さんが乗ったのを確認すると、両手を床につけ、リト族の力を発動する
「舞い上がれ!」
すると、風が下から上に激しい上昇気流を生み出す
リンクは翼を広げ、空高く飛び上がる
「キャアーーーーー!!」
「しっかり掴まって!」
高く飛び上がると、方向を階段と逆方向に進路をとり、ビルの間を飛んでいく
「大丈夫?重くない?」
「大丈夫!80kg迄なら飛べるから…ビル風で高度をあげるよ!」
リンクは風を掴む様に空を飛び、ビルより高い所を飛んでいく…
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中学生?サイド
空を見上げる末端員
「……クソ!空に逃げられた!」
pipipipi
電話がなる
「はい!」
『バカヤロー!目立ち過ぎだ!警戒されてしまったじゃねーか!取るもんも取れねーだろうが!』
電話からは幹部の声がする
「スミマセン…」
『すぐ引き上げろ!ネットにさっきの演奏の奴があがって、人が集まり始めてる!』ブツ!
1人、切られた携帯電話を見る末端員
「……とりあえず音か楽器に反応するのはわかった…あの希少種で試してみよう!」
ビルから飛び降りる末端員
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港区付近ー上空400m位
「うわ~…飛んでる!」
耳郎さんは声をあげ、リンクの肩?を掴みながら色んな方向を見る
「本日は牧場航空、リト族便をご利用いただきありがとうございます。…このまま海の方に行かれますか?それとも、あのバカデカいタワーに向かって飛びますか?」
なんとなくアナウンス風に聞いてみたリンク
「えっと…両方!」
「了解!そんじゃ海から!しっかり掴まってなよ!」
リンクは方向転換し、海の方に飛んでいく
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東京湾上空
リンクが高度を下げ、水面ギリギリを飛んでいる
リンクが飛んだ後ろに水飛沫が出来てい
耳郎が手を伸ばし、水面に手をいれている
「あはは…ひゃ!冷た…」
「おっと!」
そうしていると、波が来て、二人とも波飛沫をかぶってしまう
「…大丈夫?」
「平気!」
リンクは高度を上げて、海猫と飛んでいく
「ケミィ!シーカーストーンから海老煎餅出して」
「あいあいさ~…どうぞです」
ケミィは、シーカーストーンから海老煎餅を出し、耳郎さんに渡す
「これどうするの?」
「海猫に向かって投げるです。」
ケミィに言われるまま、耳郎は煎餅を投げると器用にキャッチする海猫
「えい!」
パク!
器用に海猫達は耳郎の投げた煎餅食べていく
どんどん投げて行くと、沢山の海猫に囲まれ
「キャア!」
袋ごと取られてしまった
「はっはっは!耳郎さんも人気者だね!(笑)」
「うっさい!も~…」
今度は更に高度を上げて行く
その後、スカイタワー上空を飛んでいき、新宿方面に進路を変え、代々木公園に着地する
リト族モード解除!
「楽しかった!耳郎さん…どうしたの?」
「さ…サブい…」プルプル
「あ…ゴメン」
空の旅は、耳郎さんにはキツかったようだ
その後、マクド◯ルドで、休んで、解散した
ケミィの評価
「気温を考えなかったのが敗因です。」
シィの評価
「海猫が予想外の行動力であります!」
ナビィの評価
「楽器…」
…リンクに対しての評価が厳しい
ありがとうございました。