多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
トアル村〜ハイラル平原高速入口区間
トラックに3人乗って村を抜けて行くと平原が見えて来る。
雪で3mの壁が道路に出来てる性で景色もへったくれも無いが生活道路は除雪してくれるのでこう言う道ばかりだ
高速道路に乗るまでは同じ道が続いて、たまに合流があるからクラクションを鳴らして交差点に入る前に周囲に知らせながら城下町を目指す
「雪が新雪だから滑ら無くて良かったわ〜……あれ?」
警察?の人が1人合図しているのを見つけた。
ロマニさんはトラックを停車させて窓を開けると警察?の人が話して来る
「すみません、
「は…はい」
「ハイラル警察の西田です。通報で『爆発物を仕掛けた』とあったので、一旦降りて調べさせていただけないですか?」
「ば、爆弾!?」
ロマニさんは慌てるがリンクは異変に思ったのでロマニさんを止めた
「ロマニさん、待った」
「え?でも…」
「どうしました?早く降りて…」
「お巡りさん、何課?交通課の服来てますけど…普通こう言う場合、地域課か刑事が来ますよね?しかも2人以上で、交通課は交通違反を取り締まるのが仕事ですよね?オマケに爆弾なら機動隊が近くに待機しているけどそれが無い」
雄英高校の授業で警察の見分け方を習っていた。警察と連携を取る為には絶対に覚え無ければならなかったからだ。
「そ…それは急だった為…」
そう言って警察手帳を見せてきたが通常縦開きなのに横開きだった上、警察のエンブレムが少し違った、エンブレムが少し曲がっていたのでリンクは次にパトカーを見た。
北海道では割と多いランドクルーザーベースのパトカーだがパトランプが撮影とかで良く使われるタイプで事故防止である本物にあるべきリフトアップする為のカラクリが無い奴だった
前にケミィの絵本にあった内容からこの警察は偽者と判断したリンクだった。
「ロマニさん!アクセル!早く!!!」
「…イイから降りろクソアマが!!!!!」カチャ…
警察官?リボルバーの銃を向けて来た!
「ヒィ!!」
ビックリしたロマニさんはアクセルベタぶみで加速し、振り切ったが警察官?がこっちに向かって発砲してくる
「なに!?なに!!?何が起こっているのよ!!!?」
ロマニさんは気が動転している。
「落ち着いて、あの警察は偽者で、業者名を確認してたからこのトラック狙いだ!高速を目指してクラクションガンガン鳴らしながら逃げていけば本物の警察が…」
「リンク!!後ろから追いかけて来る!!!キャア!!!」バキャン!
マヤが窓から顔を出して後ろを見てると後ろの車が発砲、左側のバックミラーが壊されてしまった
「マヤは警察に連絡!あと、ボクのスマホ!リンクル姉さんに電話して!」
「リンクはどうするの!?」
「何とかしてあの追ってを近づかせないようにする!ロマニさんはあんまり揺らさないでね!右に曲がるならクラクションで単音1回、左なら単音2回!不規則なら長音1回お願い!」
「…わかったわ!無事に助かったら『ビッグなお礼』してあげるから!」
ロマニさんに合図の確認をし、リンクは助手席のドアを開け、すぐ後ろにあるハシゴで上に上がって行った
「フフフ…面白い!実に良い経験だわ!こんなの滅多に経験出来る事じゃ無いわ!紙が無いのが…そうだ!スマホの写真なら…」
「バカな事しないで早く!警察に電話しなさい!!ハ・ヤ・ク!!!ムービーはドライブレコーダーに残るでしょうがァ!!!!」
どんな状況でもブレないマヤと突然の状況に顔を真っ青になるロマニさん
ビッグなお礼…ゼルダファンならわかるハズ