多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

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訂正ありがとうございました。


お恥ずかしい限りです。

また応援よろしくお願いいたします。

少し時間が掛かりました。長めです。


対人戦闘02

ビル内

 

 

八百万さんとリンクで、ビルの見取り図を見ている

 

 

建物は5階建て、現在4階にいる

 

相手は、芦戸 三奈と青山 優雅だ

 

 

芦戸は酸、青山はヘソビーム

 

どうする?

 

「入り口は、私の個性で塞ぐとして…他の所はどうします?」

 

 

「…………ちょっとマップ見せて」

 

リンクはマップを見て、考え込む

 

 

 

「また始まったです。」

 

「変な所でスイッチ入ったであります。」

 

「マァ、イツモノ事ダケド」

 

 

ナビィ達が呆れている

 

「いつもの事?」

 

八百万さんは、疑問に思っている

 

「イッツモ戦闘前ハ、戦略ネルノニ、ジィット見テルヨネ」

 

 

「でも、ゴロン族やリト族の問題、解決したです」

 

 

「でも、この時が一番楽しそうであります!」

 

……………………

 

「ねぇ…腐葉土って作れる?」

 

リンクは八百万さんに訪ねた

 

 

「え…ええ作れますが…」

 

 

「どのくらい?」

 

「…どのくらいほしいですか」

 

「フロアの床3cm位の高さ」

 

八百万さんは考え込む

 

 

「1フロアが限界ですわね…」

 

「回復出来たら出来る?」

 

 

「それなら確かに…でもどうやって…」

 

 

 

朝の奴を出した瞬間、ケミィ達が、世の終わりの顔をしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

「…結構あるから大丈夫だぞ」

 

 

ケミィ達は満面の笑みを浮かべた、

 

 

現金な奴らだ

 

 

しかし、八百万さんは、疑問が解けずにいた

 

 

「なんでありますの?それは…」

 

 

「この作戦の必須アイテム」

 

リンクは、親指を立て、作戦を説明していく

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

ビル入り口

 

芦戸と青山達

 

 

 

「ヤッホーィ!」

 

周りに酸の液体を撒き散らす

 

「あ!あぁぁぁぁぁ!」

 

マントに掛かったようだ

 

 

「いやぁ、ごめたん、ごめたん」

 

 

 

このペア大丈夫だろうか?

 

 

ビルに入り、最初の通路を抜けると曲がった先に階段を見つけた芦戸

 

「あ!階段見っけ!」

 

「順調じゃないか」

 

二階に上がるとそこには…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「森!?」」

 

二階に上がったら壁と言う壁に蔦や植物の根がびっしりついており、窓も蔦の隙間から僅かに光が入る位である

 

 

「ここから本番って訳だね☆」

 

「よっしゃ!行っちゃうよ!」

 

 

フロアに上がるとメロディが聞こえてくる

 

「この音…牧場の音だよね?」

 

 

「上から聞こえてくるね☆」

 

「ヒントあるなら楽勝!」

 

 

そのまま進む二人

 

 

 

 

5分ほど進むと青山が気付く

 

「………ねぇ…ここってそんなに広かったっけ☆」

 

 

「…階段が見つからない…」

 

 

歩けど、ずっと歩けど、森の通路、階段どころか、部屋すら見つからない

 

 

「どーなってんの!?これ!」

 

「はは!迷子だね☆」

 

 

「笑い事じゃなーい!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

4階

 

スチールパンを叩いて、[サリアの歌]を叩き続けるリンク

 

 

「順調に迷っているです。」

 

ケミィは苺大福を食べながら、現状をシーカーストーンで確認している

 

現在、ケミィ、ボク、ナビィは核爆弾の前で、高見の見物をしている

 

因みに、シィはサリアの歌で寄ってきた、コログと共に、現地の状態を確認してもらっている

 

 

ボクの作戦は、迷いの森をそのまま再現しちゃおうっと言う作戦

 

 

二人が通った後、ルートの植物をコログの力で、コースを変え、道印になりそうなものは排除、部屋の中も植物を生やし、細い道を作り、また、コースを変える

 

サリアの歌を引き続けるのも、コースを変えている時の音がバレないためである。

 

 

「壁を突き破って来たらどうするです?」

 

「2階の踊場と3階には、結構な量のデグババ植えといたし、4階への階段はシィが交配したデグの花を植えたし、大丈夫だろ…それよか…」

 

リンクは、奥で、横になっている八百万さんを見る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………ンッ…」ビクッ… カオマッカ

 

 

時々、ビクって動く八百万さん

 

「こんなになるまで頑張ってくれるなんて…言ってくれればいいのに…」

 

心配そうに見るリンク

 

 

 

 

 

 

「「トドメはリンクが刺したです」」

 

「そうだよね…無茶させちゃったよね…」

 

 

「チョット、チガウキガスル…」

 

 

 

少し、回想すると…

ーーーーーーーーーーーーーー

2階

 

 

八百万さんに土を作ってもらい、リンクは種を蒔いている

 

「く…流石にキツイですわ…」

 

 

2階が終わった位で、八百万さんに限界が来た

 

 

「お疲れ、後もう一息だから、これ飲んで」

 

 

リンクは牛乳を取り出す

 

 

「すみませんわ…!」

 

 

八百万さんは初めて花子の牛乳飲むんだっけ?

