多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
体育館γー発目さん襲撃から3日後
現在、リンクはゴロンモードになり、コンクリートの柱の前で、集中力を高めていた
ラヴィオ先輩から貰った、ハンマーの特性を持つ、斬馬刀みたいな武器…ゴロン専用武器[巨岩砕き]を試す為に上段の構えから…
「……………ゴロン!」ブン!
GAGOooooooooN!
リンクは、兜割りの要領で柱を縦に叩き砕く、柱だけでなく、地面も砕き割り、周囲6m程の地面が割れた
ゴロンリンクに、エクトプラズム先生の分身が3体程、襲って来る
「ゴロゴロゴ…ロ!!」ブオン!ブオン!
リンクは横に巨岩砕き振り回し、野球のバットのように2体を殴り飛ばし、
「ゴロン…パウンド(粉砕)!!」DoGYAaaaaaN!
最後の1体は、大きく振りかぶり、釘打ちの要領で地面に打ち付ける
打ち付けられたエクトプラズム先生は地面に深くめり込んだ
周囲の地面はひび割れクレーターも出来ている
「…よし!握りもしっかり合うゴロン!
これでゴロンモードの技は3つだゴロ!
ラヴィオ先輩!ごっつぁんゴロン!」
…早くリト族専用武器も欲しい!デクナッツ専用武器も!
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[ゴロン・インパクト]→上空より落下する、落下位置が高ければ高い程威力が上がる
但し、空気抵抗等により500m以上で落下しても威力は上がらない
[ゴロン・メテオ]→ゴロン族の守りの力を使いながら、上空より落下する、落下位置が高ければ高い程威力が上がる
守りの力により、物理エネルギーが反射される為、他の影響を受けづらく、相手の攻撃で進路が変わる事もない
但し、威力が高いため、落下地点によっては、そのまま地面にめり込み、抜け出せなく時がある
[ゴロン・パウンド]→専用アイテム[巨岩砕き]で全力で地面に叩き付ける
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「おい!もう交代時間だぞ!」
?
声の方向を見るとB組の先生が、他の生徒を連れて来ていた。
…あ、盾を貰いにいきゃなきゃ!
「A組諸君!素直に明け渡したまえ!これからはB組の時間だ!…というか全員落ちてよ!!」
あ…物間…だったよな?確か…
物間がどっかの演劇みたいに要求してくる
リンクはゴロンモードを解除し、出口に向かっていく
「牧場さん!そっちの方はどうですか?」
塩崎さんが話しかけてきた
「うん!必殺技も開発できてきたよ、そっちは?」
「えぇ…神の示されるままに…」
…順調って事でいいんだよな?
「塩崎さん!行くよー!」
拳藤さんが塩崎さんを呼んでる
「はい!…それではご機嫌よう…」ペコ
塩崎さんは行ってしまった
「リンクさん…随分B組の【塩崎さんと仲が】よろしいのですね…」
声の方には、八百万さんがいた
…なぜそこを強調する
「デクナッツモードの参考になる時もあるしね♪植物仲間かな?」
「……………ま、そういう事にしましょう」
八百万さんはリンクの顔をジーっと見て離れた
…僕は一体何をしたんだ!
「あ…先生!サポート科に盾を貰いに行っても良いですか?」
相澤先生に声をかける
「おう…行ってこい」
「は~い」
リンクはサポート科に向かおうとする
「牧場さーん」
ん?
「そろそろ時間だと思ったので、来ちゃいました!」キラキラキラ…
そこには発目がいた
「なんでいるの!?昨日も一昨日も断ったじゃん!」
「先日、夜から朝まで、あ~んなに激しい事をされたら…我慢出来ません!
全て私のどっ可愛いベイビー達に生かさせて貰いました!どうです?この新しいベイビー達!」
発目さんが新しく作ったであろう、鉄球に口と目を付けたアイテムと、変なポンプの付いた銃を持っていた
wan!wan!
…この鉄球、ワンワンって言ったぞ…
このキーワードに反応する奴らがいた
「「…夜から…ダト?」」
発目の発言に反応するドエロブラザーズの峰田と上鳴
「…朝までって/////」ヒソヒソ…
女子も顔を赤くしながらこっちを見る
「というわけで!今度こそ!その腰に付けてるタブレット…調べさせて頂きます!私のどっ可愛いベイビー達の為にもお願いしまーす!」
発目は持っていた銃の様なものを構え、粘着弾を連射しながら、シーカーストーンを奪いに来る
「ふざけるなああああ!!」
リンクはダッシュして逃げる
「少しだけ!少しだけですから!!私、気になって夜も眠れません!!」ギュイイン!!…ガス!ガス!
攻撃を止めない発明さん
「絶対、あと少しとか言って全部分解するだろうが!絶対!渡さない!」ヒョイ、ヒョイ!
全力で逃げるリンクでした。
渡したら最後、どうなるかわかったもんじゃねぇ!!
ありがとうございました。