多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
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少し戻って金曜日ー夕方ーハイラル市市役所ーハイラル特別生物保護課
騒がしい市役所の中…皆仕事に追われている
リンクルは、書類に追われていた
「え~、無理無理!コッコ移動の書類、明日の14時でないと環境省と警察になに言われるか…無理なものは無理!」ガチャン!
机に電話を叩き付ける
「あああ!!また残業が!!」
15連勤で労働時間180時間超え、しかもラナが東京に出張したため、仕事が増えて、頭を抱えるリンクル
プルプル!プルプル!
「…あー!もう!」
ガチャ!
「はい!こちら生き物係…雄英高校?…繋いで…はい、こちら生き物係…」
『私、雄英高校の八百万と申します。リンクルさんはいらっしゃいますでしょうか?』
八百万さんが話す
「はい、私ですが…」
『…牧場リンクについてなのですが…』
「!!牧場君!?…あ」
周囲の人達が固まる
「…ゴク」
近くのゾーラ族が息を飲む
リンクに絡んだ事案は、業務量が通常の倍以上になることがあるからだ
季節の局地的変動、植物異常増殖、生態系の異常繁殖…多岐に渡る
近くにいたゴロン族も祈っている
『…実は…リンクの女性関係の事何ですけど…』
「…あ、そうですか…はい」
リンクルさんはジェスチャーでセーフと合図し、職員はホッとして、通常の業務にもどる
「…で、何があったの?」
『…最近、癒しの歌?でしたが、癒しの歌でオペレーションって呼んでますが、それを受けた女性が関係を結ぼうと増えてまして…』
「…新しい技か…でも体に悪影響は癒しの歌にないハズ…」
『でも、だんだん女性関係が増え続けるんです!もう6人超えてますわ!仮免も取れて活動に幅が広がったら何人増えるか…』
「…(あっちゃ~パウチが大分活性化してるわ…)で、懲らしめたいと…」
『…何か知ってますの?』
「まぁ、私は師匠だしね。…と言うか私の性、なんだけど…」
『?』
「昔、勇者の訓練ってことで風船にリンクを取り付けて魔獣島って凶暴な動物がいる島に送った時があるんだけど、その時襲われ安い様に、女装させて送った事があったのよ…それから女装をさせようとすると本気で嫌がるようになったから、いっそリンクに女装させれば?」
『…女装ですか?』
「えぇ、しかも女の子にしか見えないから、変態に誘拐されかけた事もあるし、私の身代わ…今の無し!、まぁ最悪、着させれば、どうにでもなるわ」
『…それってかなり怒るにでは…』
「大丈夫、大丈夫…あの子、親の教育の性か無駄にフェミニストっぽい所があるから、女に怪我はさせないわよ」
「そ…そうなんですの?」
「えぇ…(たまに来る逆襲が女性にはヤバいけど…)ヒソヒソ」
『?今何て…』
「ううん!こっちの話し、まぁやっちゃいなさい、私まだ仕事だから…」
『そうでしたか…ご迷惑お掛けしましたわ…』
「また、牧場君に何かあったら教えて?内容によっては登録がいるから…」
電話を切るリンクルさん
「…リンク…アイツ、仮免取ったこと師匠に黙ってるとはどういう了見かしら…確か、ハイラル市長の娘の警護の仕事あったわよね…東京に行く奴…(怒)」ゴゴゴ…
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現在ー土曜日ーアライアンスー女性エリアー更衣室
リンクを追い詰める皆さま方…
リンクは交渉を試みる
「…わかった、なぜ女装なのか、話してくれないか?…ホントに女装だけわ!それだけは勘弁してください!!お願いです!ナイフでも槍でも王水でもロケットランチャーでもいいから!女装だけわ…」
リンクは必死に頼み込む
芦戸が話す
「…だから、男の娘なのに…明日もなんでしょ?疲れを残させる事するわけにいかないしぃ…1回女の子の気持ちがわかればいいかなって」チラ
今まで見たこと無い行動から、本気で嫌がってる事がわかった女子陣
そして葉隠れさんが背中からリンクを抑え込み…
「まぁまぁ♪座った座った♪…」グイグイ…
押されていくリンク…
シィとショットがポケットから脱出する
「ちょっと待つであります!」
…シィ!まさか助け…
「…ティアラも付けるであります!!」
そうして、小さな王冠をシーカーストーンから出すシィ
「だよな!お前はそうだよな!ショット…頼む(泣)」
ショットは少し考える
まず周囲を確認、次にシィを見て…
「…軍服も着せるなら手伝うッス…(すまねぇ、兄貴…これは逆らえねぇ…)」
ショットは制服フェチだった
「クソ!艤装妖精は変態ばっかか!」
「「違うッス!」であります!」
自覚無し!
30分後 ポッポー
「うぅ…うぅ…(泣)」キラキラキラ…
何と言うことでしょう(意味深)
そこには見事なお姫様?が…
「ぶふ!くくく…リンク…似合いすぎ…(笑)」
腹を抱え、直視出来ず、笑う耳郎
八百万さんは汗を拭い
「…ふう…完璧ですわ!(どや顔)」
芦戸さんは携帯を構えて、写真を撮る
「スゴ!!完全に姫になってる」パシャ!パシャ!
葉隠さんは興奮している
「リンク姫!///超可愛いんですけど!」
…殺せ!
「ねぇ!男子にも見せて上げよう!」グイグイ!
「ちょ…待って…」
芦戸さんに連れていかれるリンク…
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アライアンスー1階ーエントランス
芦戸さんに引っ張られて行くリンク…
「こっちこっち!」
「ちょっと待て!流石に…」
「なんだなんだ?…誰?その人?」
尾白に見つかってしまった
「あれ?お客さんか?」
「誰なのこの姫様!可愛い!///」
切島、上鳴と見つかっていく
「……何やってるんだ、牧場…」
唯一、轟が正体気付いた
「「「え゛…」」」
皆固まる
「くっそ!男にときめいてしまったぁ!!」
憤慨する上鳴…
リンクはそろそろ我慢が限界に近づいている…
「………」ゴゴゴ…
右手が光ので、パロメーターになってるので、女子もそれで終わらそうとした時、
「お前ら、なに騒いで…お客さん?どちらからいらっしゃいました?」
相澤先生が来たが、リンクだと気付いて貰えない…
「…牧場です」
ぼそぼそっと相澤先生に言うリンク
「……!!牧場なのか?…趣味も大概にしとけよ、ウワバミん所で目覚めたのか?…しかし良く化けたな…」
相澤先生は、マジマジと見ていると…
「すみませ~ん、新しく出来たアイテム試して欲しくて来たのですが…勇者くんは…」
玄関から姫リンクを見るラヴィオ先輩
「…beautiful…」
リンクは話す
「…僕が牧場です…」
「…?…!!!嘘だと言ってくれ!勇者くんにそんな趣味があったのか!!」
ラヴィオ先輩は、激しく動揺した
「…趣味じゃないのに(泣)」キラキラキラ…ズーン…orz
するとリンクは肩を叩かれた
「……牧場…」
「轟…助けてくれるのか…」
「……泣くとますます姫っぽいぞ」
「…イィィィィヤァァァァァァ!!」
止めを刺されたリンクでした。
腕輪を届けてくれたラヴィオ先輩とエンカウントしたが…今は会いたく無かった!
リンクは[ラヴィオの腕輪]を手に入れた!
ありがとうございました。