多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
会場前
士傑高校の人を見ていたら別の方向から声が聞こえる
「イレイザー?イレイザーじゃないか!」
…今度は別の女性が来た、多分、他校の先生だ
「テレビや体育祭で姿は見てたけど、こうして直で会うのは久しぶりだな!」
相澤先生がこれ以上無いってくらい嫌な顔をしている
「結婚しようぜ」
「しない」
「「いきなり告白!!?」」
まさかのラブロマンス?しかも相澤先生即座に断るって…
そしていつもの緑谷辞典…ミドペディアが始まる
「スマイルヒーロー[Ms.ジョーク]個性、爆笑…近くにいる人を強制的に笑わして、思考、行動を強制的に鈍らせるんだ!彼女の敵退治は狂気に満ちてるよ!」
…爆笑…どのくらい笑うんだろ?
ナビィにもちょっと手伝ってもらおう
「ナビィ…ちょっと喉に入ってて」
「…マタ、クダラナイ事考エテル…」
ナビィが入ったのを確認するとジョークさんに声をかける
「ジョークさん!ちょっといいですか?」
「ハッハ!なんだい?…君が噂の牧場君か!」
相澤先生…大分疲れた顔をしている、多分これからもっと疲れると思うけど…試さずにはいられない
そしてリンクは、提案する
「ジョークさん!ちょっと《にらめっこ》しません?」
「ブフォ!いきなりにらめっことかウケる!」
…大丈夫かな
「どのくらい笑うのか気になったので、もしにらめっこで、ジョークさんが勝ちましたら…」
「勝ったら?」
「ある動画をあげます。但し、どんな動画かはお楽しみで…」
…乗ってくれるかな?
「よし!乗った!」
「「いいのかよ!!」」
後ろの別学校の生徒も突っ込む
「「に~らめっこしましょう、笑うと負けよ!あっぷっぷ!」」
二人とも見つめあう
「「………」」
リンクが周りに聞こえ無いようにしゃべる
「…相澤先生の言いそうにない事、『お前と結婚したら…ヒーロー活動出来ねーじゃないか…何故かって?…ヒーローってのはいつ死ぬかわからねぇ仕事だ…惚れた女を置いて、先に逝けねぇからな…』」相澤ボイス
「あま~~い!!であります!」
ハードボイルドな相澤先生を演じきったリンク、それに合わせる様に、ス◯ードワ◯ン風に掛け声を入れるシィ
「ブッハ!!!身内ネタ卑怯!しかも声上手すぎ!はっはっは!!!」
地面にしゃがみこみ、笑いで動けなくなった
リンクはMs.ジョークの唾を顔面にもろに喰らったが、勝利のガッツポーズを決めた
「勝った!」ビシ!
まさかこんな古いネタで笑う人がいるなんて…
これで、ナビィが入ってる時は、色んな人の声真似が出来る事が証明された!
そしてリンクは…
「…聞こえてたぞ(怒)」
「いだだだだ!ジョーダン!ジョーダンッす!!」ギチギチギチ…
相澤先生から捕縛布を喰らっていた
「はっはっは!イレイザーそんな事心配してたのかよ!やっぱ相思相愛…」
「ちがう」
Ms.ジョークの振りに、相澤先生は即座に否定する
「本当にいじりがいがあるよな!因みにどんな動画だったんだい?」
「たた…えっと…これです。」
リンクがシーカーストーンを操作して、体育祭の時に、放送室で、腰振りダンスをしている相澤先生の動画をMs.ジョークさんに見せる
「ブワッハッハッハッハ!!ヤバい!笑い死ぬ!あの時か!」
「おい!なんであるんだ!?」
動画を見せるとMs.ジョークは爆笑、相澤先生はリンクを更に絞める
「あだだだだ!!ギブ!ギブアップ!」バシバシ!
Ms.ジョークは何とか収まったようだ
「はぁ…はぁ…もう1回やらない?勝ったらちょうだい、後で声の録音もさせて」
「いいですよ…むグ!…」
Ms.ジョークはもう1回勝負しようとしているが、
相澤先生がリンクに対して、全身を捕縛し、引きずっていく
「おい!もういくぞ!(怒)」
「グエエエ…」ズルズル…
ありがとうございました。