多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

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報道

雄英高校サイドー昼休みー飯処

 

1-A組のメンバーが食事をしている

 

食堂のテレビはニュースが流れており、そこにはリンクが、放送されていた

 

『臨時ニュースをお伝えします。雄英高校の生徒で、本日、早朝、父島沖合い、180kmでウワバミプロダクション所属、新人サイドキック[妖精勇者・リンク]16才が、大手柄を上げました。今回は、国際密猟集団[イーガ団]の構成員48名の緊急逮捕と、取引を行っていた165名の任意同行され、取引メンバーの中にはCIAに国際指名手配されている者がおり、現在、身柄の引き渡しの調整を行っております…なおイーガ団が…』

 

映像には、コーガ総長のモーターボートに引っ張られていくリンクの大ジャンプの映像が流れていく…

 

瀬呂がテレビを見ながら喋る

 

「牧場やべー!!またピー○姫みたいに誘拐されたと思ったら、大手柄じゃん!国際指名手配犯って…」

 

上鳴も話し出す

 

「だな!つーかあの盾ウェイクボードカッコ良くね!!?」

 

 

 

爆豪が苛立ちがヤバい

 

「ガー!!オレの先の話がテレビで流れんじゃね!!!」ガタン!

 

 

尾白が話し出す

 

「でも、良くあんなフェリーを乗っ取りに成功したよな」

 

飯田が話し出す

 

「切島君達もインターンで、頑張っているから我々も奮闘せねばな」

 

 

耳郎がスマホを見ながら、過ごしている

 

蛙吹さんが声をかける

 

「一体何を見てるの?」

 

「…これ見てよ、いくら何でも早すぎない?」

 

蛙吹さんが耳郎のスマホを覗くと、非公式のリンクファンサイトが出来ている…

 

中身は、かなりブラッキーでマニアックな内容だが…

 

「…しかも立ち上げ1週間でアクセス数1万人…ウワバミプロダクションも動いてるみたい…」

 

八百万さんも話し出す

 

「確かにリンクさんは、注目されやすいですわよね…本当に…」ヒュオ~…

 

ざわ…ざわざわ……

 

…意味深な発言に雰囲気が変化する

 

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国立国際個性医療センター ーロビー

 

リンクは受付にいた

 

窓口の人と手続きをしている

 

 

「ではリンクさん、ヒーローライセンスの提示をお願いします。」

 

リンクは財布に入っているカードを出す

 

「えっと…これでいいですか?」

 

 

すると窓口の人が、パソコンと比べて、ライセンスを返して、何かを登録している

 

「はい、ヒーローネットワークの登録終わりました。後でホームページの確認を行ってください」

 

 

…ヒーローネット?

 

「…分かりました。」

 

後でウワバミさんからきこう

 

 

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医療センター 出口

 

 

リンクが外に出ると、報道っぽい人が小さな脚立で座っていた

 

芸能人でもいたのだろうか

 

 

すると、入り口にリムジンが入っていくのが見えた

 

「おい!来たぞ!」

 

 

リムジンが来るのと同時にマスコミが、走って行く…

 

…一体誰なんだろう

 

 

しばらく見ていると、ルクスとリンクル姉さんがリムジンに乗っていく

 

「…本当にお偉いさんのお嬢様だったんだな」

 

リンクが感心して見ている

 

 

するとリムジンは移動を始め…

 

 

…ん?リンクの前で止まった

 

窓が開くと、ルクスが顔を出す

 

「勇者様!まだいたの?」

 

「えぇ、今終わった所で…」

 

「さっき、リンクルから聞いたんだけど、インターンって、何処でも出来るの?」

 

「えっと…書類を出した所ならOKだけど…まだ一年生だから、行ける所に限りがあるよ」

 

「ねぇ!ハイラルにインターン来れば…」

 

「それは無理かな…実績の確認が出来ないし、何より、今は、別の所に行ってるから」

 

…ルクスお嬢様の表情が消えた

 

「…ねぇ、今の所属は何処?」

 

「えっと…ウワバミプロダクションだけど…」

 

「…わかった!ウワバミプロダクションね、じゃあまた…」

 

…なんだ、あの変化は…

 

「…あぁ、またね」

 

 

リムジンは行ってしまった。

 

「ねぇ!君!」

 

今度は、カメラマンっぽい人に声を掛けられた

 

「君は、赤獅子環境大臣のお孫さんと、どういう関係?…緑の服に剣…君…もしかしてヒーロー・リンク?ちょっとそこでお話を聞きたいんだけど!少しでいいんだ!」

 

…なんか不味そうな雰囲気になってきた

 

「えっと…」

 

リンクは対応に困っていると、また車が来た

 

 

キキー!

 

 

「リンク!乗りなさい!」

 

「ウワバミさん!」

 

リンクは、ウワバミさんの車に乗って移動する

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ウワバミー車内

 

「本当に…良く無事だったわね。肝が冷えたわよ」

 

 

ウワバミさんと話している

 

「すみません、でも今回ウワバミさんのアドバイスが生きました。

【視野を広くもつ】…これのおかげで、切り抜けられました。ありがとうございます。」

 

リンクは笑っている

 

 

「…たく…こっちの気も知らないで…まあいいわ。自分でちゃんと帰ってこれたんだし、これから色々大変よ、しっかりしなさい…本当に4日で戻ってくるなんて…」

 

ウワバミさんは呆れてはいるが、笑ってもいる

 

「4日?…所で何処に向かってるんですか?」

 

さりげなく聞いてみた

 

「何処って…次の仕事に決まってるじゃない、リンク宛ての依頼…テレビでの、インタビューや、個性の披露、料理番組から色々来てるわよ♪言ったじゃない?色々大変って…」

 

…僕はいつ帰れるのだろうか

 

は!これがニュースでやってたブラック企業なのか!?

 

そして、帰れたのは、3日後の深夜だった…ヒーローって大変だな…

 

 

 

 




ありがとうございました。

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