多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

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久々に再開しました。またよろしくお願いします。


1年生ー冬季インターン編
チェーンハンマーの指導書 02.08/16再開


 東京ー雄英高校ーアライアンスーリンクの部屋

 

 帰省から帰って父さんから貰った[チェーンハンマー]を見ていた。専用の錆びたグローブが付いた鎖の棘鉄球、ハンマーの大きさは1m程、重さはゴロン族のガンドレットでも持ち上がら無かった事から下手な車より重そうだ

 

 「ぶんぶんするです?」

 

 「キャップ、ここだと色々と壊しそうだし…相澤先生に許可を貰うよ。それよりコレの方が問題だよ」

 

 父さんの使っていたチェーンハンマーの指導書、100年以上前の書体の為殆ど読めない所のであった。

 

 …八百万さんにお願いしてみるか

 

 まだ学校での研修があるとはいえ冬休み中だから、自由時間もある。

 

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 次の日、昼休みの時に八百万さんに話し掛けた。

 

 「八百万さん、ちょっといい?」

 

 「え!…いったいどうなったのですか?」

 

 珍しくリンクから声を掛けたので少しビックリしてる八百万さん

 

 「父さんから新しい武器の指導書を貰ったんだけど、所々読めなくて…八百万さんなら読めるかなって」

 

 そう言って指導書を八百万さんに見せた。

 

 「そうですの………………?」

 

 「どうしたの?」

 

 「…これ、文字が可笑しいですわ。確かに世界大戦前の旧書体です。所々が達筆で…このままでは読めませんわね。ちょっと来てくださる?」

 

 八百万さんは自室にリンクを案内した。

 

 しかし、葉隠さんに八百万さんがリンクを自室に連れ込む所を目撃、変に誇張された噂が女子達を巡る

 

 

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 アライアンスー八百万の部屋

 

 部屋の6割がベットに取られてる移動スペースが狭い部屋だった。

 

 「ベットでか!」

 

 「別荘にあった普段使って無いものを持って来ましたら思ったより部屋が狭かったですわ。…コレを使いますわ」

 

 そこには全身の写る姿鏡があった。

 

 「鏡?」

 

 「これは鏡文字になってますので、多分重要な部分が鏡文字になってると思いますわ…達筆の部分は解るとこだけ翻訳致しますわね」

 

 そして翻訳をし始めると最初はナイトの一族の説明があった。

 

 ハイラル王国で1番新参者の一族で、古の勇者が初代とされてるが本格的に一族として国王に認められたのは風の勇者時代からの様だ。

 

 そしてハイラル王家の血筋を守る為に結成されたナイトの一族は8種の武器…『片手剣(ショートソード)』『両手剣(ロングソード)』『大槌(ハンマー)』『鎖鉄球(チェーンハンマー)』『(ロッド)』『(ボウ)』『(スピア)』『(シールド)』それぞれの基本を習得した後、自分にあった武器を最後に選んでその武器を生涯の相棒として日々極める為の修練を積み、王家を守護する事が書かれていた。

 

 「…コレってもしかして全部で8冊あるの?」

 

 「リンクさんのお父様が持っていたのが鎖鉄球…チェーンハンマーって事ですわね。」

 

 そして基本の型から上手構え、盾構え、諸手構えと挿絵がしてあり、以前リンクが父さんに吹き飛ばされた技『鉄槌砲』等の技書が細かく乗っていた。他にも色々と技はありそうだ。

 

 「八百万さん、ちょっとこの技習得したいから…出来たらで良いけど手つ「良いですわ!」…早いよ」

 

 まあいいが、今日の夜に付き合って貰おう

 

 そうして扉を開け、自室ヘ戻り午後の課題を済ませた後に体育館βでチェーンハンマーの技に励む事にした。

 

 

 


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