多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

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布石

B2Fー牢屋前

 

石を破壊した事を報告に行こうとしたら、扉の前に忍びが4名ほどいた

 

 

無理矢理壊して入ろうとしている

 

「やっぱりもうバレてるか!」

 

リンクは爆弾矢を構えて、1番奥にいる奴にぶつける!

 

BoN!!

 

「ぐわ!」

 

「いたぞ!あっちだ!」

 

「逃がすな!客にバレたら面倒だ」

 

忍びはこっちに向かって来る

 

リンクは後ろに下がりながら、シーカーストーンを操作し、[マスターソード]から[雷電の剣]に交換し、立ち向かう

 

「死ね!」

 

相手は物凄く早く移動しこっちに向かって来る

 

リンクは、相手の攻撃に対し、受け流す様に体を回転させていく…

 

「フ!…セイヤ!」 ブン!

 

「あばばば…」ビリビリビリ…

 

そして、痺れた忍びを掴み、投げ飛ばし、巻き込んだ所から剣で痺れさせていく

 

…扉の前には誰もいなくなったのを確認し、リンクは声をかける

 

「シーワンさん!中は大丈夫!?」

 

すると扉の中から声が聞こえる

 

『戻ったか!』

 

「石を破壊した!カギっぽいのも手に入れた!後は何かある!?」

 

『もう1つ石があるはずじゃ、…上の…多分3階か4階の方から感じる…それを破壊すれば、ワシは元の力を取り戻せる…』

 

…元の力?

 

「わかった!ここはお願い!」

 

リンクは上の階層に向かって走っていく

 

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B1Fー通路

 

上に上がると、様々な声や鳴き声が聞こえる

 

…なんだ?

 

1度絵になって、声の所に向かっていく

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

B1Fー舞台下

 

中に入ると、台車で運べる檻が並んでおりその中身は、

 

「…マジかよ」

 

モグマ族にズナ族、キュイ族、ゴロン族、ユキワシロ…様々なハイラルに住む妖精がいた…

 

上からも声が聞こえる

 

『さて…次はこの生物!ゾーラ族の子供です!ゾーラ族は、川に住み、大量の水の浄化を行う事の出来る希少生物です!…では1000ドルから…』

 

 

…マジでオークションが行われている

 

中を進むと、リト族の子供がいた

 

「…なぁ、ちょっといい?君ってコドリの所から、はぐれた子?」

 

「!!コドリ先生の知り合いですか!?」

 

「コドリに頼まれて、助けにきた…他のやつは?」

 

「…ごめんなさい…上に連れていかれた後、別の部屋に行ったみたい…」

 

…売却済みは別の部屋なのか…

 

「わかった、今カギを開けるね…」

 

リンクはマスターキーでカギを開ける

 

 

「おい!何をしている!」

 

やば!

 

「セイ!」ブン!ビリビリビリ…

 

「ギピイイ!!」…

 

リンクはダッシュし、気付いた奴を雷電の剣で痺れさせる…

 

アブね…

 

「なぁ兄ちゃん…あんた、俺らを助けてくれるのか?」

 

後ろのモグマ族が声をかけて来た

 

「そのつもりだけど…」

 

「よっしゃ!早く開けてくれ!」

 

そうして、リンクは檻のカギを開けていく…

 

 

 

 

全部の檻を開けて、解放していく…70体位いそうだ

 

みんな解放した所で、状況を整理していく

 

「…みんな無理矢理連れて来られたんだね?」

 

リンクはモグマ族に確認をとる

 

「アンヤロウ!次は滅多打ちにしてやる!」

 

「ゴロ…何か手伝えるゴロ?」

 

ゴロン族が手伝いをしてくれる様だ

 

「なら、出来るだけ多くの皆で上の会場で暴れて欲しい…怪我はしない様に、僕はその間に、売却された奴も解放して、ブリッジを乗っ取る…そうすれば、僕達の勝ちだ」

 

モグマ族が了解してくれた

 

「わかった…他の奴らを頼む」

 

「わかってる」

 

 

リンクは、さっきの人が来た扉を開ける

 

すると階層で上のステージに上がれる様だ

 

「お返ししてやるゴロン!」

 

ゴロン族は気合いが入っている

 

「あんちゃん!怪我するなよ!」

 

ユキワシロに怪我を心配された

 

「…よし!行こう!」

 

リンクは階段をかけ上がっていった

 

 

 




ありがとうございました。

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