多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
アライアンスーリンクの部屋
リンクは朝寝坊をしていた。
「あまあまを出すです!」グイグイ!
「もう朝でありますよ!」ぴょんぴょん
ケミィがリンクの髪を引っ張ったり、シィも胸の上に乗ってジャンプしたりして起こそうとしている
「……後20分」
「それだと遅刻するであります!!」ぴょんぴょん
全く起きる気の無いリンク
「こうなったらアルテマウエポンです…ナビィねいさん開けてです」
「仕方ガナイワネ…」
ケミィが、ナビィと協力して[どこでもキッチン]のナビィの部屋より、ケミィ達でも捕まえられる[てのりコッコ]を持って来て、リンクの耳元で鳴かす
コッケコッコーーー!!
「うおお!!」ビク!
「やっと起きたです…」
リンクが時計を見ると7:45…ナビィ達の朝ごはんを作るとギリギリだった
「…久し振りにコッコでおきたな」
ケミィ達のご飯を用意して、着替えるリンクだった
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アライアンスーエントランス
何故か包帯を巻いている緑谷と爆豪が掃除機を掛けていた
「…なんで掃除機掛けてるの?」
リンクは近くにいた尾白に聞いてみた
「何でも、喧嘩したらしいよ、無断で個性を使って喧嘩して謹慎だって」
…あれま
「緑谷…何があったの?」
「い…いや、ちょっとね…あ、相澤先生から個性で治すなって言われてるから…」
緑谷はそそくさと行ってしまった。
…大分派手にやったんだな
「そうか…じゃ!頑張れ~…」
そのまま学校に向かう事にした
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通学途中
リンクは歩きながらナビィに聞いてみた
「ねぇナビィ…」
リンクの右上を飛んでいるナビィが返事をする
「ドウシタノ?」
「いや…携帯やシーカーストーン以外で遠い所と、お話出来る方法無いかなって…」
「?アルワヨ」
「そっか…あるのか…え?」
リンクはナビィを見る
「[森の試練]ヲ突破シテ[妖精のオカリナ]ヲ、スタイルキッドカラ貰ウト出来ルワヨ」
ズル!
「妖精のオカリナにそんな機能が!?」
「ソモソモ…突破シタ人…イル?」
「…いなかった!」
迷いの森を8才迄に最深部に到達する事が森の試練…
「仕方ない…諦めるか」
リンクは歩みを進める…
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1ーA教室内
「おはよ~」
みんな、思い思いにすごしている
飯田が元気だ
「おはよう!遅いぞ牧場君!ヒーローたる者、15分前行動を心掛けよう!」
…謹慎者が出て、悪いイメージを払拭しようと頑張ってるんだろう
切島も諦めている
「オッス、いきなりやらかしたからな…そろそろ校庭に行こうぜ」
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雄英高校ー下駄箱前
「「あ」」
丁度B組と一緒になった
物間がまた煽ってくる
「聞いたよ…A組~…2名!!仮免に落ちたんだってえぇ!?」
切島がツッコミを入れる
「B組物間!相変わらず気い触れてやがる!…さてはまたお前だけ落ちたな」
「ハッハッハッハッハッハ!!」
?少し戻って…
「こっちは全員合格したよぉ!水が空いたねA組」
轟が気まずそうだ
「…………悪い、みんな……」
「いやいや!勝手に向こうが競ってるだけだから気にするなよ!」
…切島が轟を慰めてる
物間の奴、またパウチの刑にしてやろうか(怒)
「ブラドティーチャーによゥると、後期ィはクラストゥゲザージュギョーあるミタイデス、楽シミしてマス!」
「へぇ!そりゃ腕が鳴るぜ!」
「B組の留学生さんなのね、可愛い!」
切島は気合いを入れている
上鳴が鼻の下伸ばしている…
「ボコボコニ?ブチノメシテヤン…ヨ?」
「「な゛…」」
おいおい…
「今の日本語は覚えなくていいぞ…角取さん」
リンクは、思わず突っ込んでしまった。
「オウ!マキーバ!ヒサシぶりぃデス!」
リンクに近づく角取さん
「合宿以来だからな、アメリカには帰ったの?」
「少しダケ、ターンデス!またドォルヤキをクッキングゥねがいまスカ?」
「どるやき?…あ!どら焼き!アップルの方?」
「YES!ソイよりぃ、アップォオがァ、おミヤにグッドでーす!」
「…わかった、リンゴが手に入ったら休みの日に届けるよ、冷凍した方がいい?」
「センキュ!マダァにサイドラゲェジできマァス!」
「OK、次の休みでも、作っとくよ」
「またデェス」(^_^)/~~
…いってしまった
「「ま~き~ば~…」」
後ろから上鳴にネックロックされる…
「なんなんだよ!いま会話!?いつの間に仲がいいんだぁぁぁ!」ギリギリギリ…
ドンドン締めていく上鳴
「ギブ!綺麗に…入って…息が…」ベシ!ベシ!
「うるせぇ!日頃の恨み晴らしてヤルゼェ!!」
峰田も同調してきやがった
「おい!後ろ詰まってるぞ…」
「あ…すみません」
こうして、解放され、校庭に並ぶのだった