多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

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癒しの歌(海王の雫+) ※表現注意

ホテルー通路

 

「…マンダ…これで全部?」

 

化粧品の袋を持つピクシーボブ

 

「えぇ…こっちじゃないと売って無い奴多いものね」

 

返答するマンダレイ

 

 

買い物袋を持って歩く、ラグドール、マンダレイ、ピクシー

 

「新商品も買ったし♪ちょっと飲まない?」

 

ラグドールも上機嫌だ

 

 

「もう…少しだけよ…」ガチャ…

 

そして、自分達の部屋の鍵を開けて中に、入っていく

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

プッシーキャットの部屋

 

 

 

和室の大部屋を借りているプッシーキャッツ

 

部屋に入っていく3人

 

「虎~お酒買って来たから少し…」

 

 

ピクシーボブが固まった

 

「ちょっとボブ…そこで止ま…」パサ…

 

ラグドールも光景を見て固まり、思わず買い物袋を落としてしまう…

 

「え…何がって…虎!?」

 

そこには、布団の上にスライムみたいなっている虎がいた

 

「…………にゃ゛~……」ピク…ピク…

 

少しだけ波打っている

 

 

その横には、普通に寝ているコウタ君もいる

 

 

「な…何が…」

 

状況の読めない3人

 

 

「ふ~…あれ?プッシーキャットの皆さん帰って来たんですね?」

 

 

入り口の横にあるトイレからリンクが出て来た

 

「誰!?…って牧場君!?なんでここに…そ…その格好/////…」

 

マンダレイがリンクを指さしている

 

リンクは短パン姿で、上半身は真っ裸である

 

暑かったので上を脱いでトイレを借りたリンクであった

 

汗で少し濡れた髪、引き締まったボディ、美少年の金髪碧眼、少し赤くなった顔が、独特な雰囲気を醸し出している

 

「ま…まま…///早く上を着なさい…/////」

 

ピクシーボブは顔を手で隠してはいるが、指の隙間からガッツリ、リンクを見ている

 

…正直ここからだとしっかり見てるのがわかる

 

「ハイハイ…ボブ、見てるのまるわかりだよ…このショタコン…」

 

「み…見てないわよ/////!!」

 

突っ込みを入れるラグドール

 

とりあえず上を着る事にした

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

そして、事情を説明したリンク

 

「…なるほど…まぁ、虎がそんな事…ねぇ」

 

 

マンダレイが虎を見ている

 

「ひゅ…ふまん…」

 

…まだ完全に人に戻れていない虎さん…人形のスライムだな…

 

 

「う~ん…明日には治ってるかな?…アチキが見る限り…」

 

ラグドールが[個性:サーチ]で虎を調べている

 

マンダレイが何か考えている

 

 

「……ねぇ?ラグドールとボブやってもらったら?」

 

 

「「…へ?」」

 

「いやいや!アチキこうなりたく無いよ!」

 

ラグドールは、虎を指さしながら、マンダレイに訴える

 

「でも虎、アドバイス出来てないんでしょ?」

 

「う…うむ…」

 

「引き受けた以上何とかするのがチームよ、明日に影響が少ない人でアドバイスしてあげなきゃ…」

 

そこにピクシーボブが噛みつく

 

「なら言い出したマンダが受ければ良いじゃない!」

 

「…ここでテレパス全開になったら他の客に迷惑よ…様子見ないと」

 

※林間合宿を見てね♪

 

 

本当は、1回誰かを犠牲にして、様子を見てからにしようとしているマンダレイ

 

「…なら状態を見る人はアチキがやるね♪サーチだし…」

 

ラグドールは、正当な理由を付けて鑑賞側に回った

 

「…ちょっと…じゃあ私?」

 

「「うん」」

 

 

二人とも頷いた

 

「いえ…ご迷惑ならいいですよ…」

 

リンクは困った顔をしている

 

「!(か…かわいい…)…わかったわ、女は度胸よ!」

 

 

「「おぉ~」」(*’ω’ノノ゙☆パチパチ

 

 

なんか拍手してるし…

 

そして始める事になった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

寝間着に着替え、布団の上でうつ伏せになるピクシーボブ

 

その横で布団に座り、チューハイを飲みながら様子を見ているマンダレイとラグドール

 

「えっと…準備は良いですか?」

 

「……スゥ…はぁ……コイ!」

 

声が裏返ってますよボブさん

 

「…じゃあ行きますね」

 

リンクはオカリナを構え、メロディを奏でる

 

♪~[癒しの歌]~♪

 

オペレーションモード!

 

「…なんか…前より輝きが増してない?」

 

マンダレイは、様子を見ているがピンクの光の発光量が上がっている

 

 

「……」サァー…

 

ピクシーボブは顔を青くしている

 

 

そして上半身に集めると更に発光量が増す

 

「うわ!マブシ…」

 

ラグドールは思わず目を閉じる

 

「………」ガタガタ…

 

ピクシーボブは怯えている

 

「じゃあ!行きますよ~…」

 

そうしてリンクはにこやかに股がり…施工を始めていく

 

「…待った!心のじゅんびゃああああ♡♡♡♡/////!!」

 

もう頭から癒しの力を送っている

 

「ん!!ん゛ん゛ん゛ーーー♡♡♡♡♡/////!!」

 

コウタ君が起きない様に必死に枕に顔を押さえ、動かない様になっている

 

「よし!じゃあ少しずつ下に下がって行きますね~」

 

頭が終わったのでどんどん下半身に向かってっ下がって行く…

 

 

「あう゛!ん゛!~~~~~~~~♡♡!!/////…」カチカチ…

 

歯を細かく噛む音が部屋の響く

 

 

20分後…

 

 

「ハイ終了~って…あれ?」

 

夢中になって気づかなかったがピクシーボブはぐったりとしている

 

「ハァ!ハァ!ハァ…ハァ……」カオマッカ、ゼンシンピクピク、グデ~

 

 

 

 

「…ラグドールさん、サーチはどうでした?」

 

「……」

 

「ラグドールさーん!」

 

「あ…ゴメンゴメン…えっと~…問題にゃいよ…体には…個性も活性化してるし…」

 

「じゃあ、途中工程は?」

 

「…へ?」

 

「途中工程の問題を聞いてるんですが…」

 

「…ゴメン、忘れてた…にゃは♪」

 

「えぇ~…」

 

笑って誤魔化された

 

「…ラグドール…次はあんたよ…ヒック/////」フラ~

 

 

 

「え…流石にあれは…」

 

ピクシーボブの惨事を見てドン引きしているラグドール

 

「大丈夫…全く抵抗力のない人の情報も欲しいわ~…大丈~夫♪大丈~夫♪/////」

 

完全に酔っているマンダレイ…枕の脇にはカクテル缶が6本ほど転がっている

 

…二日酔いにならない様にマンダレイもやっておこう

 

 

こうして夜は過ぎて行く…

 

 

 

 

 

 

 




ありがとうございました。

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