多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
帰り道
艤装で失った、グルコースをコーラで補給しながら帰る時、校門前にデグナッツヘアーを見つけた
「おーい!」
こっちに気付いたようだ、メガネと茶髪もいる
「途中まで一緒に行こう」
「…うん!」
リンクは、デグナッツヘアーの顔が赤いのに気付いた
「何かあったの?」
「いや!べつに…なんでも」
茶髪が、質問してきた。
「ねぇ!牧場君ってどんな個性なの?」
「そういえば、色んなのに変身してたな」
メガネも気になるようだ。
「ボクの個性は[音楽妖精](ミュージックフェアリー)妖精の力を音楽で借りたり召喚出来る個性だよ」
「じゃあ、植物や鳥、岩にも妖精がいたって事か」
メガネが確認している
「良かったら写真見てみる?」
シーカーストーンからいくつか写真を見せる
「このたくさんの岩と牧場君は?」
「それはゴロンゴシティでの写真。子供のゴロン族と相撲取ってる写真」
「いっぱいおる~」
「因みに主食は鉱物を含んだ岩だけどね」
「「「岩食べるの!?」」」
「ボクには無理だった」
試して歯を折った事がある
「この大きな鳥は、なんなん?」
茶髪が質問してきた。
「それはリト族の里にある郵便配達の風景だよ。」
「へ~色んな色がいるんやね。」
「因みに焼きリンゴが好物の奴がいて、50個作った事あるよ。」
「「どんだけリンゴ好きなんだよ」」
デグナッツヘアーも質問してきた
「じゃあっ!この大きな顔は?」
「それはデクの樹サマとコログのマコレだね。秋の儀式の奴」
「「「デクの樹サマ!?」」」
?二人がデグナッツヘアーを見ている
「そうだよ。デクの樹サマは森の神殿の主で森に危険が近づくと教えてくれる物知りの木だよ。[癒しの歌]もそこで教えて貰った」
「「「木がしゃべるん!?」」」
「もう、何百年って生きてるらしくて、知識が凄いよ!たまに、虫がついて痒いから取ってくれって頼まれたりするけど」
「…………凄い所だな…ハイラル」
メガネが感心してる。
「そこで、ボクは英雄のその先、[勇者]になれるって言われたんだ。」
「英雄(ヒーロー)の先…」
デグナッツヘアーが呟いている
「勇者は、全ての種族の思いを背負って先を行く者だってデグの樹サマが言ってた。だからボクはプロヒーローになって勇者を目指すんだ!」
「そうなんだ…」
三人が感心している
「後ごめん。みんなの名前分からないままだった!」
ズコ!
コケる三人
そのまま自己紹介しあうリンクたちでした。
結局、指の怪我が気になって、緑谷君に牛乳を渡してしまうリンク
それを、スゴく羨ましく見る麗日さん
その理由がわからなく?を浮かべる飯田君
試して貰う為、麗日さんと飯田君にも牛乳を渡して、いつもの現象を体感してもらう
「…この世に…こんな物があったなんて…」
涙を流していた。
そんなになのかな?と思っているリンクでした。
ありがとうございました。