多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

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期末試験02

勉強開始から2時間

 

みんなに疲れが見えてきた

 

 

「少し、休憩しましょうか…煮詰まって来ましたし」

 

 

八百万さんの提案

 

「「「さんせ~…」」」

 

 

 

みんなグロッキーだ

 

 

リンクは頭から煙が見えそうになっている

 

「少し、トイレに行ってくる…」

 

リンクは席を立った

 

 

「トイレは突き当たり右にいったら2番目を左ですわ」

 

 

八百万さんが教えてくれた

 

「わかった…ありがとう」

 

リンクはトイレに向かった

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

トイレ前

 

 

用を足した後、帰り道を戻っているリンク

 

 

「…ここどこ?」

 

 

同じような造りの通路に迷ってしまった

 

 

「…ここでエコーロケーション使う訳にはいかないし…」

 

 

適当に歩いていると中庭に出た

 

 

迷いの森を抜けた先にあるコログの森や神殿とは違う、計算された美しさがある

 

 

「…これは、結構な風景で…」

 

リンクは感動している

 

「西洋の庭園であります!」

 

「薔薇ノ門ナンテ初メテミタワ…」

 

 

 

 

中庭を進むと1つだけ枯れ掛けている木を見つけた

 

 

「…これだけ、弱ってるであります…」

 

 

…治してあげようか

 

「ナビィ、ちょっといい?」

 

「ワカッテイルワ」

 

♪~[森のメヌエット]~♪

 

デグナッツになるリンク

 

腐ってる部分を削り、デグナッツのスキルを発動する

 

 

♪~[目覚めの伊吹]~♪

 

 

すると、削った所は修復され、葉っぱに活力が戻った

 

 

「元気になったです!」

 

ケミィも喜んでいる

 

 

「えがった、えガ!」ドカ!

 

 

ヘブッ!

 

 

リンクは気を失った

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「ん?何か引いたかの?」

 

 

庭師っぽい爺さんは一輪車の下を見ると、デグナッツが倒れているが他の人には、むき出しになった根っこにしか見えない

 

「…珍しい植物じゃな?鉢にでも入れとくかの」

 

 

リンクは一輪車に入れられ、運ばれていく

 

 

 

 

 

 

 

 

近くの木に隠れてたナビィ達

 

 

 

「ヤバいです…」

 

「早ク、八百万サンニツタエナイト!」

 

「…でも、自分達迷ってたでありますよ?」

 

ナビィ達に沈黙が流れる

 

 

「探すです!」

 

「急ぐであります!」

 

 

急いで、さっきの部屋を探すナビィ達

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

ビニールハウス

 

 

 

デグナッツリンクは鉢に植えられいる

 

 

「…(起きたら、鉢に植えられているこの状況はいったい…)」

 

 

まださっきの爺さんにメンテナンスされているリンク

 

 

「(頼む!誰か来てくれ~(泣)ちょ、栄養剤ささな…シミる~!!)」

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

広間

 

 

八百万さんは心配していた

 

「…遅いですわね」

 

芦戸さんも心配している

 

「迷ったんじゃない?」

 

 

「探しに行って見るか?」

 

瀬呂の提案

 

 

「…行ってみましょうか…」

 

八百万さんを先頭に廊下を歩くとナビィ達に合う

 

 

「あぁ!牧場くんの妖精!」

 

 

「何で、牧場は?」

 

 

ケミィが答えた

 

 

「大変なのです!」

 

 

ナビィ達に事情を聞いて、その後、救出されたリンクでした。

 

 

散々弄られたのは言うまでもない

 

 

 

 

 

 

 

「…あのままほっといたら、私以外に頼らなくなって…ポ//」

 

 

目のハイライトが消えた八百万さんの言葉を盗み聞きしたリンクは、2度と八百万家で、単独で、デグナッツにならないと誓っていた

 

 

 

 

 




ありがとうございました。

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