多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

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修正してくださった方、ありがとうございました。


仮免許試験~二次試験~01

控え室

 

皆が落ちる事無く、全員ギリギリだったが合格出来た

 

次の説明が、始まろうとしている

 

「さて…まずはモニターを見ていて下さい」

 

ボッコオオオン!

 

 

いきなり爆発し、崩壊していく試験会場

 

 

「えぇぇぇぇ…」

 

思わず声を出すリンク

 

…金の無駄使いにも程があるだろ…

 

 

「えぇ…二次試験は、この被災現場でバイスライダーとして、皆さんには、各々の判断で救助を行っていただきます…」

 

そうしてると、モニターには要救助者が崩壊したビル内から出てくる

 

 

「何であんなところに人が…」

 

「彼らはあらゆる訓練に置いて、引っ張りだこの要救助者のプロ…ヘルプ・アス・カンパニー…略してフックの皆さんです。」

 

…色んなお仕事があるな、ホントに

 

 

リンクはシーカーストーンの中身をリセットし、あいうえお順にする

 

「…整理しなきゃ」

 

リンクはシーカーストーンの操作をしているとアナウンスが流れる

 

ジリリリリリリ!

 

『敵によるテロが発生!規模は◯◯市全域、建物の倒壊により傷病者多数!』

 

「…気合いいれろ!」

 

リンクはナビィ達とアイコンタクトし、ナビィ達もそれぞれのポジションにつく

 

『道路が損壊しているため、先発救急隊の到着に著しい遅れが出ています。到着するまでの救助活動は、現場にいるヒーロー達が指揮を行う、1人でも多くの命を救い出すこと!スタート!』

 

 

リンクはオカリナの演奏を始める

 

♪~[闇のノクターン]~♪

 

狼モード!

 

 

喋れないが、探すならコイツが1番

 

緑谷についていく

 

「牧場君!何で狼…そっか!匂いや音で探すためか!」

 

「ワン!(任せろ!)」

 

 

リンクはセンスを研ぎ澄まし、生命の反応、魂を探す

 

「……ワン!ワン!(いた!こっち!)」

 

リンクは、白くモヤっとした方向に向かって走る

 

 

緑谷達もついて来てくれる…

 

「何か見つけたみたい!」

 

 

しばらく進むと、鳴き声が聞こえてきて、横道に子供が頭部から血を流した状態で立っていた

 

 

「うわあああん!!痛~~い!!」

 

緑谷が近付く、

 

「えっと…大丈夫?」

 

「おじいちゃんが潰されて~!!」

 

子供役のフックが瓦礫の方に指を指す

 

「えぇ!そりゃ大変…」

 

すると子供役のフックが表情をかえる

 

「なアんだよそれえ!減点だよぉお!!」

 

 

えぇ…いきなりですか

 

 

「まず、私が歩行可能かどうか確認しろよ呼吸の数もおかしいだろォ!?

 

頭部の出血もかなりの量だぞォ!?

 

仮免持ちなら被害者の状態は、瞬時に判断して動くぞ

 

俺達は急に災害に巻き込まれて不安で一杯なんだ!なのになんだ!その情けない第一声!?」

 

…アドバイスもくれるのね

 

「こればかりは訓練の数がものを言う!視野を広く周りを見ろォ!!」

 

 

緑谷がスイッチを切り替える間に、子供フックの匂いを嗅ぎ、おじいちゃんの匂いを探す

 

…わからない、てことは、直前まで一緒にってわけではなさそう

 

 

「…よし!もう!大丈夫!」

 

緑谷が復活した…後はそっちに任そう

 

 

瓦礫のしたをセンスで研ぎ澄ます…

 

それっぽいのが、奥にいた

 

…思ったより奥にいるな

 

麗日さんを前足でベシベシする

 

「どうしたん?牧場君…」

 

リンクは、おじいちゃんがいると思われる場所の近くに立ち吠える

 

「ワン!ワン!(この壁!浮かして!)」ベシベシ!

 

すると意図に気付いてくれた

 

「…!この下におるん!?」

 

リンクはうなずく

 

麗日さんと瀬呂、飯田が協力して瓦礫を撤去する

 

すると、足を瓦礫で挟まれたフックじいちゃんが見つかった…

 

…この調子でどんどん探そう!ある程度人が救出されたら、人に戻って、応急救護と治療だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ありがとうございました。

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