多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

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体育祭04

放課後ー食堂

 

 

ランチラッシュ先生の元に行き、当日使える食材の確認を行っている

 

「いやー、こんな食材、初めてだよ!料理人なら1度は触りたい食材だよね!」

 

ランチラッシュ先生はリストを見て興奮している

 

 

 

「ひんやりメロンにマックスラディッシュ、上ケモノ肉、ニオイマス…!マックストリュフまで…」

 

 

 

 

 

高級食材のオンパレード…大丈夫か…予算

 

 

 

 

 

 

「試験の時に、ロボットを治してくれたから、予算かなり余ってるらしいよ」

 

 

 

 

 

なら遠慮なく

 

 

 

 

 

「なら…果物系はこれと…これ…」

 

 

 

 

 

 

使いたい食材を選んでいく

 

 

 

 

 

 

「これで大丈夫です。」

 

 

いろんなの選んだが…本当に大丈夫か?軽く70万は越えるぞ

 

 

「試作用のは3日前あげるから、また来てね!」

 

 

「了解しました。ランチラッシュ先生…?」

 

 

 

 

 

 

後ろに何かいる

 

 

 

 

 

 

「ランチラッシュ先生、あれ…」

 

 

 

 

「ん?どうしたのかな?」

 

 

 

 

ランチラッシュが振り向くと、冷蔵庫の隙間からネズミが…

 

 

 

「…!ネズミだと!いい度胸だ!駆逐してやる!」

 

ランチラッシュ先生の手が変形し、ニードルになっていく

 

 

「この!待て!」

 

 

ランチラッシュ先生の投げるフォークやナイフを、ネズミは器用に逃げて行く、まるで、先を読んでる様に

 

 

 

 

知能指数が異様に高く見える

 

 

「…あのネズミ…なんか変だ」

 

「妖精っぽいです」

 

 

 

 

ケミィは何かを感じた様だ

 

 

「ランチラッシュ先生待って!」

 

「なんだね!?」

 

 

ネズミは刺さったフォークを使ってポーズを決めている

 

 

 

人間をおちょくっている

 

 

 

「もしかして、それ、妖精かもしれない…ちょっと試させて下さい」

 

 

リンクは手にチーズを持ちネズミの前にやる

 

 

 

 

 

クンクン「…パク…!」

 

 

 

するとネズミが輝き、右手に吸収されていく

 

 

 

 

頭の中に音楽が流れる…

 

リンクは♪~[レミーのクッキングマーチ]~♪を覚えた

 

 

 

 

 

「ヤッパリでありましたか…」

 

シィは、納得している

 

 

 

 

 

「あれはなんだね?」

 

 

 

ランチラッシュ先生は、驚いている

 

 

「自分の個性が発動しただけです。あのネズミ、妖精でした。」

 

「じゃあ、不衛生って訳ではないって事だよね!」

 

 

肩を掴んでガクガクされるリンク

 

 

「だだだ大丈夫ですよよよよ」グラグラ

 

 

 

 

「…良かった」

 

 

 

ランチラッシュ先生は、安心している

 

 

 

 

「念のため、業者呼ぶから、帰っていいよ」

 

 

 

 

「わかりました。それでは」

 

 

 

 

 

食堂を出ていくリンク

 

 

 

 

 

「どんな個性だろう…料理関係かな」

 

 

 

夕飯の調味料が切れてたのを思いだし、コンビニに寄ってから帰る事にした

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

自宅

 

 

今日の夕飯は、鮭がまだ残ってたよな…

 

ちゃんちゃん焼きでもするか

 

 

鮭、キャベツ、じゃがいも、パプリカ、玉ねぎを切っていると違和感に気づく

 

 

(あれ、何か違う…知識や経験の刷り込みじゃない…まるで食材がここを切れって言ってるみたいだ)

 

調味料の味噌、味醂、酒、ニンニクを合わせていく時もそうだった

 

まるで、さじ加減を教えてくれるようだ

 

何時もより、楽しい

 

 

 

~~~~~

・・・・

・・・

・・

 

ちゃんちゃん焼きが出来た!

 

ご飯と味噌汁も用意して…

 

 

「おーい…出来たぞ…」

 

 

ドールハウスから顔を出すナビィ達

 

 

「ご飯です」

 

「お腹空いたであります。」

 

「今日ハ、チャンチャン焼キネ」

 

 

…何時ものより、なぜか輝いて見える…バターの力か?

 

 

「「「いただきます!」」」パク…モグモグ…パタ

 

 

 

 

 

 

 

ケミィが倒れた

 

 

 

 

 

「何があった!へ!?なんで!?」

 

 

顔がイッチャってらっしゃる!

 

 

 

 

 

 

 

 

ケミィを突っつくと、ナビィやシィも落ちた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいおい!何があった?ちゃんちゃん焼きが原因か?」

 

一口食べて見る

 

 

「!!何時ものより、コクがかなり深い…それぞれの味もこれ以上無いって位になってる…コンビニの調味料なのに…」

 

 

ムク

 

あ、起きた

 

 

 

「「「…」」」クワ!

 

ちゃんちゃん焼きに群がるナビィ達

 

 

怖!

 

 

ガツガツガツ!ガツガツガツ!!

 

 

体より多い量を食ってやがる…!

 

 

「僕の夕飯~!」

 

 

まさか、妖精と奪い合いになるとは思わなかった!

 

 

 

 

 

 

 

 




《レミーのおいしいレストラン》よりレミー参戦


レミー召喚スキル

食材の状態把握(オート)

食材の効果向上(オート)

食歴レポート(召喚中のみ、対象者が何を食べて来て育ったかを知る)


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