多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
牛乳
通常は工場にて殺菌され、瓶等に入れられたり、遠心力を使って生クリームにされている
ここでは個人ブランドの牛乳を検査し、瓶に詰め、各地の小売りに送られていく
しかし
今回、とある牧場の牛乳が少し変わっている、
「牧場さんの牛乳、何かが変じゃないか?」
「でも、成分検査で特に問題無かったゼ」
「でもよー牛乳って…輝いているっけ?」
「前に工場の電球LEDにしていたからその性だろう」
「そりゃそっか…」
工場員の手により、殺菌処理されて、瓶に詰められた牛乳は各地に送られる
その牛乳の効果を知らないまま。
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東京ー雄英高校
食堂
この飯処は、農協に契約しており、より優れた食材を無駄なく、かつ、効率良く届いてくる
ここの飯処を管理しているプロヒーロー「ランチラッシュ」
彼の個性は「栄養管理」触れた食材の栄養が分かる
あくまでも栄養がわかるだけで調理技術は彼個人の長年の修行によるもの
そこに、例の牛乳が届いた
「ニンジン、ピーマン、ジャガイモ、椎茸、……牛乳、?牛乳?」
ランチラッシュは異変に気付いた。この牛乳他の食材と違って人一倍輝いている
「 ……個性発動…たんぱく質、カルシウム、ミネラル、ビタミン類…特に栄養が高いだけで問題ないな」
特に考えることなく、ただ栄養の高いだけの牛乳だと思っていた。
ランチラッシュはそのまま仕込みに入る
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お昼休み
飯処はラッシュピークを迎えており、生徒や先生方で賑わっている
「いてて」
「大丈夫?右足」
ここはヒーローを目指す学生が大半なので怪我も絶えない
「大丈夫だろう、午後は座学だけだし」
怪我をした生徒は、特に気にすることなくカレーセット(カレーライス・サラダ・牛乳)を頼む
「気を付けなよ、傷残っちゃうよ」
心配した生徒はグラタンを頼む
しばらくすると奥から料理が出てくる
「あいよー!カレーAお待ち!グラタンお待ち!」
ランチラッシュの掛け声の元、お盆が出てくる
「どこ行く?」
「そこ空いているぜ」
何となく空いた席があったのでそこに座る
「モグモグ…さっきの場合どうすればよかった?」
「そうだね…パクパク」
「…ミルクうめぇ~どこの牛乳だ?」
今日の牛乳は何時もよりウマイのか、おかわりする人もいた
いつもの風景だが…それは食後、器を返すときに起こった
「「うぉ!」なに!?」
体が突然光出し、ピンクの丸い羽のはえた生物が出てくる
謎生物は生徒の体をぐるぐるまわった後空に行ってしまった
突然起こった、食堂の出来事に周囲がざわめき始める
すると他の生徒も同じ現象が起きる
「一体…何が起こっている!」
「おい!だいじょうぶか!?」
「あ…あぁ、問題…あれ?怪我が治ってる!」
ガヤガヤ
どうやらミルク系の注文した生徒だけ起こった現象のようだ
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職員室
「では、先ほどの昼休みに起こった事件について、ランチラッシュ先生、仕入れの時に変わったことはありませんか?」
食堂での出来事で緊急会議が行われていた
「いや…特に変わったことは…あ!何時もの牛乳!朝の時輝いてました。」
ランチラッシュ先生は、変わった牛乳を思い出した
「もっと早く報告してください!!テロだったらどうするのです!」
「どうやら、調べたら各地に同じ現象が起こったようだな…病院、美食クラブ、スーパー…今、農協は電話対応をされております。」
「今回の牛乳騒動、どこの牛乳だ?回復するならもっと買いたいんだが…」
「確かになんだな、これが
「「「「無敵集団完成…」」」」
根津校長「今回の件、早めに調べて、生産者を保護してください!」
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都会でこんなことが起きている事を知らない牧場家は…
マモリ「……ZZzzz」
牛達とお昼寝していた
今回もありがとうございました。
初めてヒロアカと絡みましたが、本格的にからむのはもっと主人公が育った後です。
ランチラッシュの個性、解らなかったので自分で作りました。
また( `・ω・´)ノ ヨロシクー