 

「美味しい!どこの牛乳でありますの!?」

 

「うちの牛乳だよ。ボクが育てた花子って牛の牛乳」

 

「そうなんですのね…甘い上、濃いのにスッキリしていますわぁ~」

 

八百万さんの顔が幸せに満ち溢れている

 

足元からピンクの光が溢れていく

 

 

「なんですの!?体が…ンッ」

 

八百万さんは、体をよじりながら、膝をついてしまった

 

 

「ん~//////はぁ!」

 

 

そのまま仰け反ると、お腹から妖精が出て来て、ピンクの妖精が、八百万さんの体をぐるぐる回りながら、上に消えていった

 

 

 

「……………………」

 

 

目をぱちくりさせてる八百万さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう、大丈夫じゃないかな?」

 

 

リンクに声を掛けられて、気付く八百万さん

 

「…凄い…聞いてた以上ですわ」

 

「後少し、行けそう?」

 

 

「大丈夫でございますわ!今なら何でも出来る気がします!」

 

 

「じゃあ、次のフロアもお願いね」

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

4階

 

予定のフロアに土を引いた八百万さんは、肩で息をしていた

 

 

「大丈夫?予定より早く土を敷けたらのはいいけど…」

 

 

リンクは、心配している

 

 

 

 

 

 

 

「…調子に乗ってしまいましたわ…すみません、牛乳を頂いてもよろしいでございますか」

 

 

少し顔色が悪い…

 

 

「牛乳の前に、こっちをどうぞ」

 

ラップがしてあるティラミス苺大福を渡す

 

「こちらは?」

 

八百万さんが質問してきた

 

 

「花子の牛乳から作ったチーズで、今朝作った、ティラミス苺大福、ナビィ達のお気に入りの1つ」

 

 

見た目は、茶色い大福

 

 

「…いただきますわ…ハム…ムグムグ…!」

 

 

八百万さんは目をこれでもか!って位開いている

 

 

「凄い…皮の餅は少し苦味がありますが…中の濃いクリームチーズの波を苺の酸味で抑え、濃すぎる甘さを皮の苦味で整え、香り豊かになってますわ…と言う一体感!」

 

 

 

…グルメリポーターかよ

 

 

しかも、顔を赤らめながら言ってるが大丈夫か?

 

 

 

「皮には、コーヒーが入ってて、打ち粉にココアが入ってる、花子のマスカルポーネチーズに花子の生クリーム泡立てたホイップクリームと合わせ、一口の大きさにしたらイチゴジャムを少し乗せて、先ほどの皮で包んだ奴だけど…」

 

 

 

八百万さんの顔に生気が戻っていく

 

 

 

 

「あぁ…包まれてしまう…」

 

 

何にだよ

 

 

 

「う…ンッ~…」ビクビク

 

 

少し苦しそうだ、足がプルプルして、顔を赤らめ、目の焦点が合っていない…

 

 

「本格的にヤバい?もしかして」

 

 

リンクが近づくと、そのまま倒れ混んでしまう

 

「リンクさん…ア…私…」

 

 

リンクは、必死にナビィ達から学んだ、この場合の時の対処を思い出していた

 

 

「八百万さん」

 

 

優しく腰を抱き、後ろの頭をフワッと撫でながら、右耳にそっと優しく声をかける

 

 

「リンクさ…」

 

戸惑う八百万さん

 

「無理させちゃってごめん、ありがとう、助かったよ」

 

 

リンクは八百万さんに、優しく、いい子いい子している

 

「そん…なに…されたらも……………ンッン~~~!」ビクッビクビク

 

 

 

目がハートになっている八百万さんは、強くリンクに抱き付きながら、震え、力がなくなってしまった

 

 

「ちょ!八百万さん!起きて!傷はまだ浅いぞ!オーイ!だれか~!」

 

 

 

 

 

 

リンクは、助けを呼んだが、だれも来ない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ヤッパリ教育、間違ッテタワ…」

 

「やり過ぎたです」

 

 

「(;´゚д゚)ゞあわわわわ」

 

 

うろたえるナビィ達…

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ありがとうございました。


パウチの能力がお仕事回でした。

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